2008年8月 7日 (木)

追悼 ジャンニ・マシャレッリ

衝撃的なニュースが入ってきました。

モンテプルチアーノ・ダブルッツォの有名な生産者、ジャンニ・マシャレッリ氏が7月31日、脳卒中により逝去されました。51歳という若さです。
イタリアの安いワインの代名詞でもあるモンテプルチアーノ・ダブルッツォの品質向上に力を注ぎ、国際的なワインへと押し上げた第一人者です。
彼のワインは赤・白・ロゼそれぞれ一度しか飲んでいませんが、その力強さはしっかりと印象に残っています。

Masciarelli Trebbiano d’Abruzzo 2005

MASCIARELLI VILLA GEMMA MONTEPULCIANO D'ABRUZZO CERASUOLO 2006

MASCIARELLI MARINA CVETIC’ Montepulciano 2003

今後は彼のワインは飲めなくなるのでしょうか?

今我が家にはなく、札幌市内でも購入できないのですが、必ず飲んでおこうと思います。

ご冥福をお祈りいたします。

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2008年8月 2日 (土)

北海道ワイン座談会 in 小樽

国産ワインを愛し、全国津々浦々ワイナリーを自転車で巡られているおっくーさんが北海道に来られると連絡をいただきました。
それなら、せっかくなので私のブログを読んで下さっている国産(道産)ワインを愛する方々で集まって北海道ワインを飲もう!ということになり、ワイン会を企画しました。
まぁ、早い話がオフ会です。

北海道ワイン社のお膝元である小樽で、北海道ワインを飲むとなれば会場はここしかありません。小樽バインです。
オンリストされている北海道ワインの量・質はおそらく世界No.1でしょう。

そして今回のメンバーは、おっくーさんまっきーさんご夫妻よしさん、副部長、私の計6名です。
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本当は北海道ワイン社の阿部ソムリエも参加予定だったのですが、残念ながら諸事情により欠席となってしまいました。

今回のワインは持ち込みではなく、カフェのリストの中から選びました。お値段も安く、大体価格+1000円で設定されています。 で、選んだワインがこちら!
Wine




さながら贅沢北海道ワインの会となりました。

①北海道ケルナースパークリング

Photo_2

最初の乾杯はやはり泡!あまり種類がない中、甘口ではないのを選択しました。このケルナーはやや甘口でとてもフルーティーなスパークリングですが、苦味も程よく、食前にはピッタリでした。





②北島秀樹ミュラー・トゥルガウ 2004

04
余市の”葡萄造りの匠”北島さんのミュラーです。最近リリースされていなかったので、私自身飲むのが非常に久しぶりです。今はこの04が購入できます。北島さんのワインはケルナーに代表されるようにとても香りが豊か。でも今回はグラスが小さかったのであまり香りを利くことができませんでした。味わいはとても果実味豊かで、フルーティーです。やや甘口といったところでしょうか。4年経っているので酸も角がとれていて丸いんですが、若干私には物足りませんでした。でも美味しいワインです。

③北海道ヴァイスブルグンダー 1995

95
これはおっくーさんオススメで選びました。鶴沼シリーズの前のシリーズにあたる北海道シリーズです。ヴァイスブルグンダーはピノ・ブラン。私も鶴沼シリーズではお世話になっていますが、1995なんてそう飲む機会はありません。色は黄色味が強く熟成感を思わせます。味わいはとてもボディが豊かで、酸も非常に柔らかくなっています。ステンレスなのになんとなく焼き栗のようなニュアンスもあり、面白いです。余韻も長く、チーズ系のお料理にピッタリでした。今がピークかもしれません。とても良い熟成感でした。

④光芒ツヴァイゲルト・レーベ 1999

99

お肉も出たので赤も頼みました。光芒シリーズのツヴァイゲルトレーベです。シリーズと書きましたが、この年以降は見たことがありません。葡萄は前述した北島さんのものです。こちらはは小さいグラスにもかかわらず、ホワイトペッパーや枯れ木の香りがとてもしっかりしていました。色もオレンジがかっていてとても綺麗なルビーでした。1999年は良いビンテージで、ブドウがしっかり熟したんだろうなと思わせる凝縮感がありました。決して濃い訳ではなくとても上品な印象です。タンニンもとても滑らかで、酸との絡み具合が最高でした。これも美味しかったです。ただサーブされた温度がちょっと高めだったので、やや低めの方がより一層美味しく感じられると思います。

⑤鶴沼NOBILE ROT KERNER 2004

Noble_rot37kerner04
なんと、阿部ソムリエからいただきました。洞爺湖サミット開催にちなんで、限定でリリースされた貴腐ケルナー04です。感謝です。こちらも熟成が進んでいて、以前飲んだときよりも良い具合に枯れた感じあり、さっらと感が増していました。もちろんハチミツのような甘味がドカンときますが、ボテっとしておらず、しかも酸がしっかりしているので、飲みやすいです。北海道ワインを愛する者にとってはこれは最高のデザートワインでしょう。阿部さんありがとうございました!

なかなかこうやって北海道ワインだけを飲む機会が私もありませんので、とても楽しい会でした。とにかく皆さん、道産・国産ワインの知識がとても豊富。勉強になりました。色んな話題で(コルクの話しも…)盛り上がり、最後は小樽バインのショップで試飲してお開きとなりました。
北海道ワイン社は道産ワインのリーディングカンパニーだというのは誰も異論がないと思います。ここの成長なくして、道産ワイン全体の質の向上ななし得ません。これからも我々は応援します!

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。そしてまた集いましょう!

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2008年7月12日 (土)

札幌イタリアワイン・サミット2日目

札幌イタリアワイン・サミット2日目です。
今回の議題は
「道産魚介の刺身とイタリアワインのマリアージュ」
個人的には「刺身はやっぱり日本酒でしょう」と思っていたので、一度やってみたかった企画です。 果たしてあうのかどうか、期待と不安の中開催しました。

今回の参加メンバーは前日参加された川頭さん、伊東さん、副部長、私に加え、ワイン仲間のキャンティファームさん、ワイン会でお知り合いになったワイン勉強中のノクターンさんの計6名。
各自で和食にあうと思われるイタリアワインを持ち寄りました。

会場は札幌ススキノ入り口にある和食料理店「一の喜」です。ヤックリュさんにご紹介いただき特別にワインを持ち込ませていただきました。個室でとても雰囲気のあるお店でした。

刺身はこちらです。
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ボタンエビ、マグロ、イカ、ホタテ、ウニ、毛蟹、ズワイガニ、蒸し牡蠣、北寄貝、トロサーモンです。


持ち込んだワインはこちら! 会話と料理に夢中になり、全ての写真を撮ることができませんでした。

①LE MANZANE PROSEO ROSE
アルトリヴェッロで扱っているスプマンテです。レ・マンザーネというワイナリーのプロゼオというプロセッコです。5%メルローをブレンドしており、とても綺麗なルビー色のロゼです。その美しさ、美味しさから爆発的に売れたスプマンテです。北海道にはまだ入ってきていません。やっと飲むことができました。 個人的には一番難しいと感じている生のエビにもまずまずの相性でした。マグロが一番良かったと思います。和食全般にあうスプマンテです。やっぱり噂通り、美味しい!

②FARNESE MONTEPULCIAO D'ABRUZZO CERASUOLO 2007
ファルネーゼのチェラスオーロです。昨年2006を飲んでおり、軽い甘酸っぱさが特徴のロゼワインです。甲殻類にはロゼがあうだろうと思い、私が持ち込みました。ただ、今回はこの他にパリオミケーレサッタのロゼしか購入の選択肢がなく、パリオは若干薬臭く、ミケーレサッタは刺身にあわないのは確認済みだったので、これにしました。結果はエビとの相性は一番でした。やはりロゼはいいですね。ただ、これもやっぱり時間が経つとちょっと薬臭くなります。カプリカプリでいただいたイル・ミーモマシャレッリのチェラスオーロもあわせてみたいです。

③AVIGNONESI Sauvignon Blanc CORTONA 2006
ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノの造り手で有名なアヴィニョネージのソーヴィニヨン・ブランです。コルトナという名前で、シャルドネが少しブレンドされています。すっきり系の味わいで、相性は悪くなかったかと思いますが、印象はあまり残っていません。

④CANTINE FARRO CAMPI FLEGREI FALANGHINA 2006
Campi_flegrei_falanghina06
カンティーネ・ファッロというカンパーニャのワイナリーの白ワインです。カンピ・フレグレイという名前でファランギーナというブドウで造られています。2005を以前飲んでおり、南のワインでありながら程よい濃さと、しっかりした酸、ナポリの海を思わせる塩気が特徴。きっとあうだろうと思い私が持ち込みました。結果はまずまず。塩気がやっぱり良い具合で、特に北寄貝やホタテの貝類には私は一番でした。実はこのビンテージで日本での発売は終了となります(涙)。

⑤RONCHI DI CIALLA CIALLABIANCO 2005
Ronchi_di_cialla_ciallabianco05
ロンキ・ディ・チャッラというフリウリのワイナリーのチャッラビアンコという白ワインです。セパージュはリボッラ・ジャッラ60%、ピコリット20%、ヴェルドゥッツォ20%と珍しいワインです。初めてお目にかかりました。熟成感があり酸も丸く、ほんのり甘味を感じました。美味しいワインですが、ワインが勝ってしまっていたように思います。

⑥PIERO MANCINI VERMENTINO DI GALLURA 2006
Piero_mancini_vermentino_di_gallura
ピエロ・マンチーニのヴェルメンティーノ・ディ・ガッルーラです。私のイチオシです。自信満々で持ち込みました。たっぷりなミネラルの中にブドウの甘味、ほのかな苦味、しっかりとした酸のバランスが絶妙に絡み合っています。このミネラル感はなんといっても牡蠣!やはり最強の相性でした。他の和食とも抜群の相性。美味い!! 去年とラベルが変わりました。

⑦GULFI CARjCANTI 2004
Gulfi_caricanti04
シチリアのグルフィというワイナリーで造られたカリカンティという白ワインです。カリカンテにアルバネッロというブドウが5%ブレンドされています。樽をかけていますが、それほど樽臭さはありません。酸がとても丸く2004でも結構熟成が進んでいた印象です。これもワインが勝ってしまっていたような印象です。火を通した鮭とあわせてみたいです。

⑧SANTADI CALA SILENTE VERMENTINO DI SARDEGNA 2000
サルディニアのサンタディというワイナリーのヴェルメンティーノです。2005を以前に飲んでいますが今回はなんと2000年。どんな感じで熟成しているのか楽しみでしたが…。残念。飲み頃は過ぎてました。

⑨PODELI DEL SOLE Feudo di Archia
Feudo_di_archia
またまたシチリアのワインです。ポデリ・デル・ソレというワイナリーのフェウド・ディ・アルキアという白ワインです。これもアルトリヴェッロで取り扱っているワインで道内初お目見えです。インツォリア 80%にシャルドネ20%のブレンドです。インツォリアも初めてです。さほど濃くはないのですが、きちんと果実の甘味と酸味、しっかりとしたミネラルを感じます。薄すぎず、濃すぎず、良いバランスを保っています。ヴェルメンティーノとは違う、独特の味わいがあります。これも和食全般に良くあいました。

結局の所、道産食材の刺身とイタリアワインとの相性は良かったです。
特にサルディニア、シチリアの島のワインはさすがに魚介と良くあいました。
良い勉強になりました。ワインでもいけるんですね~。

これからも道産食材とのマリアージュを楽しんでいきたいと思います。

参加された皆様、ありがとうございました!

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2008年7月11日 (金)

第1回札幌イタリアワイン・サミット

洞爺湖サミットにあわせて、という訳ではないようですが、インポーターのアルトリヴェッロの伊東さんと、闘うワイン商こと川頭さんが8日に来札されました。
となればやはりここはワイン会!ということで札幌のイタリアワイン好き仲間が集まってディナーを楽しみました!

色々なお仕事の方が集まりましたので、洞爺湖サミットにあやかって「第1回札幌イタリアワイン・サミット」と勝手に私が会に名前を付けました。

会場は札幌でなかなか予約のとれない超人気イタリアン、サッポリーニさんです。今回私もはじめて入ることができ、とてもラッキーでした。

今回の参加者です。
・川頭さん(イタリアワイン商代表)
・アルトリヴェッロ 伊東さん(イタリアワインインポーター代表)
・はやしや商店 林津さん(イタリアワイン販売店代表)
・マガーリ 福島さん(ソムリエ代表)
・ヤックリュさん(ワイン愛好家代表)
・副部長(Eniwa wine club代表)
・私(酒好きオヤジ代表)
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開けたワインはスプマンテ2本、白1本、赤3本です。泡を除いたワインを簡単にご紹介します(後半はほとんど記憶がないもので…)

①ERIO GRASSO EDUCATO LANGHE CHARDONNAY 2006
Elio_grasso_chardonnay06
バローロの造り手で有名な蔵エリオ・グラッソのエデュカートというシャルドネの白です。初めていただきました。バリックを使っており、ミネラル感もあるのですが、私には酸が全く物足りなかったです。それなりの評価を得ているようですので私の舌の問題?ワインの個体差?かもしれません。


②SILVIO GRASSO DOLCETTO D'ALBA 2005
Silvio_grasso_dolcetto05
こちらもまたモダン・バローロの造り手、シルヴィオ・グラッソのドルチェット・ダルバです。ドルチェットはその名の通り、甘味をしっかり感じる品種というイメージがあるのですが、これは甘味が薄く、シソのニュアンスもあったためバルベーラと間違えました。やはり新樽の使い手、樽香が強いです。


③Cantina Bolzano ST.MADDALENA-GRIES LAGREIN 2006
Gries_lagrein06
アルトアディジェにあるカンティーナ・ボルツァーノのグリエスという廉価ラインのサンタマッダレーナ・ラグレインというワインです。私の中では定番の北イタリアの赤です。ブドウの甘味をしっかり感じることができ、そこに苦味と軽めのタンニン、柔らかい酸味が絡みあっていて相変わらず美味しいです。2005よりも酸がしっかりしている印象です。


④Cantina Bolzano ST.MADDALENA LAGREIN RISERVA TABER 2005
Taber05
こちらはグリエスの上級クラス、タベールです。2004はイタリアのワイン専門誌で賞を総なめにしたモンスターワインです。私の憧れの一つでもあります。グリエスのラグレインでもしっかりとした凝縮感を感じるんですが、こちらは圧巻です。全ての味の要素が濃いんですが、どれかが突出しているわけでなくうまく溶け込んでおり、バランスの良さを感じます。酸が綺麗です。ただ、濃い!とにかく濃い!まだまだこれからですね。これは長熟向きだと思います。ラグレイン、やっぱり北海道に欲しいブドウです。

道内におけるイタリアワインの今後の展開、現地での裏事情や流通のお話などなど、いろんな話題で盛り上がりました。盛り上がりすぎ、料理の美味しさがさらに拍車をかけ、ワインがすすんでしまい、記憶がまだらです(苦笑)。
結構酔っぱらってしまい共同宣言の作成を忘れてしまいました。

皆さん二次会へ流れましたが、私と副部長はギブアップ。議長失格です。

このサミット、第2回は9月に行う予定です。

参加者の皆さんお疲れ様でした!

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2008年6月10日 (火)

シャトー・メルシャン 甲州きいろ香 2007

今回はイタリアでも北海道でもないワインをご紹介いたします。

私がワインの香りを表現する上でとても勉強になり、今でも教科書的な存在である著書があります。

アロマパレットで遊ぶ―ワインの香りの七原色 アロマパレットで遊ぶ―ワインの香りの七原色

著者:富永 敬俊
販売元:ワイン王国
Amazon.co.jpで詳細を確認する

著者である富永氏はボルドー大学でワインの香りについて研究されている方です。
この富永氏が今月8日、フランスのご自宅でお亡くなりになられました。53歳という若さです。
著書でしか私は知りませんが、いつか直接お話を聞いてみたいと思ってました。

氏はソーヴィニヨン・ブランから発せられるグレープフルーツやパッションフルーツの香りは3-メルカプトヘキサノールという化合物から発せられ、これは果汁中には含まれずプレカーサーという香らない形で存在していることを発見しました。このプレカーサーが醸造の過程で3-メルカプトヘキサノールに変化することによって、グレープフルーツやパッションフルーツの香りを発するそうです。このプレカーサーがソーヴィニヨン・ブランだけではなく、甲州にも存在することを発見しました。そこでメルシャンとの共同プロジェクトとして、甲州が潜在的に持つ香りを最大限に引き出したワインを造る試みが始まりました。そしてこのワインが2005年に誕生したのです。
まさに、これから国産ワインの質の向上のためにもっと頑張って欲しいと個人的に思っていた矢先の訃報でした。とても残念です。
過去に飲んだことはないのですが、どうしてもその香りを利いてみたくて、哀悼の意を表し、今回この2007を開けました。
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続きを読む "シャトー・メルシャン 甲州きいろ香 2007"

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2008年5月24日 (土)

月浦ワインリベンジ会

札幌のワイン仲間であるヤックリュさんの企画で開催されたワイン会です。なぜ「リベンジ」なのかと言いますと、月浦ワインはヤックリュさんが道産ワインで一番惚れ込んでいるワインで、前々から「一緒に飲もう!」という話しがあったんです。そこで去年11月オフ会ということでワイン会を開催し、その時月浦ドルンフェルダー97、00、01を持参してくれたのですが…。残念なことに逝ってしまってたんです。そのことをずーっとヤックリュさんは気になさってくれていて、今回そのリベンジをしようと実現したのです!
参加者は私と、副部長、ヤックリュさんのワイン仲間2名の計5名。
場所はいつも予約でいっぱいで札幌市内で超人気のイタリアン「Sagra(サグラ)」です。
このサグラでは当然イタリアワインを置いていますが、月浦ワイナリーも置いているんです。
お店の月浦に加え、各自がイタリアか道産ワインということで持ち寄りました。
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右から、飲んだ順番です。
①月浦ワイナリー ミュラー・トゥルガウ 2006
②JERMANN SAUVIGNON 2005
③中央葡萄酒 グレイス ピノ・ノワール 2006
④Terre del Barolo Barbaresco RISERVA 1999
⑤Querciabella Palafreno 2001
⑥ANTINORI Pian dell Vigne BURUNELLO DI MONTALCINO 2001
⑦月浦ワイナリー ドルンフェルダー 2004 樽熟成

5人で合計7本!実によく飲みました。

①月浦ワイナリー ミュラー・トゥルガウ 2006
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まずは月浦の白で乾杯!ミュラーは私の好きな品種です。2005はしっかりした酸味と豊かなボディが印象的でした。今回の2006もとても果実味豊かで、酸味は05より丸く、その分実に飲みやすいです。ボディがしっかりしており、月浦らしさを感じます。



②イエルマン・ソーヴィニヨン 2005
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ヤックリュさんのお友達ご持参のワインです。イエルマンは実に久しぶり。フリウリを代表する白ワインの造り手で、ドリームスというワインで一躍有名になりました。そのベースのソーヴィニヨン・ブランです。グレープフルーツにハーブのニュアンス。こちらもとても果実味が豊かで黄ブドウをそのままかじったような味わいです。酸は若干おとなしめですが、余韻も長くとても美味しいソーヴィニヨンでした。この日出されたアスパラにピッタリ!


③中央葡萄酒・グレイス千歳ワイナリー ピノ・ノワール 2006
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この記事の前に書きましたが、余市産ピノの続きで、副部長ご持参です。ブラインドで出してもらいました。さすがヤックリュさん、道産ピノはすぐに当たりました。05に比べるとやや濃い目のレンガ色で、香りはやはり枯れ草を感じます。味わいは酸味が強いのですが、果実味もそこそこあり、05より上出来です。これは2日目に飲んでみたいです。余市産ピノ、今後が楽しみになりました。ヒメマスのグリルとグー!


④テッレ・デル・バローロ バルバレスコ リゼルヴァ 1999
Terre_del_barolo_barbaresco99
こちらもヤックリュさんのお友達ご持参のワインです。テッレ・デル・バローロとはバローロの協同組合で、コストパフォーマンスの高いバローロやバルバレスコを造り出します。香りはベリーにタバコのスモーキーさが混ざり、まさに大樽のネッビオーロ。果実味豊かで酸もしっかりし、タンニンはしなやかで全体的にソフトな印象です。とても飲みやすいネッビオーロです。やっぱり美味しいです。


⑤クエルチアベッラ パラフレーノ 2001
Querciabella_palafreno01
ヤックリュさんご持参です。クエルチアベッラのキャンティ・クラシコは私が好きなワイン。このパラフレーノはメルロー 55%、サンジョヴェーゼ 45%のブレンドです。2000年よりキャンティ・クラシコ・リゼルヴァの生産を止め、これに変えたそうです。まだ2001があったとはすごいです。2004からはメルロー100%になったので、これは貴重です。メルローの豊かな果実味にサンジョヴェーゼの酸がうまく絡んでいます。濃すぎず、薄すぎず、重すぎず、軽すぎずとてもバランスのいいワインです。美味い!


⑥アンティノリ ピアン・デルヴィーニュ ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ 2001
Antinori_burunello01
私が持参したワインです。ブルネッロはサンジョヴェーゼ・グロッソというブドウ100%で造られるワインですが、最近違うブドウをブレンドしているという疑惑があり、話題になりました。このアンティノリ社も疑われているワイナリーの一つです。2001はおそらくブレンドされてはいないと思いますが…。これもブラインドで出してもらいました。やはりヤックリュさん、サンジョヴェーゼを良く飲まれているのでサンジョヴェーゼ・グロッソとすぐわかりました。さすがです!とても凝縮感のある味わいで、ブドウの甘味をしっかり感じ、タンニンも豊かでかつベルベット。これまたやっぱり美味しい!ただ酸はブルネッロにしてはやや弱いかなという印象です。メインの和牛にも力負けしませんでした。


⑦月浦ワイナリー ドルンフェルダー 2004 樽熟成
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本当は⑥で終わる予定だったのですが、やはりドルンを飲まないとリベンジにならない!ということで、お店にお願いして開けてもらいました。他の道産赤ワインにはない濃さです。しっかりとした果実味に後半から余韻へカカオのような苦味が続きます。樽香はほとんど感じません。果実味が濃くて苦いだけなら飲み飽きするのですが、そこはしっかり酸がしめてくれます。月浦のテロワール。いいですね~。


今回はリベンジどころか、それ以上に素晴らしく楽しい会でした。
月浦も私が知っている味わい以上の美味しさでした。やはりプロが扱うと違うんですね。
ワインもお料理も美味しく最高でした。毎回違うグラスを用意してくれたサグラさんにも感謝します。お忙しい中ありがとうございました。
それにしてもヤックリュさんのワインに関する知識、人脈、凄いお方です。色々お話を聞いてとても勉強になります。
ヤックリュさん、楽しい会をありがとうございました!またよろしくお願いします!

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2008年5月14日 (水)

札幌三越イタリアフェア

当ブログでお知らせしていますが、13日より札幌三越においてイタリアフェアが開催されています。「三越 イタリアフェア」で検索してこのブログに来て下さる方も結構います。それだけでこのフェアの関心度の高さが伺えます。となれば、はやり早く様子をレポート(ワインだけですが)しなければいけない!と思い、今日仕事帰りに行ってきましました。
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まずは腹ごしらえです。
今年は
・石橋幸雄(ミッシェルガーデンコート リストランテ「ラ・ヴィータ・エ・ベッラ」)
・萩原雅彦(リストランテ「カメレオン」)
・植竹隆正(リストランテ「カノヴィーノ」)
3名の料理が楽しめます。この3名は「リタリア料理界の革命児」と紹介されていますが、正直なところ石橋シェフしか名前を聞いたことがありません。札幌イタリアンの実力を知ってからは東京のお店はあまり興味がないのですが、石橋シェフのお店は伊豆と那須のリゾートホテルにあるため、まず食べる機会がないと思い、ここは石橋シェフの料理をオーダーしました。
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「ほうれん草を練り込んだタリオリーニ、鶏のラグーソース」+グラスの白ワインです。
白ワインですが、銘柄がわからないためブラインドです。香りはアプリコットが強く、味わいはほんのりハチミツのニュアンスを感じます。甘味がしっかりしており、酸は私にしてはおとなしめ。開けてから結構時間が経っていると予想しました。ここまでアプリコットが強いのは経験がないので、もう降参です。お店の人が教えてくれた正解はトレッビアーノ。う~ん、全然イメージが違います。トスカーナやアブルッツォのトレッビアーノのイメージとは全然違いました。いつものように嫌な客だと思われるので、産地までは聞けませんでしたが(苦笑)。
パスタのお味は…。ラグーの鶏が臭かったです。おそらくそんなに気になる程度のレベルではないと思うのですが、私はこの鶏の脂の臭みが苦手なので、ちょっと過敏なんです。鶏肉の素材の良し悪しは煮るとすぐわかります。ただワインがその臭みを消してくれたので、とても助かりました。パスタが1470円、グラスワインが540円。まぁ、お祭りですから。

お腹が満たされた後はワインコーナーへ。今回はエノテカ、モンテ物産、岩田醸造、サッポロビール、アサヒビール、日欧、日食のワインが売り場に並べられていました。早い話が地下のワイン売り場で扱っているワインを上に持ってきただけです。品揃えは残念でした。去年の方が私的には楽しめました。アマのキャンティ・クラシコ03が飲めましたから。今年試飲で唯一楽しめたのが、イナマのソアヴェ06です。後は安いデイリーばっかり。アマのラ・パリータ04が21000円で売ってました。それを飲ませろ!とはもちろん言いませんが、せめてフェルシナのキャンティ・クラシコくらいは飲ませて欲しかったなぁ。結局赤は試飲してません。残念。
でも、よく売れてました。「なんだ、イタリアワイン、結構人気あるじゃん」と思いましたねぇ。スーパーで安売りされてるのに、結構いい値段で売られているワインも皆さんお買い求めになっていました。三越という場所がそうさせるのか?、フェアという名前がそうさせるのか?

どうしてM社のワインはないのかなぁー?

他にも生ハムやチーズ、オリーブオイルのフォカッチャなどなど、色んな食材がありますので、お金を持っていたらあるだけ使っちゃいそうになります。いい香りがしてました。是非皆さんイタリアの味を楽しんで下さい!

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2008年5月 9日 (金)

Capri Capriのワイン会

私が大好きなリストランテ、カプリカプリでワイン会が開催されるとのご案内をいただきました。塚本シェフとマサさんのお料理を食べながらのワイン会、そりゃ、もう、行くしかありません!という訳で副部長と一緒に参加してきました。以前にも何度か開催されているそうですが、我々は初参加です。
今回のテーマは「フリウーリ・ヴェネツィア・ジューリア州のワインの飲み比べ」です。
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参加者は我々を含め8名。まずは塚本ソムリエールの親切丁寧な解説から始まり、マズート・ダ・リーヴェというワイナリーの同一ビンテージ3種類の白をブラインドで飲み比べました。

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いただいたお料理の内容はこちらをご覧下さい。

①MASUT DA RIVE SAUVIGNON 2006

Masut_da_rive_sauvignon06 綺麗な麦わら色で、香りは 桃とグレープフルーツを感じました。このグレープフルーツ香でソーヴィニヨン・ブランだとわかりました。しっかりとした甘味を感じ、苦味も強すぎず程よく、後半で酸がしっかりと主張していました。全体的にロウっぽさもあります。余韻の引きは早め。笹竹とタラの芽には私はこれが一番あいました。


②MASUT DA RIVE PINOT GRIGIO 2006

Masut_da_rive_pinotgrigio06 やや薄目のゴールドですが他の2つよりは明らかに濃い色合いでした。香りはパッションフルーツで、この香りでてっきり私はシャルドネだと思いましたが大間違い。甘味、苦味、酸味全てがおとなしめですが、そこはミネラルがしっかり支えているため、薄いという感じではありません。温度の上昇とともに後半でほんのりタンニンを感じたので、この時点になってピノ・グリージョで納得です。ニシンのサオール(マリネ)にはピッタリ!

③MASUT DA RIVE CHARDONNAY 2006

Masut_da_rive_chardonnay06_2 こっちはパイナップルを感じたので、②のシャルドネととても迷いました。甘味はピノ・グリージョと同じくらいですが、苦味と酸味がやや強めで前面に出ています。これもやはり後ろ骨のミネラルがしっかりしています。余韻は他の2つに比べて一番長く続きました。さすがシャルドネ、野菜全般にあいました。


④MASUT DA RIVE PINOT GRIGIO 2002

Masut_da_rive_maurus_pinotgrigio02 ②のピノ・グリージョのビンテージ違いです。2002はイタリアではバッド・ビンテージ。色はゴールドに黄色が強く入り、熟成を感じさせます。イースト香と還元臭があり、香りはちょっと残念。06と比べて甘味と酸味はさほど違わないんですが、茎っぽい苦味がこっちの方が強い印象です。余韻も短めでした。今がピークかちょっと越えたくらいかも。ただこれはこれで食事を邪魔しない美味しいワインです。

⑤MASUT DA RIVE  MAURUS CHARDONNAY 2004

Masut_da_rive_maurus_chardonnay04 こちらは③の樽熟タイプです。これも③に比べると黄色が強めです。樽の香りがしっかりしており新樽を思わせます。還元臭が強く、開くまでにちょっと時間がかかりましたが、徐々にカラメルも感じられました。甘味はやや弱めで苦味が強め、酸味がかなり丸みをおびてていい具合でした。ただ樽香は強いものの果実のうま味がちょっと物足りず、樽熟の良さがまだ出きっていない印象です。


ここからはリヴォンというワイナリーの赤2種をブラインドでいただきました。

⑥LIVON Cabernet Franc 2004

Livon_cabernetfrane06 中心部がやや黒いルビーレッドで、香りはピーマン、青草。これでもうカベルネ・フランだとわかりました。甘味は弱めで後半の苦味が強めで凝縮感にやや物足りなさを感じてしまいました。酸味は程よいです。渋味はドカンとくる感じではなく、細く、タンニンはちょっとざらついた感じです。まだ若いのかなぁ。余韻も短めです。メインは牛ほほ肉のトマト煮でしたが、ちょっと肉に負けてしまいました。

⑦LIVON Merlot 2003

Livon_merlot 色はエッヂが若干オレンジがかった黒いルビーレッドです。香りは堆肥、還元臭、かすかにコーヒーで、結局開き切りませんでした。残念。メルローなのでしっかりした甘味と凝縮された果実味を期待したのですが、やはりフリウリという土地柄なんでしょうか、全般的に薄い印象です。ただ自分のイメージしているメルローと比べて、の話しですので、開ききったらエレガントなワインに変化したかもしれません。ポテンシャルは感じました。こちらも肉には負けました。というより、肉が美味しすぎ!

いや~、楽しい会でした。同一州で7種類のワインを堪能するなんて、そう滅多に出来ませんから。シャルドネやソーヴィニヨン、ピノ・グリージョは単体で飲んでても飲み比べたことがないので、今ひとつ自分の中でも「これだ!」という違いがわかりませんでした。こうやって飲み比べるとはっきりわかりますね。いい勉強になりました。
そして、やっぱりお料理!この日も最高でした。美味しすぎて、2回ほど気を失いそうになりました。
参加された方々は我々よりずっと前からカプリ・ラヴァーで、開店当初のお話が聞けたり、とても楽しかったです。グラッパできちんと(?)仕上げもされていて、さすがです。
きっと私と副部長が一番酔っぱらってたでしょう…。

カプリカプリの皆様、楽しい時間をありがとうございました!次回も楽しみにしています。

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2008年4月21日 (月)

第32回 山本会

今年から参加させてもらっている山本会というワイン会が4月19日に開催され、これまたちょうど私と副部長の東京出張の日程と重なったため参加してきました。場所は東銀座の歌舞伎座からほど近いVinorio Estというお店です。銀座でイタリアンなんて、田舎者の私にはそれだけでもう緊張しちゃいます。
今回のテーマは「単一品種」。
参加者は13名で、イタリアから帰国中の川頭師匠と、個人的に応援している新しいイタリアワインのインポーター、アルトリヴェッロの伊東さんも参加されました。
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参加者が13名なので、一人1本持ち込んで合計13本!もちろんブラインドで飲むわけです。
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全ワインの名前は、れいによってナカツカさんのブログをご覧下さい。
イタリアワインのみご紹介します。

①トラミン ゲヴュルツトラミネール 2006
②ロンコ・セヴェロ ピノ・グリージョ 2006
③フォルテージ オンブレロッセ ボナルダ 2003
④ベナンティ ネレッロ・マスカレーゼ 1999
⑤ピアン・デル・オリノ ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ 2002
⑥モンキエロ・カルボーネ プリンティ 2003
⑦ニーノ・ネグリ・スフォルサート・ディ・ヴァルテリーナ 2002

今回は実はイタリアが多かったんです。イタリア以外はフランスのピノ・ノアールが多かったです。この会のおかげで産地まではまだ全然わかりませんが、ピノ・ノワールはわかるようになってきました。

①はアルト・アディジェの優良なトラミンというワイナリーのゲヴュルツトラミネールで造られたワインです。ライチ香があまり感じられず、それよりフローラルが強かったため、「もしかしたら違うかなぁ」と思いつつも、飲んでみると独特の苦味と甘味でゲヴュルツだとわかりました。ですが、私が今まで飲んだイタリアのゲヴュルツはとても濃く、苦味も強調されていたので、その印象と大きく異なり、実に繊細な味わいだったため生産地は「イタリア以外の国!」と答えてしまいました。これはとても美味しいゲヴュルツです。道産ゲヴュルツの良いお手本だと思います。

②は副部長が持参したワインです。白ではなくロゼです。色はブラッシュに近いです。ピノ・グリは白ワインとして仕立てられることが多いのですが、これは果皮も醸して色をつけています。ですのでほんのりタンニンも感じます。この生産者はビオで、ワインも亜硫酸無添加と微量添加の2種類造っています。今回のは微量添加の方です。春らしくて面白いんですが、香りがやっぱりちょっと苦手かもしれません。

③はナカツカさん提供のワインです。ロンバルディア州のワイナリーなんですが、初めて聞きました。しかもボナルダ(クロアティーナ)というブドウも初めてです。凝縮感がかなりあったので南イタリアかと思いました。

④は川頭さんがイタリアから持ってこられたワインです。シチリアにあるベナンティというワイナリーのもので、ブドウはネレッロ・マスカレーゼという、これまた初めて耳にするブドウです。南イタリアにありがちな甘だるい感じが全くなく酸がとても綺麗な印象だったので、これも全くわかりませんでした。日本では手に入らないそうです。

⑤はサンジョヴェーゼだとすぐわかりました。しっかりした凝縮感と酸味から特にキャンティ・クラシコの南部か、モンタルチーノのサンジョヴェーゼ・グロッソ、というところまで推測できました。これはほぼ正解!ということにしましょう。

⑥はアルトリヴェッロの伊東さん提供のワインです。ネッビオーロだというのはすぐわかりました。川頭さんから「モンキエロ・カルボーネ」というお声があったので、となると選択肢は、ランゲ・ネッビオーロか、ミドルクラスのスルか、最上級のプリンティにしぼられます。プリンティは飲んだことがなかったので、ミネラル感でランゲか、凝縮した果実味でスルか悩みましたが、結局私は前者を選び玉砕。プリンティをランゲ・ネッビオーロと言ってしまうとは、伊東さん申し訳ございません。

⑦は私が持参したワインです。ロンバルディア州のニーノ・ネグリというワイナリーのものです。ここはヴァルテッリーナというキュアヴェンナスカ(ネッビオーロ)から造られたワインが有名です。スフォルサートは陰干しブドウを使っており、アルコール度数も16度!まさに北のアマローネです。何を持っていくかかなり悩みましたが、自分が飲んでみたいワインということで選びました。これはいつかゆっくりじっくりと飲んでみたいです。

やっぱり私としてはイタリアが多いと嬉しいです。イタリアは単一品種大国ですから、いくらイタリアワイン好きを名乗っていてもわかりません。まだまだ未知の世界がありとても勉強になりました。
ワインを飲むことも楽しいのですが、それ以上に色々とワインについて話しを聞けたり人との交流の幅が広がるのが何より楽しいです!楽しくて宴は三次会まで続き、ホテルに戻ったのは2時を過ぎていました…。
関係者の皆様、ありがとうございました。またよろしくお願いします。

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2008年4月 6日 (日)

イタリアワインで二次会

年度末・年度初めは歓送迎会が多く、そういう会となると場所は居酒屋。当然美味しいワインが飲める訳もなく、しばらくワインから遠ざかっていました。昨日は仕事の会議があり、終わった後は居酒屋で懇親会。二次会ということになり、いよいよ私は我慢できなくなり、半ば強引にワインを飲みに行きました。
場所は札幌ススキノ近くの「な・ちゅら」です。
4人で3本空けました!

①JOSEPHUS MAYR ST. MAGDALENER 2004
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アルトアディジェ州でラグレイン優良な造り手、ヨーゼフ・マイヤーのサンタ・マッダレーナです。以前ワイナートでこの蔵が紹介されてから気になっていました。セパージュはスキアーヴァ85%以上+ピノ・ネロ、ラグレイン他、です。色も味もロゼに近いです。赤いベリーの甘味がありますが、酸味が物足りないためフランボワーズになりきれず。ミネラル感が力強く、特徴的です。軽く冷やした方が美味しくいただけます。個人的にはフックアンバッハの方が好みです。




②ROSENERE Sangiovese di Romagna 2001
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2本目はサンジョヴェーゼが飲みたく、ソムリエさんのオススメでいただきました。ロゼネーレというワイナリーのサンジョヴェーゼ・ディ・ロマーニャです。ワイナリーの詳細はわかりませんが、エミリオ・ロマーニャ州の東側、ロマーニャのサンジョヴェーゼで造られたワインです。セパージュはサンジョヴェーゼ85%、カベルネ・ソーヴィニヨン12%、メルロー3%です。味わいはキャンティ地区のサンジョヴェーゼと比べるとかなり濃いめで、果実味たっぷりです。カベルネの青臭さと樽香がちょっと出しゃばっていましたが、時間の経過とともにペパーミントのようなハーバルな感じに変わって面白かったです。タンニンも強く、まだまだ熟成できそうな印象です。ですが私にはやはり酸がもの足りず。


③ODOARDI SAVUTO
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3本目は「せっかくなので普段飲まないようなもの」ということで、またまたオススメしてもらいました。南イタリアはカラブリア州のオドアルディというワイナリーのサヴートというワインです。ガリオッポ45%、グレコ・ネロ15%、マリオッコ・カニノ15%、ネレッロ・カプッチョとサンジョヴェーゼで25%と聞いたことないブドウたちで造られています。南イタリアらしく、これもまた濃い味わいです。完熟したブドウの甘味を強く感じ、苦味がほどよいアクセントになっています。が、酸が弱くなかなかグラスが進みませんでした。料理と合わせて威力を発揮するワインかもしれません。


「な・ちゅら」はイタリアの他フランスも品揃えが豊富です。グラスも充実しており、この日はマーニョのバルバレスコ03やフランスの貴腐ワイン、ソーテルヌも飲めます。今度は食事もしてみたいと思います。
久しぶりのイタリアワイン、満足しました。

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2008年3月30日 (日)

ワイン会 in Nakazawa Vineyard

北海道栗沢町にあるワイン用ブドウ農園、Nakazawa Vineyard。中澤さんご夫妻によって大切に育てられたブドウは昨年KURISAWA BLANC 2006としてリリースされました。自宅から車で1時間もかからない所にワイン用ブドウの畑があったんだという嬉しさと、そこのブドウで造られたワインの美味しさに衝撃を受け、昨年数回畑にお邪魔させていただきました。
そして今回、中澤さんから「一緒にワインを」と、直売所兼自宅にお招きいただき、ご一緒にワインを飲ませていただきました。とても嬉しく、楽しく、素晴らしい会でした。

まずは、ご自宅のリビングの窓から見える景色です。
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窓一面、自分のブドウ畑です。とても良い眺めです。まるでリビングの壁に田園風景の大きな絵画が飾られているかのようです。
参加者は私と中澤さんご夫妻、副部長、去年まで歌志内でブドウを造っていた近藤さんの計5名です。Photo_2






そして開けたいただいたワインがこちらです。
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アムレンシス1999は私が持参したもので、他は中澤さんのコレクションです。凄いレアなワインです。写真にはありませんが、最初の乾杯はもちろんKURISAWA BLANC 2006のココ・ファームバージョン!やっぱり美味しかった(ちなみにもう完売です)。
飲んだ順番にご紹介します。ここでもブラインドです。

①おたる初しぼり ミュラー・トゥルガウ 1999
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熟成した濃い色合いで、香りからも熟成を感じましたが、果実味は健在!ドライフルーツのような味わいになっていました。このブログでも紹介していますが、初しぼりは熟成させて飲むワインではないと、勝手に思いこんでいましたがどんでもない誤解だったことが良くわかりました。しかも私の大好きなミュラーだとは全くわからず、ケルナーかと思ってしまいました。ラベルのデザインも今とは全く異なっていて歴史を感じます。


②松原農園ミュラー・トゥルガウ 1999
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私の好きなミュラーの造り手、蘭越町の松原さんのミュラーです。色は先の初しぼりよりも薄いですが、それでも濃いです。香りは残念ながら良くはありませんでした。味もちょっと残念でしたが、飲めないことはありません。これも私の知っているミュラーとは全く違うものでした。当然ブライドじゃ全くわかりません。


③北海道ミュラー・トゥルガウ 2001
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北海道ワイン社のハイコストパフォーマンスシリーズで、私はこの01から毎ビンテージ飲んでいます。でもここまで熟成させたものはもちろん初めて。かなり甘味を強く感じました。これはこれでとても美味しいのですが、個人的にはもう少し酸味があった方が好きです。裏ラベルに書いてある「5年は熟成できます」という言葉は嘘ではないようです。


④IL VEI Pinot Grigio 2006
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これはイル・ヴェイというイタリアはエミリア・ロマーニャ州の小さなワイナリーのピノ・グリージョです。私は初めていただきました。このワイナリーは有機農法でブドウを育て、ワインには二酸化硫黄を使っておらず、いわゆる自然派です。そのためか、抜栓直後はアンモニア臭が強く、味わいだけなら悪くはないのですが、いかんせん、香りの影響が抜けませんでした。でも色が面白く、ほとんどロゼです。以前にもサルトーリのピノ・グリージョのロゼを飲んでいますが、それより色はもっと赤いです。


⑤おたる初しぼり ツヴァイゲルトレーベ 1998
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これは大変貴重です。今は初しぼりではツヴァイはありません。しかもこれはブラッシュです。ツヴァイのブラッシュはニッカウヰスキーの2000を飲んでいますが、とても良い印象を持っています。ですが、ブラインドでは当てられず。最初にしっかりとした甘味を感じ、後半ではほろ苦さも出てきます。この苦味がとても良いアクセントになっていました。ツヴァイのブラッシュはもっと造って欲しいです。


⑥アムレンシス 1999
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すでに今年2本目です。前回は山本会の時に飲みました。その時の印象と比べると抜栓して時間間もなかったためか、果実味が薄く、やや苦味と酸味が強い感じでした。でも良い意味でアムレンシスらしいです。前回が美味しすぎたので…。おそらくご自身でなかなか買うワインではないと思いますので、楽しんでいただけたようで安心しました。


ここまで熟成させた北海道ワインを飲んだことがないので大変勉強になりました。「北海道ワイン社はコルク臭が着きやすいか長熟には不向き」という持論を持っていましたが、今回は全くそんな嫌な香りがなく、となるとコルクだけの問題ではないという事を身をもって知ることが出来ました。是非これからは頑張って数年寝かせてみようと思います。
北海道のブドウ栽培、ワイナリーの現状についても、沢山のお話を聞けてまた道産ワインの楽しみ方の幅が広がった気がします。

このようにワイン用ブドウを育てている方々と一緒にワインを飲みながら、北海道のワインの行く末や夢についてお話を聞けるなんて去年の今頃は全く思ってもみなかったことです。ワインはたかが嗜好品かもしれませんが、それを媒体にこうやって人と人との輪が広がる。ワインって凄いです。

中澤さんご夫妻と近藤さんは来月北イタリアに研修に行かれます。とても羨ましいです。
私の好きなイタリアを見てきてくれるというのも、なんだか嬉しいです。お土産話が楽しみです。果たして私の「北海道でラグレインを!」計画が実現できるか?

中澤さん、体調が万全でない中、本当にありがとうございました。奥様、美味しいお料理ありがとうございました。
近藤さん、三笠のソーヴィニヨン・ブラン、今から楽しみにしてます!

ブドウを大事に育てている方々にとって、今年が良いシーズンとなりますように!

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2008年3月11日 (火)

ナカツカさんお別れ会&春菜さんwelcome会

いつもお世話になっているインポーターのナカツカさんが、今年度限りで北海道担当を外れることになりました(涙)。今回後任の春菜さんとご一緒に来札されたので札幌市内のワイン仲間で歓送迎会を開きました。
最初にお詫びしますが、写真を撮るのを忘れるくらい楽しい会だったので、写真が1枚もありません(苦笑)。

さて、場所は美味しいピッツァで有名なorizonteです。店内は相変わらずの繁盛ぶり。凄いです。
参加された方々は、幹事のはやしや商店店長兼中田中商店若旦那様ccまだーむ様、副部長の計7名。

まず最初の乾杯はスプマンテ、ではなくビール。
その後開けたワインは
①Tenuta Sant' Antonio Soave 2006

ソアヴェ[2006]/テヌータ・サンアントニオ

②di Leonardo FATHER'S EYES 2006

父親の温かさ父親の眼差しを感じるワインファーザーズ・アイズ(父の眼差し)

③CALDORA  LARINUM MONTEPULCIANO d'ABRUZZO 2006

カルドーラ ラリナム モンテプルチアーノ・ダブルッツォ[2006]【6本ご購入で送料無料】

④TENUTA DI GHIZZANO iL GHiZZANO 2005

イル・ギッツァーノ [2004]テヌータ・ディ・ギッツァーノ Tenuta di Ghizzano (赤ワイン)

全てナカツカさんの会社のワインです。

①のサン・アントニオのソアヴェは私が好きなソアヴェ。やや温度高めで出してくれましたが、口に含んだ瞬間フレッシュな果実味がいっぱいに広がります。やっぱり旨い!

②は初めて飲みました。フリウリにあるディ・レオナルドというワイナリーのファーザーズ・アイズです。ナカツカさん曰く「父の日に売れたワイン」だそうです。シャルドネ100%で、しっかりした樽を感じます。時間が経つと樽のバニラ感とシャルドネの酸味が相まってフランボワーズやシソ梅のようなニュアンスに変化しました。

③ここから赤です。安うまワインの代名詞とも言える存在、カルドーラ社のラリナム・モンテプルチアーノ・ダブルッツォです。樽香はあまり感じず、フレッシュさが前面出ています。タンニンも柔らかく完熟ブドウを思わせる凝縮感もあります。気軽に飲めるミディアムの赤ワインです。

④トスカーナはキャンティ地区で最も西に位置するコッリーネ・ピザーネを代表するワイナリー、テヌータ・ディ・ギッツァーノのイル・ギッツァーノです。04も05も飲んでいますが、04は正直ヨードな感じが強すぎてちょっと苦手でした。ですが05の出来は申し分ないです。サンジョヴェーゼ 85%にメルロー 15%のブレンドで樽なしです。より内陸のサンジョヴェーゼに比べるとボディは厚く、かといってタンニンが硬い訳でもなく果実味も豊かです。良い意味でキャンティらしくないサンジョヴェーゼです。

楽しい時間はあっという間に過ぎ、お店を出ました。その後二次会へ。場所はJose.です。
ここでは、飲み忘れていた?泡をいただきました。途中からマガーリの福島ソムリエールも合流!

①CARPENE MALVOLTI PROSECCO

プロセッコ ディ コネリアーノカルペネ マルヴォルティ社 750ml

②シャンパーニュ(すみません、全くわかりません)

個人的な好みですが、やっぱり私はプロセッコの味わいの方が好きです。こんな人はそう多くはないでしょうね(苦笑)。

歓送迎会でしたが、久しぶりにお会いした方、初めてお会いした方、先月もお会いした方が入り交じり、とても楽しい時間を過ごせました。今回はホームですし(笑)。
ナカツカさんとは2年くらいしかまだお付き合いがありませんが、彼との出会いがなければ今のようなワインの愉しみ・喜びを知ることが出来なかったでしょう。私のような業界とは無縁な素人を相手にしてもワインの売り上げ成績が伸びるわけでもないのに、ここまで親しくしてもらえて本当に感謝しています。北海道ではお会いする機会は減りますが、東京では今後もお世話になりますので、これからもよろしくお願いします。

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2008年3月 9日 (日)

Bon Vivant 訪問

神田は神保町にあるバー「ボン ヴィヴァン」に行ってきました。ここは山本会で唯一?十勝ワインの話しをわかっていただけるメンバーでこのブログでもコメントしていただいているwakwakさんのお店です。いつかお店にお邪魔したいと思っていたのですが、今回は時間ができたので行ってきました!
wakwakさんはシニアソムリエで特にフランスワインがお好きな方なのですが、お店は決してワイン・バーではありません。シングルモルト、バーボン、芋焼酎、もちろんビールなどなど、アルコール類は各種そろっています。ウイスキー系は正直わかりませんが、芋焼酎は芋焼酎好き(私)のツボをしっかり押さえています。

グラスワインは赤白各3種類あり、フランス、イタリア、その他というような構成で、定期的に変わります。もちろん私がいただいたのはイタリアで、この日のワインがこれです。