2009年10月12日 (月)

イタリアワインと道産和食の会

川頭さんとの札幌での宴、第三夜です。私が企画したワイン会です。札幌に来たらやっぱり海の幸を楽しんでいただきたいと思い、和食のお店にイタリアワインを持ち込んで楽しみました。
会場は「なかなか」です。参加者は川頭さんご夫妻、伊東社長に加え、伊東社長の奥様もご参加いただきました。その他イタリアワイン仲間を加え、計10名での宴です。
ワインは私が選んで9本持ち込みました。加えて参加された方から2本ご提供いただき、計11本を開けました。
今回は私がホストで、しかも師匠に自分で選んだワインがどう評価されるか、もういっぱいいっぱいだったため個々のワインの写真が撮れなかったどころか、味も「全て美味しい」としか覚えていません。申し訳ありませんが今回はワインのリストと簡単なコメントのみ掲載します。

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第7回 カプリカプリワイン会

川頭さんご夫妻、アルトリヴェッロの伊東社長との札幌の宴第二夜は「リストランテ カプリカプリ」で定期的に開催されているワイン会です。私は7月の第6回は参加できず半年ぶり、川頭さんは昨年以来、ジョバンナさんも以前訪れていて2回目、伊東社長は初の訪問です。
今回は川頭さんがいらっしゃるので、お店の方に私からテーマを「川頭さんの得意なアルトアディジェで」と無理矢理お願いし、快くお引き受けいただきました。ありがとうございました。
アルトアディジェ州という州は実はなく、本当はトレンティーノ・アルトアディジェ州といいます。トレンティーノとアルトアディジェは歴史的に異なる国の支配下にあったため文化が異なり、当然造られるワインのスタイルも異なります。その違いをお店の美味しいお料理とともに感じながら楽しみました。
お料理はお店のブログをご覧下さい。
参加者は12名で、いただいたワインは10本。素晴らしい会となりました。
Vino







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2009年9月27日 (日)

第3回 イタリアワイン持ち寄り会

「ワインと食事を楽しむ会 in 札幌」主催ですっかり恒例になった人気の会、イタリアワインの持ち寄り会に参加してきました。第3回目です。
今回の場所は、札幌では老舗イタリアンに入る「リストランテ ダルセーニョ」です。最近薪窯を入れ、ナポリ・ピッツァが美味しいお店としてますます人気が高まっているお店です。
今回も参加人数は12名。ですが、集まったワインはやっぱり12本越えの14本!
Vino



前回の反省を踏まえ、今回はちゃんと全てのワインについてコメントします。

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2009年9月19日 (土)

サイゼリヤのワインを飲もう!会

私が立ち上げたmixiのコミュ「イタリアワインを飲もう!会 in 札幌」で開催したワイン会です。
「チェーン系イタリアンのワインリスト探検隊シリーズ」の第1弾としてサイゼリヤを選びました。
サイゼリヤはご存知の通り、全国展開する大チェーン系激安イタリアンのお店です。あまりにも有名なお店ですが、北海道には新札幌店の1店舗しかありません。しかも中心部より離れるため、その存在すら道内ではあまり知られていません。
私は関東在住時代からお世話になっています。激安でが、ファミレスのイタリアンとしては美味しいです。しかも置いてあるワインもなかなか。以前からワイン仲間の方々と「ご一緒しましょう」と話はしていたのですが、今回やっと実現しました。
参加者は私を含め8名。

2000円のコースとともに味わったワインはこちらです。

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2009年8月13日 (木)

第2回 イタリアワイン持ち寄り会

5月に開かれた「ワインと食事を楽しむ会 in 札幌」主催の「イタリアワイン持ち寄り会」の第2回が開催され参加しました。
会場はいつもお世話になっているBECCO(ベッコ)です。
参加人数は12名ですが、なぜか集まったイタリアワイン達は14本!
Vino_bianco Vino_rosso




さすがに量が多く、途中からワインのコメントがメモできなくなる、という状態になってしまいました。ですので、今回は最初の泡と白のみをご紹介します。

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2009年7月26日 (日)

バルバレスコ水平飲み比べワイン会

バローロと並び、イタリアを代表する銘酒バルバレスコ。バローロが王様ならバルバレスコは女王様とよく表現されるとおり、重厚なバローロに対しバルバレスコはしなやかさを持っています。しかも値段も王様より若干安め。このせいか、バローロの弟分とも言われますが、決してバローロより劣っている訳ではありません。
そのイメージを払拭するかのように、2007年ビンテージからクリュ・単一畑が法制化され、バローロよりもより厳格な基準を設けました。
今回はそのクリュによる違いを同一生産者・ビンテージで飲みくらべをしようと「ワインと食事を楽しむ会 in 札幌」主催で会が催されました。
ワインは古くからそのクリュの個性を大切にしてきたプロデュットーリ・デル・バルバレスコ(バルバレスコ生産者組合)の9つあるクリュワインのうち4つです。
会場は最近イタリアワインのワイン会でよくお世話になっている「BECCO」です。
用意されたワインはバルバレスコ以外も含め11本です。
Barbaresco





今回はバルバレスコのみコメントをのせます。

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2009年7月18日 (土)

バッカス&ドルンフェルダーのワインを飲み比べよう会

私のワイン仲間、よしさんが主宰している「みんなでわいわいワイン会」に参加してきました。今回のテーマはタイトル通り、道内で広く栽培されているバッカスと、月浦の成功によって注目されているドルンフェルダーをブラインドで飲み比べてみよう!というものです。しかもワイナリーは道内のみならず、本州と、本場ドイツのものまであります。道産以外はもちろん私は初めて口にします。各自10点満点で採点もしました。

会場はワイン会でいつもお世話になっている「コム・シェ モア」です。
参加人数は12名。用意されたワインは14本!
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・バッカス
山崎ワイナリー 2008(北海道三笠市)
宝水ワイナリー リッカ 2006(北海道岩見沢市)
聖アンドレアス 2007(ドイツナーエ)
余市ワイン N.V(北海道余市町)
北海道ワイン 鶴沼 2006(北海道小樽市)
フェルミエ 2008(新潟県新潟市)
はこだてわいん N.V(北海道七飯町)
ふらのワイン 2008(北海道富良野市)

・ドルンフェルダー
井筒ワイン 2007(長野県塩尻市)
月浦ワイン 2007(北海道洞爺湖町)
はこだてわいん 2007(北海道七飯町)
聖アンドレアス 2007(ドイツラインヘッセン)
月浦ワイン 2005(北海道洞爺湖町)

最後にデザートワインとしてドイツのドルンフェルダーのアイスワインもいただきました。

では、道産のみですが、私のコメントと点数です。

*点数はあくまでも私の主観による「私の大好き度」です。そのワインの善し悪しの点数ではありません。

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2009年5月31日 (日)

イタリアワイン持ち寄り会

「ワインと食事を楽しむ会 in 札幌」主催で「イタリアワインをみんなで持ち寄って楽しもう!」という会が開催されました。場所は以前もお世話になったBECCO(ベッコ)で、参加人数は12名です。一応上限は5000円までという設定ですが、実に個性的なワインが13本集まりました。

では、集まったワイン達をご紹介します。

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2009年4月26日 (日)

第5回 カプリカプリワイン会

私の大好きな札幌のリストランテ、カプリカプリで開催されているワイン会です。前回は都合があわず参加できなかったため、昨年の9月以来の久しぶりの参加となりました。
今回のテーマは「ロンバルディア州」です。
この州は以前「オススメ!イタリアワイン会」でも取り上げています。
州都はミラノで、ファッションの街として有名ですね。ワインはシャンパーニュ製法のフランチャコルタや、山岳地帯のネッビオーロ、キュアベンナスカで造られるヴァルテリーナが有名です。
これらの美味しいワインをカプリカプリの美味しいお料理とあわせていただきました。
お料理の詳細はお店のブログをご覧下さい。
今回お出しいただいたワインは7種類。
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今回も実に完璧なマリアージュでした!
では、ワインをご紹介します。

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2009年4月24日 (金)

第44回 山本会

毎月東京でインポーターのナカツカさんが開催しているワイン会、山本会に参加してきました。
今回のテーマは
「1999年のワイン」
会場は五反田のイタリアン「カンティーナ・センプレ」で私は2回目です。
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そして今回出てきたワインはこちらです。
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①San Fabiano Calcinala Cerviolo Bianco 1999 (トスカーナ)
②Beaucastel Cotes du Rhone 1999 (ローヌ)
③Badia di Morrona Vigna Alta 1999 (トスカーナ)
④Domus Aurea Quebrada de Macul Cabernet Sauvignon 1999 (チリ)
⑤Trinchero Barbera d'Asti 1999 (ピエモンテ)
⑥Ch.Moulin a Vent 1999(ボルドー)
⑦Bodegas y Vinedos Alion Alion 1999 (リベラ・デル・ドゥエロ)
⑧Ceretto Barolo Bricco Rocche 1999 (ピエモンテ)
⑨Ravenswood Zinfandel Monte Rosso 1999 (ソノマ)
⑩Mastroberardino Taurasi Radici Riserva 1999 (カンパーニャ)
⑪Louis Jadot Volnay-Santonot 1999 (ブルゴーニュ)

今回国を当てたのは自分のを含めて6本!過去最高の好成績です。イタリアが5本ですので当然ですね。でも産地となるとイタリアもさっぱりです。
では、今回のイタリアワインをご紹介します。

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2009年4月22日 (水)

ジンギスカンとイタリアワインの会 二次会

たらふく飲んで食べたにも関わらず、もはや札幌のイタリアワイン好きの聖地となっているカンティネッタ・サリュで二次会です。
この時既にワインの味は「美味しい」という記憶しかありません…。
ですので、飲んだワインの紹介だけいたします。
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2009年4月21日 (火)

ジンギスカンとイタリアワインの会

更新が滞っておりました。
16日にアルトリヴェッロ社の試飲会のため、伊東社長と闘うワイン商の川頭師匠が来札されました。試飲会終了後、イタリアワイン好きな仲間とお二人を囲んでのワイン会です。
昨年は「道産魚介の刺身とイタリアワインのマリアージュ」を開催しましたので、今回は北海道らしさを感じていただく第2弾としてジンギスカンとイタリアワインでおもてなしです。
会場はおしゃれなジンギスカン屋として人気のある「札幌ジンギスカン ひげのうし」。
参加者は7名で、ワインも7本!
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私が勝手に厳選したワイン4本とアルトリヴェッロ社からご提供いただいた3本を持ち込ませて頂きました。無理なお願いを聞いて下さったお店にも感謝です。
生ラムにあうイタリアワイン、ご紹介します。

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2009年4月 9日 (木)

モンキエロ・カルボーネ ワイン会

「ワインと食事を楽しむ会 in 札幌」のイタリア生産者別ワイン会の第3弾!
今回はピエモンテ州ロエロ地区で素晴らしいワインを造り出すワイナリー、モンキエロ・カルボーネです。もちろん私も大好きな蔵です。
ピエモンテを代表するブドウといえば、バローロやバルバレスコといった偉大なワインとなるネッビオーロです。そのバローロ、バルバレスコはランゲ地方で造られていますが、酸味、タンニン、ミネラルが強く、飲み頃を迎えるにはかなりの時間が必要となります。
しかし、ランゲの北に位置するロエロ地区では砂礫土壌ということもあり、同じネッビオーロでも、柔らかく、飲み頃も早く、飲みやすいワインとなります。しかもバローロに比べたら、同じような品質でも値段はロエロの方が安い!という、一般消費者には有り難いことづくしな地区です。
白は、なんといっても、土着ブドウのアルネイス100%で造られるロエロ・アルネイスが有名です。

今回の会場は「イタリアンカフェ BECCO」です。ワイン会での使用は初です。
参加人数は13名。
飲んだワインは9種14本!
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では、飲んだワインをご紹介します。

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2009年3月29日 (日)

トカップ以外の十勝ワインをもっと楽しもう!会

北海道で最古のワイナリーである十勝ワイン。 十勝ワインと聞くと、トカップや町民還元ローゼというイメージが強いですよね? ですが、真の十勝ワインの実力はこれらではわかりません。 今回、十勝ワインの技術の高さ、独自品種の持つ可能性、そして何よりその美味しさを知ってもらいたくて、十勝ワインバイザーである副部長と私が十勝ワイン全面協力の下、ワイン会を企画いたしました。
十勝ワインバイザーがワイン会を企画すると、参加人数に応じて、十勝ワインからワインをご提供していただけます。今回は3本いただきました。

会場はJRタワーホテル日航札幌の中にあるカフェ、セリーナです。ワイン会としては初めてです。
参加者は「ワインと食事を楽しむ会 in 札幌」のメンバー9名+我々2名の計11名です。
そして開けたワインは11種、13本!
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これだけ並ぶと凄いです。ラベルがほとんど同じで「違いがわからない」というお声もありましたが(苦笑)。
十勝ワインバイザーである副部長のすばらしい解説を聞きながら、お料理とワインを楽しみました。
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では、今回いただいたワインです。

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2009年3月22日 (日)

第43回山本会

インポーターのナカツカさんが主宰で、毎月都内で開催されるワイン会「山本会」に副部長と参加してきました。今年初です。
この会はワイン業界関係の方々が多く、各自がテーマに沿ってワインを1本持参し、それをブラインドで飲み、産地やセパージュ、ビンテージなどなどを当てる、という会です。
今回のテーマは

「ボルドーワインかボルドーと思わせるワイン」

開場は神田にあるワイビーラジュさん。私は2回目です。
参加人数は16名+お店の方2名の計18名。

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となると、一人1本持ち込みですから、ワインの本数は
18本!さらに1本増えて19本!
さらにさらに、そのうち、白は3本だけ!
ありえません。
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今回のワインはこちらです。

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2009年3月13日 (金)

LA BRANCAIAワイン会

「ワインと食事を楽しむ会in札幌」主催で、今年1月に開催した「コルテレンツィオワイン会」に続く、同一の作り手による飲み比べワイン会第2弾が行われましたを行いました。
今回はトスカーナの有名ワイナリー、「ラ・ブランカイア」の水平と垂直です。ブランカイアは1989年からワイン造りを始めた、比較的新しいワイナリーですが、イタリアワイン好きなら知らない人はいない、かのスーパーエノロゴ、カルロ・フェリーニをコンサルタントに迎え、イタリアワイン専門雑誌では高い評価を得ています。
畑はキャンティ・クラシコ地区内のブランカイア(カステッリーナ・イン・キャンティ)、ポピ(ラッダ・イン・キャンティ)の2つと、トスカーナの南西海岸部マレンマ地区のイラトライアの計3つを有しています。
このブランカイアのオーナー、マルティンさんが以前はやしや商店さんを訪れたことがあり、はやしや商店さんにとってとても思い入れのあるワイナリーです。今回、そのはやしや商店さんの多大なるご協力により、水平、垂直が可能となりました。店長いつもありがとうございます。
会場は札幌宮の森にある手打ちパスタが美味しいと評判のイタリアン「トラットリア デッラアモーレ」です。初めて訪ねました。参加者は8名。
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2009年2月25日 (水)

オススメ!イタリアワインの会 Part4

「ワインと食事を楽しむ会in札幌」主催で、「コルクの気持ち」の店長厳選オススメのイタリアワインを楽しむ会の第4弾!今回のテーマは「サンジョヴェーゼとトレッビアーノの飲み比べ大会!」です。
両者ともイタリア中部を中心として、とても広く栽培されている品種です。広く栽培されているので、州によってどう味わいが異なるかを確かめよう!というのが今回の趣旨です。
会場はいつもお世話になっているススキノの老舗イタリアワインバー「uva(ウーヴァ)」さんです。人数は8名で、開けたワインは8本+追加1本です。
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2009年2月13日 (金)

北海道ワインさんの鶴沼シリーズを全部飲もう会

いつもお世話になっている道産ワイン仲間のよしさんが初めて主宰したワイン会に参加しました。よしさんの地元である小樽に本社を構える北海道ワイン社のフラッグシップワイン、鶴沼シリーズを楽しむ会です。鶴沼シリーズは小樽ではなく、浦臼町鶴沼にある自社畑で栽培されているブドウのみを使用して造られるワインです。鶴沼のブドウ畑の面積は日本一!その日本一の畑で造られた北海道を代表するワイン達を楽しみました。
会場はいつもお世話になっている「WINE BAR DINING 宙 SORA French」です。
参加人数は11名で、あけたワインは12本!これだけ鶴沼が並ぶのは凄いです。
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では、ワインのご紹介です。

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2009年1月10日 (土)

COLTERENZIOワイン会

私が参加している「ワインと食事を楽しむ会in札幌」の新年第一弾のワイン会です。
今回はイタリアでも最高の白ワインが造られるアルトアディジェ州にあるコルテレンツィオという造り手の水平を行いました。
Colterenzio



アルトアディジェ州はイタリア最北のにあり、アルプスの南に位置します。山を越えればオーストリアになります。ここは侵略の歴史に翻弄された土地であり、州の公用語はイタリア語とドイツ語になっています。そして州の人口約8割がドイツ語を話し、このためこの州で造られるワインのラベルにはドイツ語で記されているものが多いです。人も建物も文化も「イタリアにしてイタリアにあらず」といった感じです。
また一つの特徴として、ワイナリーは協同組合形式になっています。コルテレンツィオもその一つで、約350人のブドウ栽培家を束ねています。ブドウの質によって買い取り金額を変えているため、良いブドウを造ろうと栽培農家も努力し、常に質の高いブドウがワイナリーに運ばれてくるという仕組みになっています。

栽培されている品種はソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネ、ピノ・グリといったいわゆる国際品種が多いのですが、すでに100年以上も前からこの土地ではこれらが栽培されていたため、国際市場を意識して、ではなく昔から栽培されていた地場ブドウという感覚のようです。
特にコルテレンツィオでは多くの品種からワインを造っています。今回はその数ある中から8本厳選していただきました。

会場は以前もお世話になった「Original Dining KENT,S」です。

①CHARDONNAY 2006

Colterenzio_chardonnay06 まずはシャルドネです。香りがあまりしなかったのですが、奥に青草を感じます。ブドウの優しい甘味を感じますが、全般的に果実味は薄いです。味わいもどことなく青っぽく、辛いです。余韻は短く、スッキリ系です。



②SAUVIGNON 2006

Colterenzio_sauvignon06 続いて、ソーヴィニヨン・ブランです。黄桃やアプリコットの中にやはり若干青草を感じます。果実味がたっぷりで苦味は弱めです。酸も若干弱めで私的にはちょっと物足りなかったです。ですが、余韻も薄く長く続き、とても飲みやすいソーヴィニヨンだと思います。



③PINOT BIANCO 2006

Colterenzio_pinotbianco06 ピノ・ビアンコです。ここの造り手では一番の作付面積だそうです。ドイツ語でヴァイスブルグンダーといいます。以前鶴沼と飲み比べをしたことがあります。その時の花の香りが印象に残っていますが、今回はほとんどそれは感じず、薄い蜜の香りがしました。ソーヴィニヨンに近い味わいで、甘味しっかり、苦味少なく、酸味はそこそこ、で飲みやすいです。ですが若干私には酸がもの足りず、何となく平坦な印象です。料理には一番幅広くあうと思います。


④PINOT GRIGIO 2006

Colterenzio_pinotgrigio06 「灰色のピノ」のピノ・グリージョです。香りがほとんど立たず、特徴をとらえることが出来ませんでした。今回の白の中では一番ボディがしっかりしていて濃い果実味があります。おそらくスキンコンタクトを長めにしているか、シュールリーか、独特の苦味がちょっと強めに出ています。タンニンは感じません。酸がやはり弱めなので苦甘い印象です。


⑤PINOT NERO 2006

Colterenzio_pinonero06 ここから赤で、まずはピノ・ネロです。ピノ・ノワールのイタリア語です。ロゼに近い薄目のルビーレッドです。赤いベリー系の香りに、青草が混じります。味わいもストロベリーのような甘味がありますが、途中からえぐみに近い苦味が加わり、これがちょっと私にはマイナスでした。軽く優しい味わいの赤ワインです。


⑥LAGREIN 2006

Clterenzio_lagrein06 アルトアディジェを代表する土着品種、ラグレインです。個人的に好きな品種です。濃いめのルビーレッドで枯れ木やペッパーの香りがします。香りだとツヴァイゲルト・レーベを思わせます。果実の甘味がしっかりと感じられ、後半からカカオの苦味を若干感じます。酸はやっぱり弱め。もう少し引き締め感が欲しかったです。タンニンがガチガチになる品種ですが、これは柔らかいです。この日いただいた鴨肉とは抜群の相性でした。


⑦CORNELIUS ROSSO 2001

Cornelius01 ラベルの上に書いてあるコルネルはコルテレンツィオの上級クラスを意味します。そのコルネリウスという赤ワインで、カベルネ・ソーヴィニヨン60%、メルロー40%のブレンドです。北イタリアなので薄めかと思っていたら大間違いでした。とてもボディがしっかりしていて、凝縮した果実味を感じます。タンニンはこなれていて酸もほどよく、ボルゲリかと思ってしまうような濃さがあります。驚きました。ただ若干ピーマン香が鼻につきます。


⑧CORNELIUS ROSSO 1999

Cornelius99 こちらはビンテージ違いです。香りはまさに鉛筆です。01と比べると熟成感があり、さらにタンニンが柔らかく、やや枯れた感じも出てきて良い具合になっています。同じセパージュで2年しか違わないのですが、その2年の差は大きかったです。ピーマン香もありません。とても美味しいワインです。

総じてコルネリウス以外は酸が若干物足りない気がしました。ただこれは好みの問題ですので、あまり酸っぱくなくフルーティーなワインが好みな方でしたら全く問題ないと思います。こってりした感じではなく、北イタリアらしい清涼感があります。白は実売でも2500円しないのでコストパフォーマンスもなかなかだと思います。
一度見たら印象に残るこのラベルのワインを見かけたら是非飲んでみて下さい。

参加された皆様、今回も楽しい時間をありがとうございました。

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2008年11月27日 (木)

余市産ケルナー&道産ツヴァイ No.1決定戦!

一昨年、私が主宰のワイン会で「道産ミュラー・トゥルガウNo.1決定戦!」なるものを開催しました。あれから約2年。その間、密かに温めてきた企画がこれです。今回ヤックリュさんのご協力により実現できました。
余市は今や日本を代表するワイン用ブドウの栽培地となりました。その主力品種がケルナー。ケルナーは黒ブドウのトロリンガーとリースリングの交配種で、ドイツでは3番目に作付面積が多い品種です。冷涼な気候を好み、病気に強いためここ北海道でも広く栽培されています。特に余市のケルナーは良く熟すため、道内ワイナリーのみならず、道外のワイナリーにも人気がある品種です。
一方、ツヴァイゲルト・レーベはオーストリアで開発された品種で、耐寒性に優れ1970年代から北海道で栽培されています。それ以降、道産赤ワインの主力品種として不動の地位を築き、道内各ワイナリーで色々な工夫をしながら、個性を強く表したワインが造られています。

今回は
「同じ年の余市産のケルナーを使ったワインで、一体どれが一番美味しいのか?」
「ツヴァイゲルト・レーベという品種を美味しいワインにしているワイナリーはどこなのか?」
が知りたくて、企画しました。

会場は先週もお世話になったススキノのワインバー、ウーバさんです。
参加メンバーは11名。道産ワインをあまり飲んだことがない方々にもご参加いただけました。
ワインをアルミホイルでくるみ、ブラインドで飲んで、配布したリストの中からそのワイナリーを当て、10点満点で採点する、という方式です。

今回私が選んだ代表選手です。

【余市産ワイン】
①グレイスワイン千歳ワイナリー ケルナー プライベート・リザーブ 2006
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②北海道ワイン 北島秀樹ケルナー 2006
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③ココファーム・ワイナリー 北海ケルナー 2006
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④余市ワイン ケルナー シュール・リー
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⑤サッポロワイン プティグランポレール ケルナー辛口 2006
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【道産ツヴァイゲルト・レーベ】
⑥十勝ワイン ツバイゲルト 2003(十勝代表)
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⑦ココファーム・ワイナリー 風のルージュ 2006(余市・道外ワイナリー代表)
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⑧北海道ワイン 北島秀樹ツヴァイゲルト・レーベ 2006(余市代表)
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⑨北海道ワイン 鶴沼ツヴァイゲルト・レーベ 2006(浦臼代表)
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⑩山﨑ワイナリー ツヴァイゲルト・レーベ樽熟成 2006(三笠代表)
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⑪ふらのワイン ツバイゲルトレーベ 2002(富良野代表)
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11人がつけた点数を平均し、順位を決めました。
果たして、結果はいかに?

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2008年11月21日 (金)

オススメ!イタリアワインの会 Part3

「ワインと食事を楽しむ会in札幌」主催で、コルクの気持ちの店長厳選オススメのイタリアワインを楽しむ会の第3弾!ヌーボ解禁日だというのに、イタリアワインで盛り上がりました!今回のテーマはサルディニア!シチリアの北、コルシカ島のすぐ南に位置するリゾート・アイランドです。ここは私の中ではなんといってもヴェルメンティーノ!トスカーナでも栽培されていますが、こちらの方がフルーティーで、酸とミネラルがしっかりしているので私は大好きです。もちろん今回のラインナップにもあります。

会場は何度か(も)お世話になっている、ススキノの老舗イタリアワインバー「uva(ウーヴァ)」さんです。
参加メンバーは8名。
そして開けたワインは8本です。
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①PIERO MANCINI VERMENTINO DI GALLURA 2007
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サルディニアで唯一のDOCG、ヴェルメンティーノ・ディ・ガッルーラです。これより下のクラスはヴェルメンティーノ・ディ・サルディニアという名称になります。ヴェルメンティーノという品種は他にトスカーナやリグーリアの推奨品種として広く栽培されています。ガッルーラ地区で栽培されたヴェルメンティーノのみで造られるワインだけがこのヴェルメンティーノ・ディ・ガッルーラを名乗れます。ピエロマンチーニ社はガッルーラ地区の最大手でコストパフォーマンスの高いワインを生産しています。豊かな果実味としっかりとしたミネラル、キリッとした酸味のバランスがとても良く、イタリア白では私の中で上位に入るワインです。今回はアサリを蒸したお料理と一緒にいただきましたが、最高!でした。やっぱり美味い!品種:ヴェルメンティーノ



②SELLA & MOSCA TERRE BIANCHE 2007
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エンジニアのセッラさんと弁護士のモスカさんの二人が創設した老舗ワイナリーです。トルバートという品種のワインですが、このブドウはスペインから伝わったとされ、現在サルディニアで栽培しているのはこのワイナリーだけです。ちなみにトッレ・ビアンケとは「白い大地」を意味し、サルディニアが石灰質土壌で畑が白く見えることからその名が付いたそうです。初めて口にする品種ですが、桃の香りがまずします。ですが香りほど甘味はなく、しっかりとした酸味がずーっと平坦に続き、少しずつ苦味が混ざってきます。甘さはほんのり程度で、白い大地らしくミネラル感は強いです。余韻はちょっと短めです。メリハリに欠けますが、なかなか美味しかったです。
品種:トルバート



③PALA ENTEMARI 2005
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島の南に位置するパーラというワイナリーのエンテマーリというワインです。このワイナリーはブドウ栽培の歴史は50年ほどありますが、15年くらい前からほとんどを土着品種に植え替えたそうです。ですので、樹齢はまだ若い方ですが、近年注目されているワイナリーです。果汁の一部はフレンチ・オーク・バリックを使って発酵させています。ヴァニラの香りがし、しっかりとした果実の甘味の後丸い酸味とおとなしめの苦味が続きます。ボリューム感があり、飲み込むと桃の香りが鼻から抜けます。余韻も長いです。やはりこれもミネラル感がしっかりしています。なかなかの味わいです。
品種:ヴェルメンティーノ 40%、シャルドネ 40%、マルヴァージア・サルダ 20%



④PALA ELIMA 2005
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同じく、パーラのエリマという赤ワインです。モニカという土着のブドウをステンレスタンクで発酵、セメントタンクで6ヶ月熟成させたワインです。香りは赤いベリー系にハーブ(種類はわかりません)が 混ざっています。果実味豊かで、後半で程よい酸味がきます。タンニンは強くもなく、弱くもないですが、かなり粗いです。飲み込んでからは梅しそのニュアンスもあり、余韻はそこそこです。フレッシュな感じの素朴な赤ワインです。
品種:モニカ 90%、その他の土着品種 10%



⑤PIERO MANCINI CAUNNONAU DI SARDEGNA 2005
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こちらはピエロマンチーニ社のカンノナウ・ディ・サルディニアです。カンノナウはこの島で最もポピュラーな赤ワイン用品種で、スペインから持ち込まれたとのことです。ちなみにフランスのグルナッシュと同じ品種です。このカンノナウ・ディ・サルディニアはおそらくサルディニアの全ワイナリーで生産されており、樽を使ったり使わなかったりと、ワイナリーの個性を強く反映するワインです。これはオークの大樽で4ヶ月熟成させています。 スパイシーで、薬草系の香りの中にベリーの甘さも少し漂います。最初から梅しそで甘味はほんのり程度です。タンニンは中程度ですが、やはり粗く、ざらつきます。ほんのり樽が香り、余韻は長いです。ミディアムボディで独特の味わいです。
品種:カンノナウ



⑥CANTINA GALLURA KARANA 2006
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カンティーナ・ガッルーラというガッルーラ地区にある協同組合です。ここはカナイリというヴェルメンティーノが有名で、ピエロマンチーニとはまた違ったボディ豊かな美味しいヴェルメンティーノ・ディ・ガッルーラを造ります。今回はカラナというネッビオーロのワインです。サルディニアにもネッビオーロが植えてられていたとは、今回初めて知りました。その昔サルディニア王国はピエモンテを支配していたため、ネッビオーロを持ち帰って植えたそうです。香りはプラムの中にタバコを感じ、ネッビオーロらしさを垣間見ることは出来ますが、味わいは全く別。しっかりとした果実味で甘味が強く、でも酸味は強くなく程よい感じです。苦味はほんのり程度でミネラル感が強く固い印象です。ランゲ・ネッビオーロより、味わいだけならタウラージの方が近いかもしれません。
品種:ネッビオーロ



⑦SARDUS PATER KANAI 2003
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サルディニアの南西に浮かぶサンタンティオコにあるサルドュス・パーテルというワイナリーのカナイというワインです。この島では古くからカリニャーノが栽培されており、ここのワイナリーで造られるワインはほとんどがこのブドウのものです。これも初めて飲む品種ですが、香りを嗅いでびっくり。花に鉄、黒いベリーと、まるでサンジョヴェーゼを思わせます。味わいは異なり、初めから梅しそ系で、タンニンはガチガチ。余韻でもざらつきます。甘味は弱く、全体的に荒々しいワインです。
品種:カリニャーノ



⑧GUISEPPE GABBAS Arbeskia 2002
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ジュセッペ・ガッバスというオーナーのワイナリーです。小さなワイナリーですが、こだわりは強く、「職人の魂が生きているワイナリー」と評されています。栽培している品種はカンノナウが主ですが、メルロー、シラー、カベルネ・ソーヴィニヨンといった国際品種も植えています。濃いワイン造りを目指しているそうで、その通り、色味は濃いです。香りはカシスにタバコのニュアンスです。口に含むとまずカカオのような苦味に続いて、しっかりとした甘味、程よい酸味がきます。ミネラル感が強く、タンニンはそこそここなれていて滑らかです。若干青草のニュアンスもあります。余韻では樽が香り、薄く長く続きます。なんとなくボルドーっぽいです。
品種:カンノナウ 50%、カベルネ・ソーヴィニヨン 40%、カリニャーノ 10%



今回はシチリア同様、初めての品種が多くとても勉強になりました。ただモニカやカリニャーノに関しては、ワイナリーによっても違うとは思いますが、まだ洗練されているような印象は受けませんでした。良い意味で素朴な島のワインという感じがします。是非とも地元の料理と楽しんでみたいです。
ヴェルメンティーノやカンノナウだけではない、サルディニアの魅力を知ることができました。
エメラルドブルーの島、一度訪れてみたいです。
今回は初めてお会いした方が3名いらっしゃいました。これを機にイタリアワインに興味を持って頂けると嬉しい限りです。
主宰のヤックリュ様、uvaの村上様、ご参加された皆様、ありがとうございました!
また次回もよろしくお願いいたします!

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2008年11月 9日 (日)

第39回 山本会

毎月都内で開催されているワイン会です。およそ半年ぶりに参加させてもらいました。
今回のテーマは「20世紀のワイン」です。1901~2000年のワインを各自持ちより、それをブラインドで当てるという趣向です。
会場は五反田にあるラ・カンティーナ・センプレさんです。
参加者は12名。ほとんどの方がワインのプロ級です。

開宴の前に、まずは川頭さんが試飲会で開けたワインを持ってきてくれましたので、それをいただきました。
①SARTALLERI Classico Verdicchio dei Castelli di Jesi 2007
Sartarelli_classico07







②SARTALLERI Classico Verdicchio dei Castelli di Jesi Tralivio 2006
Sartarelli_tralivio06






サルタレッリというマルケ州にあるワイナリーのヴェルデッキオ・デイ・カステッリ・ディ・イエージです。
①の2006は以前飲んでいますが、それよりも甘味は薄く、苦味が強い印象です。良くも悪くもヴェルデッキオらしいワインです。
②は上級編で単一畑のものです。こちらは甘味はかなりしっかりしており、オイリーな感じもあります。①に比べるとボリュームがあります。

その後開宴ですが、いつもの通り、出されたイタリアワインだけご紹介します。 全てのワインとお料理はナカツカさんのブログをご覧下さい。

①MANZONE BAROLO Le Gramolere Bricat 1996
Manzone_barolo96
色はエッヂがやや薄いですが、まだ赤味がしっかりしていたので、90年代後半と予想。香りでまずほのかにタバコのようなスモーキーさとなめし革のような香りがあったので、この時点でネッビオーロと判断しました。口に含むと、酸味がしっかりとした印象で、タンニンもまだ若干硬い印象でした。余韻での樽はしっかりしており、長く続きました。 「90年代後半のモダン・バローロ」と予想しました。ほぼ正解!

②VARALDO BARBARESCO La Gemma VENDEMMIA 1994
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川頭さんご提供のワインです。色はエッヂにややオレンジがあり、熟成感があったので80年代と予想。香りはこちらもスモークとタールがかすかにあり、やはりネッビオーロかなぁと思いました。味は果実味はまだしっかりしており、タンニンはこなれ、酸がとても丸くなっていたので、長期熟成したバローロと予想しました。樽香はあまり感じなかったです。 「80年代のクラシカル・バローロ」と予想しましたが、ブドウ品種は正解。まずまずでしょう。 バルバレスコはバローロに比べると柔らかいとよく言われますが、確かにあの酸の丸さと柔らかいタンニンを考えると納得です。難しい~。

③Mastroberardino Centotrenta TAURASI RISERVA 1999
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色はまだまだ濃いルビーだったため、90年代後半と予想。香りはカシスなどのベリー系がし、イタリアっぽさ(上手く表現できません)を感じました。味わいはしっかりとした果実味と太い酸、力強いタンニンと、これだけならネッビオーロを思わせるのですが、香りにスモークがなく、中盤の苦味にシナモンやナツメグっぽい独特のハーバルなニュアンスがあったので、これはアリアニコと読みました。 ビンテージは以前飲んだ1997が頭に浮かんだので、 「1997年のタウラージ」。ビンテージは違いましたが、ほぼ正解!これは特別限定ラベルだそうです。

④北海道ワイン 光芒 ツヴァイゲルト・レーベ 1999
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私が持参したワインはこれです!以前飲んだときの印象がとても良かったので、プロの皆さんがどういう判断をされるのか、楽しみで持ってきました。 枯れ木のような香りと、味わいもしっかりとした果実味の後に、これまた枯れ木やホワイトペッパーのようなニュアンスで私はすぐ自分が持ってきたワインだとわかりました。さすがにこの品種を当てられた方はいませんでした。「メルロー」「ボルドー」という声も聞かれ、なんとなくちょっと嬉しかったです。酸もしっかりしており、まだまだ元気でした。アムレンシスと同様、道産赤の実力を知ってもらえて良かったです。

当然イタリアと道産ワイン以外はわかりません。
「ブルゴーニュのピノ」は一応当たりましたが、「ニューワールドとの違いは?」と問われてももちろん答えられません(苦笑)。
また、スペインのテンプラニーニョを「トスカーナじゃないサンジョヴェーゼ!」と答えてしまいました。「テンプラニーニョはサンジョヴェーゼに似ている」という話しを良く耳にはしていたのですが、ここまで似ているとは思いませんでした。驚きました。
でもやっぱりイタリアワインはイタリアの香りがします。上手く表現できないのですが。
そしてやっぱりイタリアワインが自分の嗜好にあっているんだなぁとつくづく感じました(飲み慣れているだけかも)。

今回もとても楽しい会でした。 参加された皆様、貴重なワインをありがとうございました!また参加する機会がありましたらよろしくお願いします。

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2008年10月30日 (木)

オススメ!イタリアワインの会 Part2

「ワインと食事を楽しむ会in札幌」主催で、コルクの気持ちの店長厳選オススメのイタリアワインを楽しむ会の第2弾!前回はシチリアでしたが、一気に北上して今回はロンバルディアです。
ロンバルディア州と聞いても、やはりピンと来ない方が多いかもしれません。州都はミラノです。ここは聞いたことがありますよね?よくイタリア半島はブーツに例えられますが、位置的にはブーツの上、スイスの国境に面し、ピエモンテ州の東になります。ここで造られるワインは何と言っても、フランチャコルタとヴァルテッリーナが有名です。もちろん、両方とも楽しみました!

今回の会場は「Original Dining KENT,S」です。またまた初めてのお店です。
参加人数は9名。
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用意されたワインは8本です。
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①BELLAVISTA Franciacorta Cuvee Brut NV

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イタリアの瓶内二次発酵のスプマンテで唯一DOCGとなっているのがフランチャコルタです。その中でも最高峰の生産者と言われているのがこのベッラヴィスタです。90もの違ったワインを仕立て、そこから約30種をセレクト。そこへ36ヶ月~48ヶ月以上熟成させたリザーブワインを掛け合わせ、さらに36ヶ月にわたりセラーで熟成させるという実に手の込んだプロセスを経ています。
薄いゴールド色に細かい泡。軽い甘味にしっかりとした酸味がキリッと引き締めてくれます。嫌味なところが全くなく美味しいです。
品種:シャルドネ 80%、ピノ・ネロ&ピノ・ビアンコ 20%

②CASTEGGIO CLEFI 2006
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カステッジョ村にあるカンティーナ・ディ・カステッジョという共同組合のクレフィというワインです。ここはオルトレポー・パヴェーゼDOCの地区で、最近注目を浴びている産地です。
黄色が強いゴールド色で、香りはガムシロップのような化学的な甘さを感じます。味わいも甘味がしっかりとしており、徐々に酸味がやってきますが、ちょっと私には物足りません。余韻も短いです。
品種:リースリング・イタリコ 100%

③CA’del BOSCO CURTEFRANCA BIANCO 2006
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ベッラヴィスタと並び、フランチャコルタで有名なワイナリー、カ・デル・ボスコが造るスティルワインです。クルテフランカという名前の白ワインです。一部オークの大樽を使用しています。
これも濃いめのゴールド色でやや草っぽく杏子の様な香りの奥にバニラもあります。ほんのり甘味を感じた後すぐに苦味と酸味がやってきますが、樽を効かせているためか、2006ですが酸の角はとれていて丸みを感じます。余韻では栗のような味わいがそこそこ長く続きます。
品種:シャルドネ 80%、ピノ・ビアンコ 20%

④CA’DI FRARA Pinot Grigio 2007
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カ・ディ・フラーラという100年以上の歴史を持つワイナリーがオルトレポー・パヴェーゼ地区で造る白ワインです。遅積みのピノ・グリージョをソフトプレス後ステンレスタンクで発酵・熟成を行っています。
黄色が強めのゴールド色で若干ピンクも混ざっています。これも甘いガムシロップのような香りがします。力強い甘味を最初に感じ、後半で苦味としっかりとした酸味も現れます。また、タンニンもほんのりあります。ロウっぽさもあり、コクがしっかりあります。バランスの良さでは今回の白では私のNo.1です。余韻ではさつま芋がほっくりと、長く続きます。
品種:ピノ・グリージョ

⑤CASTEGGIO Autari 2005
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こちらはオルトレポー・パヴェーゼ地区の赤です。お隣ピエモンテで広く栽培されているバルベーラを使用しています。イタリア国内で安ウマワインとして高い評価を得ています。
濃いガーネットの色合いにチェリーやベリー系の香りを感じます。時間が経つにつれ若干タバコも出てきます。しっかりとしたブドウの甘味の後すぐに酸味が混ざってきて、開けてすぐからバルベーラらしい梅しそっぽさが全開です。苦味がやや強く、樽香もしっかりついています(新樽?)。タンニンは中程度でこなれており、余韻でカカオもそこそこ続きます。確かに安ウマワインだと思います。
品種:バルベーラ 100%

⑥Sandro Fay La Faya 2004
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ロンバルディアの北東山間部に東西に延びるヴァルテッリーナ渓谷があり、そこの南向き斜面(斜度は約60°!)にサンドロ・ファイの畑があります。ここではキアヴェンナスカ(ネッビオーロ)の栽培が主で、このラ・ファイアはそれにメルローとシラーがブレンドされたワインです。03を以前飲んでいますが、それとはセパージュが変更になっています。2004は良年だからでしょう。
中心部がやや黒目のルビー色で、香りはプラムとコーヒーを感じます。メルローが増えた分、果実味がしっかりし、甘味が強くなった印象を受けます。タンニンは柔らかく、余韻で苦味が薄く長く続きます。美味しいのですが、もうちょっとキアヴェンナスカの酸や粗さが欲しいかな。
品種:キアヴェンナスカ 55%、メルロー 30%、シラー 15%

⑦Nino Negri MAZER INFERNO VALTELLINA SUPERIORE 2004
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ニーノ・ネグリ社はヴァルテッリーナの最高の造り手として有名です。ヴァルテッリーナ地区で栽培されたキアヴェンナスカを90%以上使って造られたワインがヴァルテッリーナ・スーペリオーレを名乗れます。マゼールは現地で「美味しい」という意味で、インフェルノは「地獄」を意味し、「地獄の畑で造られた美味しいワイン」という意味になります。畑は街を見下ろす崖の斜面にありそこで畑作業をする人にはまさに地獄です。
こちらも中心部がやや黒いルビー色です。香りはスモークに少し焦げた醤油のような感じです。薄い甘酸っぱさがが最初から続き、後半でややざらついたタンニンがしっかりと主張します。余韻は苦味が薄く長く続きます。こちらはキアヴェンナスカの粗さを感じることが出来ましたが、全体的に薄い印象です。
品種:キアヴェンナスカ 100%

⑧CA’DI FRARA Il Raro Nero 2006
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カ・ディ・フラーラがフランスクローンのピノ・ネロで造ったワイン。イル・ラロ・ネロという名前です。オルトレポー・パヴェーゼ地区はイタリアで初めてピノ・ネロが栽培された土地なんだそうです。
クリアで濃いめのルビー色をし、枯れ木や紅茶のような香りを感じます。果実味がしっかりしていて、中盤では苦味も強めに感じます。後半で酸味が出てきますが、私には物足りず。余韻も短めでちょっと寂しいです。
品種:ピノ・ネロ 100%


今回は知っているワイン、品種もあれば、全く初めての品種もあり、色々と楽しめました。全般的に赤も白も思ったよりも酸や香りの立ち上がり方が弱い印象を持ちました。北のワインというイメージとはちょっと異なります。ただ酸に関しては私は酸っぱいワイン同好会ですので、一般の方には飲みやすくて良い塩梅なのかもしれません。
ロンバルディアはお隣のピエモンテに比べたら、コストパフォーマンスに優れていると思います。今回は残念ながら飲めなかったのですが、ヴァルテッリーナ・スフォルツァートという陰干ししたキアヴェンナスカで造られる高級ワインもあります。
ピエモンテと同じような品種のワインが多いのですが、その土地の違いを上手く表現しているのではないでしょうか。
果たしてキアヴェンナスカとネッビオーロの違いがわかるのか?一度ブラインドで確かめてみたいです。

今回ご参加された皆様、楽しい時間をありがとうございました。イタリアワインの良さがまたまた伝わったのではないかと思います。
次回もまた、よろしくお願いします!

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2008年10月 8日 (水)

オススメ!イタリアワインの会

ここ最近は毎週のようにワイン会やイベントに参加しています。秋はやっぱりワインが美味しいですね!
さて、今回も「ワインと食事を楽しむ会in札幌」主催で行われたワイン会です。主宰のヤックリュさんと私がいつもお世話になっているコルクの気持ちの店長厳選オススメのイタリア、その中でもシチリアワインを楽しみました。

会場はBistro Poivre (ビストロ・ポアーヴル)です。私は初です。
参加人数は8名。
用意されたワインは泡からドルチェまで8本。
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① Duca di Salaparuta  Supmante Brut Riserva NV
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デューカ・ディ・サラパルータという名前を聞いてもピンとこない人が多いと思いますが、CORVOというワインなら聞いたことがある人は結構いるのではないでしょうか。そこのスプマンテです。若干薬臭さを感じ、甘味ほんのり、酸味しっかりの泡で、余韻は短めです。
ブドウ:グレカニコ、シャルドネ


② CUSUMANO ALCAMO 2007
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クズマーノは比較的新しいワイナリーで最近札幌市内のイタリアンでも目にする機会が多いかもしれません。アルカモという名前は産地の名前で、その周辺で収穫されたブドウで造られる白ワインです。驚いたことにミュラーがブレンドされています。シチリアでも栽培されているんですね。
道産バッカスのような花の香りがします。ほのかに甘味を感じ、丸い酸味にナッツのような苦味が続きます。かすかに塩気もあります。南にありがちな濃さはなく、道産白に慣れている方に受けそうな味わいです。
ブドウ:カタラット 60%、グレカニコ 30%、ミュラー・トゥルガウ 10%


③ DONNAFUGATA VIGNA DI GABRI 2007
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シチリアを代表する有名ワイナリー、ドンナフガータです。このヴィーニャ・ディ・ガブリは神の雫で紹介されました。香りは猫尿臭がしまるでソーヴィニヨン・ブランを思わせます。柔らかい甘味にほのかな苦味を感じます。酸も非常に良い具合です。凝縮感があります。余韻でまた感じる苦味も心地よいですが、あまり長くは続きません。10%のフレンチオークが奥行きを出しています。さすがです。
ブドウ:アンソニカ 100%(10%はフレンチオークで熟成)


④ Duca di Castelmonte Ulysse Etna Rosso 2003
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デューカ・ディ・カステルモンテというワイナリーのユリッセという名前のエトナ・ロッソです。エトナ・ロッソはその名の通り、エトナ火山の麓で栽培されたブドウで造られる赤ワインです。 ベリー系の香りが心地よいです。口に含むと軽い甘味の後すぐに苦味が舌を覆います。その苦味が後半ではややえぐみになりますが時間が経つと消えます。酸はとても綺麗です。タンニンは強くなく、若干ざらつきがあります。樽香もほんのり香り、余韻でも続きます。火山のような荒々しさを予想していましたが、全くそんなことはなくとても上品でした。
ブドウ:ネレッロ・マスカレーゼ、ネレッロ・カプッチョ


⑤ CERASUOLO DI VITTORIA VALLE DELL'ACATE 2005
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ヴァッレ・デッラカーテというワイナリーのチェラスオーロ・ディ・ヴィットーリアです。チェラスオーロとはサクランボ色を意味し、アブルッツォにはモンテプルチアーノ・ダブルッツォ・チェラスオーロというロゼワインがあるため、このワインもロゼと勘違いされることがあります。シチリアで唯一のDOCGです。 ベリーの中にロウの香りを感じます。しっかりした酸味がまず現われ、その後強めの苦味が続き、後半で果実味を感じます。抜栓直後はバランスが悪かったのですが、時間の経過とともにまとまりを見せます。ミネラルも感じます。タンニンはマイルドでやや梅しそのニュアンスもあります。余韻で樽がほのかに香ります。
ブドウ:フラッパート 40%、ネロ・ダヴォラ 60%


⑥ AVIDE Herea Nero d'Avora 2006
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アヴィデというワイナリーのへレアという名前のネロ・ダヴォラです。ネロ・ダヴォラは品種の名前で、「アヴォラ村の黒ブドウ」を意味します。 プルーンやカシスのような黒い果実の香りがします。軽い甘味の中にネロ・ダヴォラ独特の苦味がちょっと強めに現れます。ミネラル感も強く灰っぽさもあります。余韻でも苦味と灰が続きます。ネロ・ダヴォラにしては薄目のワインかもしれませんが、ロッソ・イブレオよりは濃いです。
ブドウ:ネロ・ダヴォラ 100%


⑦ PLANETA MELROT 2003
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プラネタはワイナリーとしての歴史は浅いのですが、300年にわたってブドウ栽培に関わり、セッテソリという協同組合にブドウを卸していました。ワイナリー設立後は国際品種と土着品種の栽培に力を入れ、それぞれ単一のワインと、ブレンドしたワインを造っています。シャルドネが高評価を得てから一気に世界的に有名になりました。 ベリーとハーブの香りがします。パワフルな果実味がドンときて、中にペパーミントも感じます。私にしては酸味は物足りず、過熟感があります。ちょっと飲むのに疲れてしまいました。余韻ではチョコレートのニュアンスがあります。
ブドウ:メルロー 100%


⑧ PELLEGRINO Passito di Pantelleria 2007
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酒精強化ワイン“マルサラワイン”の産地として有名なマルサラにあるペッレグリーノというワイナリーです。パッシート・ディ・パンテッレリアというワインで、ブドウをパッシート(陰干し)して糖度を上げ、甘口に仕立てたデザートワインです。さらっとした甘味なのでスイスイ飲んでしまいますが、アルコールは15%です。
ブドウ:ズィビッボ(モスカート・ディ・アレッサンドリア)100%

シチリア島には、土着品種と国際品種、実に多くのブドウが栽培されています。シチリアの土着品種だけでも覚えるのが大変!
南の島なので、ぼてっとした濃いワインをイメージしていましたが、それは誤りでした。白はどこか道産ワインに似た部分もあり、赤は中部から北イタリアをイメージさせます。特に今回はエトナ・ロッソの評判が高かったようです。

今回参加された方々には初めて飲むワインが多かったかと思います。昔はボルドーの出来が悪い年はシチリアからワインを運んでブレンドしていたそうです。それだけ質の高いブドウ、ワインがシチリアでは造られているということなんでしょう。ですのでフランスワイン好きな方々にもきっと満足していただけるようなワインがシチリアにはあるのかもしれません。
参加された皆様、ありがとうございました。またよろしくお願いします。

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2008年10月 3日 (金)

奥尻ワイン テイスティング会

北海道の離島の一つ、奥尻島で8年前からブドウ栽培に取り組んで来た会社があります。海老原建設という会社です。
先月ワイン醸造工場が完成し、今後は同会社のグループである農業生産法人奥尻ワイナリーが醸造・販売を行います。今年収穫されたブドウはこの工場で醸造され、来年初リリースとなりますが、その前に、2006と2007年の収穫ブドウで、岩見沢にある宝水ワイナリーに醸造を委託し、ワインを造っていました。しかしそれは生産量が少なく、市場に出ていません。それを「ワインと食事を楽しむ会in札幌」の主宰、ヤックリュさんが海老原社長に直接お願いをして入手し、今回そのメンバーでテイスティングをすることになりました。

会場は前回「美味しい道産ワインと食材のマリアージュ会」でお世話になった「WINE BAR DINING 宙 SORA French」です。

参加者は10名。

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美味しいお料理とともにテイスティングした奥尻ワインをご紹介します。

①ノースレッド 2007

07ノースレッドという生食用ブドウから造られたワインです。おそらくこの品種でワインを造っているのは道内ではここだけだと思います。ガムシロップのような甘く化学的な香りがし、口に含むとキャンベル・アーリーやデラウエアといった生食ブドウの香りがします。生食ブドウですが、おたるワインにみられるような甘口ではなく、辛口に仕立てていますが、酸味が強く、甘味も隠れてしまっています。アルコール度数を下げて、もっとフレッシュ感を出すと面白いワインかもしれません。


②ミュラー・トゥルガウ&バッカス 2007

07_2ミュラー・トゥルガウとバッカスの混醸です。鶴沼バッカスのようなフローラルに、やはりガムシロップのような香りが混ざります。ミュラーやバッカスらしい甘味はほのかに感じますが、果実味が薄く、その分塩気を強く感じます。後半で苦味が突出してしまい、バランスが今ひとつ。余韻も短いです。


③ケルナー 2006

06香りがほとんど立ちません。ケルナーらしい甘味は薄いながらも感じます。やはり塩気が強く、その後にしっかりとした酸味が続きます。余韻はそこそこあります。余市のケルナーと比べると塩気が強く、やはり果実味が薄い印象です。時間が経ち、温度が上昇すると果実味がより膨らんで、まずまずの味わいに変化しました。


④ケルナー 2007

07_3こちらもやはり香りが立ちません。酸味は06よりしっかりとした印象で、余韻も根菜の味わいが長く続きます。この酸味だと1年置いたら面白いかもしれません。果実味の凝縮感は私は06の方が上だと感じました。



⑤シャルドネ 2007

07_4 こちらも香りが利けませんでした。薄い果実味に酸味、苦味が強調されてしまい、私としてはちょっと飲みきるのが辛かったです。余韻も短いです。この数日前に長野のシャルドネを飲んだので、より未熟に感じてしまったかもしれません。



⑥ピノ・グリ 2007

07_5 香りはやはり甘い化学的な香りがします。含むと苦味がまず口の中全体に広がり、その後酸味と塩味が続きます。甘味を期待して飲み込むとまた酸味が広がります。タンニンは全く感じられません。未熟な青いブドウを想像してしまいます。



⑦ピノ・ノワール 2007

07_6 ここから赤です。赤ですが色が薄い!ほとんどロゼです。枯れ木や赤いベリーの香りがします。色と同様、薄い甘味にほんのり苦味、そしてしっかりと酸味が続きます。道産ピノらしく酸味は強いですが、舌を刺激する攻撃的な酸味ではありません。酸っぱいワイン好きな私には許容範囲です。ピノ・ノワールの赤ではなく、道産ロゼだと思えばなかなかの味わいだと思います。


⑧ツヴァイゲルトレーベ 2006

06_2 濁っていて、残念ながら香りも酸化臭でした。酸っぱい乳酸菌飲料といった感じです。おそらく瓶内で再発酵したのでしょう。残念。




⑨ツヴァイゲルトレーベ 2007

07_7 ツヴァイ独特の枯れ木のような香りの中にベリーと堆肥が混ざります。焼けた髪の毛も若干あり、こちらは逆に還元した感じです。道産ツヴァイにしてはタンニンは少ない方です。苦味が妙に強調され、酸味も拍子抜けする位弱いです。ダメージを受けていると思われます。残念。


⑩メルロー 2006

06_3こちらもメルローにしては薄いルビー色です。赤いベリーに奥にハーブのニュアンスも感じます。味わいは薄い乳酸菌飲料を彷彿させ、そこに苦味を加えたような感じです。メルローだと思わないで、単純に道産赤として味わえば、悪くはないと思います。


⑪メルロー 2007

07_8 かなり強いピーマン香がします。味もえぐみのような青っぽさがあり、苦味が強いです。06と比べると酸味はしっかりしているので、これもあと1年置くと変わるかもしれませんが…。これもやっぱり未熟なブドウをイメージしてしまいます。



総評として、現時点では未完なワインだと思います。

白で感じた強い塩気は、味わいのバランスを損ねますが、これは奥尻のテロワールを表現するプラス材料だと思います。この塩気をうまくまとめるだけの凝縮された果実味があればきっと「海を感じる島の美味しいワイン」になると思います。

赤は全般的に薄く、タンニンも弱いです。これは奥尻に限らず多くの道産ワインに共通した点です。ピノ・ノワールやメルローといった国際品種を植えていますが、これが世に認められるようなワインを造り出せるようになるまで時間はかなりかかるのではないでしょうか?
もしこれら国際品種にこだわるのでしたら、以前も提言していますが、単一品種にこだわらず、ブレンドをすることによって奥尻の畑を表現するワインを造ってもらいたいです。

生意気ですが、今回のワインの裏に、ブドウの未熟さを感じてしまいました。どういうワインを造るか?ということも大切ですが、どうやってより美味しいブドウを造るか?というところにこれからももっと力を入れる必要があると思います。
潮風が強い島ですので、塩害といつも背中合わせの厳しい条件下での栽培になるでしょう。ワインは自然の恵みですが、ワインの歴史は自然に逆らうための人間の知恵の歴史でもあると思います。池田町は「ブドウ栽培は無理」と言われながらも、長い年月をかけて寒さに勝てるブドウを造りだしました。
奥尻も、奥尻の自然に負けずに奥尻で育つブドウを、人々の知恵で育て上げて欲しいと思います。それによって初めて、島の美味しいワインが出来ると思います。

期待しています。

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2008年9月21日 (日)

第3回 Capri Capriのワイン会

川頭さんを囲む会の第2夜です。
私のお気に入りのリストランテ、カプリカプリで行われているワイン会に、今回は川頭さんをゲストとしてお迎えしました!
今回のテーマは「ヴェネト州」
ヴェネトのワインと言えば、赤はヴァルポリチェッラ、白はソアヴェが有名ですね。これらのワインは以前は「安くて薄くて苦くて不味い」という印象がありましたが、近年質の向上が著しく、造り手をしっかり選べばとてもコストパフォーマンスが高いワインを飲むことが出来ます。それを川頭さんの解説と美味しいヴェネトの郷土料理とともに実感してもらおうというのが今回の会の趣旨です。
お店で用意して頂いたワインはテヌータ・サンアントニオのソアヴェとソアヴェ最高の造り手と称されるピエロパンのものとの飲み比べ、赤はサンアントニオのノーマル・ヴァルポリチェッラからリッパッソ、アマローネまでと、かなり豪華なラインナップになりました。
お料理の内容はこちらをご覧下さい。

Vino





今回の参加者は10名。うち女性が7名という、とてもエレガントな会となりました。
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①BALBINOT PROSECCO Spumante Brut

Balbinot_proseo 最初の乾杯はこの泡です。ヴェネトのスパークリングワインといえば、プロセッコ。これは私の定番、バルビノットのものです。洋なしの香りが特徴的で、辛口ながらも果実味がしっかりしています。これもグビっと飲んじゃいました。ちなみにこれで実売1500円!素晴らしいです。


②Tenuta Sant' Antonio Soave 2007

Santantonio_soave07 まずはベースのソアヴェです。ガルガーネガにトレッビアーノ・ディ・ソアーヴェとシャルドネがそれぞれ5%ブレンドされています。しっかりとしたブドウの甘味を感じます。ガルガーネガは苦味が強くなりがちなんですが、これは弱めで私には程よいです。06は酸味が強かった印象ですが、これはちょうどいい塩梅です。時間が経つと香りが満開の花畑になりました。


③PIEROPAN Soave Classico 2006

Pieropan_soave06 ピエロパンのベースのソアヴェ・クラシコです。キャンティもそうですが、クラシコが付くとより限定された地域のブドウで造られたことを意味します。これはガルガーネガにトレッビアーノ・ディ・ソアーヴェ15%のブレンドです。奥に蜜のような甘い香りを感じますが弱めです。こちらもフルーティーで、質感がしっかりしていますが、やや苦味が強めです。ですが、許容範囲内です。ドライでスッキリ系のソアヴェです。


④Tenuta Sant' Antonio MONTE CERIANI Soave 2006

Monte_ceriani06 今年からソアヴェ地区に56のクリュ(畑)が制定されました。モンテ・チェリアーニはその一つです。ブドウはガルガーネガ100%です。ノーマル・ソアヴェよりもフローラルで桃のようなニュアンスも感じます。味わいは果実味がしっかりとし、甘味、酸味、苦味のバランスとその厚みは見事としか言いようがありません。余韻も長く、食事とはもちろん、ワインだけでも楽しめます。美味しいです。


⑤PIEROPAN Calvarino Soave Classico 2005

Pieropan_calvarino05 こちらはピエロパンのクリュシリーズの一つで、カルヴァリーノという畑のものです。モンテ・チェリアーニは石灰質を含む粘土・堆積土壌なのに対し、カルヴァリーノはより東に位置し、火山灰性土壌だそうです。こちらはトレッビアーノが30%とやや多めのブレンドです。香りはバナナやイーストっぽく、さほど強さはありません。味わいはやはり凝縮された果実味はありますが、苦味と酸味が私には強めです。やはりサンアントニオよりはドライな印象です。


⑥Tenuta Sant' Antonio Valpolicella 2007
Santantonio_valpolicella07 ここから赤です。まずはノーマルのヴァルポリチェッラです。コルヴィーナ 70%、ロンディネッラ 30%で、樽を使わずステンレスのみで醸造しています。香りが独特でシナモンのようなニュアンスを感じます。柔らかい甘味にしっかりとした酸味の中にも木や草のような青さも感じます。もうちょっと時間が必要だったかもしれません。ちなみに定価で1650円!驚きです。


⑦Tenuta Sant' Antonio Monti Garvi Valpolicella Superiore Ripasso 2004

Monti_garbi04 モンティ・ガルヴィというワインです。ヴァルポリチェッラにスーペリオーレがついていますが、これはアルコール度数がノーマルより高いことを意味します。リパッソは二重発酵のことで、ヴァルポリチェッラの中にアマローネで使われた陰干しブドウの絞りかすを入れて再度発酵させるというものです。これにより、より深みのある味わいになります。「ノーマルでは物足りないけど、アマローネは高級すぎて飲めない」という私にピッタリでお気に入りのワインです。とても凝縮感があり、甘味の中にカカオのようなビターと樽香が良い具合で、それを酸がしっかりとまとめます。余韻も長くブドウの皮をずっとかじっているような味が続きます。


⑧Tenuta Sant' Antonio La Bandina Valpolicella Superiore 2004

La_bandina04 こちらはラ・バンディーナというワインです。ブドウの構成はモンティ・ガルヴィと同じですが、ブドウを2~3週陰干ししてから醸造します。アマローネは3ヶ月以上陰干しするので、プチ・アマローネという位置づけです。甘味、苦味、酸味、シルキーなタンニン、余韻のカカオと樽、このバランスは異次元です。お料理でいただいた若鶏のペヴェラーダソースとの相性は抜群!最高でした。


⑨Tenuta Sant' Antonio Campo dei Gigli Amarone della Valpolicella

Santantonio_amarone03 この蔵の最高峰、カンポ・デイ・ジーリという名前のアマローネです。陰干ししたブドウから造られるこのワイン、アルコール度数は16度!ラ・バンディーナをさらに濃くして、アルコール感たっぷりの、これはまた別次元のワインです。陰干ししたブドウと聞くと、甘味が強い印象がありますが、しっかりと発酵させているので、甘味は思ったより強くはありません。その分アルコールが強いので、ドライな感じがします。上質のシングルモルトと相通じるところがあるかもしれません。ちなみに定価は9000円!なかなか自分で買うことが出来ないワインなので、今回飲むことが出来て本当に嬉しかったです。

お店でご用意いただいたワインはここまで。
しかし、これでは終わりません。川頭さんに提供していただいたワインを2本、飲ませていただきました。

⑩Mastroberardino Taurasi RADICI Riserva 1997

Mastroberardino_taurasi_radici97 前夜はノーマルのタウラージでしたが、今回はリゼルヴァです。1997年と、熟したアリアニコを感じさせてくれますが、アマローネの後ではかすんでしまいました。印象があまりありません。申し訳ありません。ただ嫌味なところは全くなかったと思います。


⑪LE MACCHIOLE PALEO ROSSO 2004

Paleo_rosso04 今回のテーマとは別になりますが、トスカーナ・ボルゲリを代表するワイナリー、レ・マッキオレのフラッグシップワイン、パレオ・ロッソです。前日はビアンコを飲んでいます。誰が飲んでも美味しい!というワインです。しかも最高のビンテージとされる04!人気のあるワインですから、なかなか飲める物ではありません。川頭さん、ありがとうございました。ブドウはカベルネ・フラン100%。凝縮感と、細やかなタンニンと綺麗な酸に長く続く余韻。抜栓から2日経っていますが、全くへたった様子はありません。やっぱり美味しいです。憧れのワイン、とても嬉しかったです。

今回もとても素晴らしい会となりました。ソアヴェやヴァルポリチェッラを飲み比べるなんて機会はまずありませんから。誰よりも私が一番楽しませていただきました。川頭さんのワインにまつわるお話から、知られざるプライベートまで…。本当に楽しかったです。

この会を設けるにあたり、いろいろご相談させていただいたカプリ・カプリの方々にはとても感謝いたします。いつものことではありますが、お料理がとにかく美味しい!しかも今回もワインとの相性はバッチリ!リゾットをおかわりしてしまいましたから。ここ最近で一番のワイン会でした。本当にありがとうございました。

参加された皆様。本当に美味しいソアヴェやヴァルポリチェッラを知っていただけたのではないでしょうか?これからも是非イタリアワインを楽しんで下さい。

次回は来年になってしまうかと思いますが、また是非、川頭さんをお迎えして開催したいと思いますので、また是非ご一緒して下さい。

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2008年9月20日 (土)

厳選コスパホイタリアワインとマリアージュの会

9月17日に毎年恒例のモトックス社の試飲会の仕事で、私のイタリアワインの師匠、川頭さんが来札されました。
いつもは業界関係の方々との食事会となるのですが、より広く一般のワイン好きの方々にも川頭さんとご一緒してもらいたいと思い、今回は川頭さんに延泊をお願いして、二夜連続でワイン会を開催しました。
まずは第1日目です。
「ワインと食事を楽しむ会in札幌」主催にて、札幌で人気のイタリアン「サグラ」で開催しました。
参加者は全部で8名。
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ワインはお店にお任せした6本と、川頭さんが持参していただいた2本の計8本です。
Vino




①MIRABELLA FRANCIACORTA CUVEE DEMETRA
Mirabella_franciacorta
ロンバルディア州フランチャコルタで造られる瓶内二次発酵のスパークリングワインです。フランスのシャンパンに対し、それに匹敵するのがイタリアはフランチャコルタです。今回はミラベッラという聞いたことがないワイナリーのものをいただきました。きめ細かい泡に果実味がしっかりした辛口でありながらもフルーティーさもあるスパークリングワインです。あっという間に飲んでしまいました。

②Nakazawa Vineyard KURISAWA BLANC 2007
Kurisawablanc07
イタリアの会だったのでまさか道産が出るとは思っていませんでした。これはとても嬉しい驚きでした。私の愛する道産ワイン、栗沢ブランです。ここサグラさんでも置いてくれてるとは嬉しい限りです(通常のリストにのるのはもう少し先です)。「地元のワインでおもてなし」というお店のはからいです。トロピカルフルーツに若干ライチの香りに複雑で豊かな果実味。今回は出していただいた温度が完璧!リストに名前がなければ、おそらく誰も道産だとは気づかないでしょう。

③LE MACCHIOLE PALEO Bianco 2006
Paleo_bianco06
トスカーナ州ボルゲリの有名ワイナリー、レ・マッキオレのパレオ・ビアンコです。ソーヴィニヨン・ブラン 70%、シャルドネ30%で樽を使っています。きれいな黄金色にトロピカルフルーツにバニラ、ココナッツの香りがし、ブドウのうま味と酸がとても綺麗で余韻も長いです。やや樽香が強い印象ですが、後半で感じるナッツのような苦味もいいアクセントになっています。圧巻です。

④Mastroberardino TAURASI RADICI 1995
Mastroberardino_taurasi_radici95
カンパーニャ州のヴェスーヴィオ火山の麓にあるマストロベラルディーノというワイナリーが造るタウラージ・ラディーチというワインです。ブドウはカンパーニャの土着品種であるアリアニコ。「南のバローロ」と呼ばれるこのワインは長熟にも耐えるワインで、今回は1995年!この位のビンテージはなかなか飲むことは出来ません。プラムやカシスのような香りがバローロとは違うのですが、しっかりとした酸に強いながらもしなやかなタンニンまさにバローロに通じるものがあるかもしれません。美味しかったです。

⑤PAOLO BEA MONTEFALCO SAGRANTINO SECCO 1998
Sagrantino98
ウンブリア州にあるパオロ・ベアというワイナリーのモンテファルコ・サグランティーノというワインです。サグランティーノというブドウはとてもタンニンが強く、普通に造ったら飲めるようなワインにはならないと聞いています。ですので飲むまでにはかなりの時間が必要になるのですが、今回はそれでもまだ若い1999です。凝縮された完熟ブドウの甘味をしっかり感じますが、やはりタンニンが図太いです。渋苦いとまではいきませんが、やはり歯茎にまとわりつくタンニンは良くも悪くもサグランティーノらしいです。ノンフィルターなので、澱がすごかったです。

⑥Bartro Mascarello BAROLO 1997
Bartro_mascarello_barolo97
イタリアを代表する超有名なワイン、バローロです。「王のワインで、ワインの王」と言われるこのワイン、値段も王様級で私のような庶民にはなかなか買えません。しかも1997!素晴らしいです。このバルトロ・マスカレッロは大樽を使った、いわゆる古典派の代表格です。土や皮にスモーキー、酸味も丸く、タンニンもこなれています。ただちょっと私には苦味が強く感じられました。私自身久しぶりのネッビオーロ、楽しみました。

⑦GULFI NEROJBLEO 2005
Nerojbleo05
ここからは川頭さんご提供のワインです。シチリアのグルフィというワイナリーのネロイブレオというワインです。私は樽を使っていないロッソイブレオしか飲んだことがないので嬉しかったです。こちらはオーク樽で12ヶ月熟成させています。口に含むとバラのような香りがし、ネロ・ダヴォラ独特の苦味と非常に柔らかいタンニンが心地よいです。やはり2005は酸が綺麗!抜栓から1日以上経っていますが、全くへったた様子はありません。美味しいです。

⑧Duemani ALTROVINO 2006
Altrovino06
トスカーナのピサ地区で、天才醸造家ルカ・ダットマが起こしたワイナリー、ドゥエマーニで造られるアルトロヴィーノというワインです。メルローとカベルネ・フランの50・50のブレンドです。 カシスやベリーの香り、凝縮感は圧倒的。ズッシリとしたメルローの果実味をカベルネフランの繊細さが和らげているような印象です。ありがちなピーマン香も全く感じません。酸も程よくとても美味しいワインです。寝かせたらもっと美味しいんでしょうね。今回の赤では私の一番です。

KURISAWA BLANCを除いて、今回は普段なかなか自分で飲むことがない(出来ない)ワインだったので、とても勉強になりました。
そして、サグラさんのお料理もとても美味しくいただきました。
お店の方々、参加者の方々、ありがとうございました。

第二夜へ続く。

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2008年9月 5日 (金)

おいしい道産ワインと食材のマリアージュ会

「ワインと食事を楽しむ会in札幌」というmixiのコミュニティがあり、私もそこの会員になっています。その会の主宰、ヤックリュさんの企画で先日開催されました。タイトルの通り、ワインは道産のみ。しかもそのセレクトを任されてしまいました。
開催場所はあのマスターソムリエ澁谷さんのお店「WINE BAR DINING 宙 SORA French」です。
参加人数は11名。用意したワインは11種12本!うち3種はヤックリュさんのご提供です。

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いや~、当日ギリギリまで悩みました。
普段私はフレンチは全くと言っていいほど食することはありませんので、お料理のコースがどう展開するのかもわからず、その中でどうワインを組み立てるか?
そして悩んだ末に選んだワインがこちらです。
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泡1種、白3種、ロゼ2種、赤5種にしました。
もちろん私が飲んで美味しいと思ったワインから選びましたが、今回は「どういう品種が北海道で栽培されているのか」を知っていただきたかったので、人気の品種から希少品種まで幅広く揃えてみました。

①十勝ワイン ブルーム・ロゼ NV
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道産では唯一のシャンパーニュ方式(瓶内二次発酵)で造られたスパークリングワインです。ロゼの色は十勝ワイン独自品種である清見によって醸し出されています。 清見はセイベル13053を十勝ワインが5シーズンかけてクローン選抜した品種です。
綺麗なルビー色に細かい泡が広がり、力強い味わいです。清見らしい酸味が口の中をさっぱりさせてくれます。

②松原農園 ミュラー・トゥルガウ 2006
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ミュラー・トゥルガウはリースリングとグートエーデルの交配品種で、北海道でも広く栽培され人気のある品種です。 その中でもニセコ地区の蘭越町にある松原農園のものはフレッシュ感を前面にだし、「料理の邪魔をしない、飲み飽きしないワイン」をコンセプトに造られています。醸造は北海道ワイン社です。
去年飲んだときはやや酸味と苦味が強くバランスが今ひとつだったのですが、1年経って見事に変化しました。完璧なバランス!どこにも引っかかることがなくスイスイ喉を通っていきます。

③サッポロワイン グランポレール北海道余市ケルナー 2006
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ケルナーはリースリングとトロリンガーの交配品種で、余市が一大産地となっています。道内外を問わず、余市のケルナーは人気で、評価も高いです。このサッポロワインのケルナーは余市産のケルナーを山梨の勝沼ワイナリーで仕込んでいます。今回はその最高峰グランポレールを用意しました。
まず、香りが凄い!リースリングの特徴である石油香がします。ケルナーで片親であるリースリングを感じさせるものは初めて出会いました。その香りとは裏腹に味わいは実にフルーティ。辛口と表記されていますが、ブドウの甘味をしっかり感じます。しっかりと完熟させたブドウを彷彿させます。

④NAKAZAWA VINEYARD  KURISAWA BLANC 2007
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ワイン専用ブドウ栽培農家である中澤さんが栗沢町で栽培したブドウで、栃木にあるココファーム・ワイナリーが醸造・販売している白ワインです。そのセパージュはピノ・グリ 35%、ケルナー 28%、ゲヴュルツトラミネール 20%、シルヴァーナ 17%であり、ドイツ系品種の単一ワインが多い道産ワインとは明らかに趣が異なります。
香りの立ち方、厚みのある味わい、余韻の長さ等、道産ワインの域を超えています。じっくり楽しんでいただくためにこれだけ2本ご用意しました。

⑤北海道ワイン 鶴沼トロリンガー 2003
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トロリンガーは北イタリア・チロル地方原産のブドウで、そこではスキアーヴァと呼ばれています。北イタリアではライトな赤ワインの原料となっていますが、鶴沼産のは色調がやや薄いためロゼのカテゴリーになります。道内では数少ない本格的な辛口ロゼです。
2003はリリース当初は酸が強い印象でした。そろそろ飲み頃ではないかと思いご用意しました。イチゴのような香りに、後半でもイチゴのような甘酸っぱさがあります。これも良いタイミングだったと思います。美味しいロゼです。

⑥歌志内太陽ファーム ペンケ・ウタシュナイ ピノ・ノワール 2005
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ヤックリュさんご提供のワインです。高貴なワインを産み出すピノ・ノワールも道内では栽培されています。しかし今のところ、まだまだ発展途上というのが私の印象です。歌志内市で栽培されたピノ・ノワールを使って、ココ・ファームワイナリーで醸造されたものです。
道産ピノは酸が極めて高い印象ですが、これは実に良い具合です。果実味の薄さは否めませんが、それが逆に料理に合わせやすいです。これは良い意味で意外でした。これが道産ピノの目指す一つの形なのかもしれません。

⑦歌志内太陽ファーム ペンケ・ウタシュナイ 2005
05
こちらもヤックリュさんご提供の品です。ピノと同じビンテージですが、こちらはアッサンブラージュです。セイベル13053、ドルンフェルダー、ツヴァイゲルト・レーベ、ロートベルガーといった4種類が使われています。しかも醸造は北海道ワイン社です。どういう経緯で2社に醸造委託をしたのかはわかりませんが、味わいは上記のピノとは全くことなります。こちらは厚みこそそこそこあるものの、やや苦味が強い印象です。アッサンブラージュですが、それぞれが、何かバラバラな印象です。

⑧月浦ワイン ドルンフェルダー 2004

すみません、写真を撮り忘れてしまいました。サミットで有名になった洞爺湖ウインザーホテルのある山の麓、月浦で栽培されたドルンフェルダーから造られるワインです。ドルンフェルダーはドイツで赤ワインの主力品種となっています。栽培しているところは道内ではまだ少ないですが、これから増えるかもしれません。ステンレスのみと樽熟の2種ありますが、今回はステンレスの方をヤックリュさんからいただきました。このドルンの私の印象では従来の道産赤ワインにはない濃さが特徴的。今回の04は濃さはありますが、タンニンはこなれており、非常にマイルドな味わいです。若いうちはカカオのような苦味が強いのですが、これも落ち着いておりしっとりとしたガトーショコラの様な印象です。

⑨十勝ワイン アムレンシス 1999
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昭和30年代後半、池田町に自生する山ブドウ(アムレンシス亜型)によって造られたのが始まりです。まさに道産ワインの原点とも言えるワイン。フレンチオークのバリックで1年、イタリアンオークの大樽で1年、瓶内で2年という熟成を経てリリースされます。1999はグレート・ビンテージです。
開くのに時間がかかるので、早い段階でデキャンタージュをお願いしておきました。これがやはり正解でした。
相変わらず、ベリー系の香りに木っぽさが漂います。太い酸も丸くなっていますが、その存在感は圧巻で、果実味とうまく絡みっています。美味しい!

⑩ふらのワイン ツバイゲルトレーベ 2002
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ツヴァイゲルト・レーベはオーストリアで広く栽培されており、道内の赤ワイン用ブドウの主力となっています。ふらの産は余市や空知に比べると色調が濃く、豊かなタンニンが特徴でより重い赤ワインとなります。樽で1年、瓶で4年熟成させてからのリリースとなります。ふらのワインのフラッグシップワインです。
こちらはタンニンが非常にこなれていて、酸味も程よくまろやかな味わいです。ツヴァイゲルト・レーベ特有のコショウのような香りや荒々しさはなく、とてもエレガントなワインになっていました。果実味も豊かで、かといって濃い訳でもなく、綺麗に熟成している印象です。これも美味しかったです。

⑪北海道ワイン おたる遅摘み紅塩谷ワイン 2005
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最後にデザートとしてご用意しました。
小樽市と余市町の間にある塩谷地区のブドウ畑で偶然発見された品種で、その土地の名前をとり「紅塩谷」と名付けられました。別名「旅路」とも呼ばれています。なぜ塩谷だけにこのブドウが根付いているのか詳細は不明ですが、昭和の初期から生食用にブライトンというブドウがこの地区で栽培されていたため、その突然変異種ではないかという説があります。まさに日本海に沈む夕日をイメージさせる色、優しい甘味が特徴的なロゼワインです。
生食ブドウの甘い香りにしっかりとした甘味を感じますが、サラッとしています。同じ同社のレッドナイヤガラと比較すると、こちらは苦味の強さが特徴的なのですが、この苦味も薄くなり、とてもバランスが良くなっていました。後半での甘酸っぱさが、フランボワーズのソースにドンピシャでした。

これだけの種類の道産ワインを美味しいお料理と一緒に一度に飲む機会は私自身ありませんから、とても楽しかったです。
今飲むのに一番良いビンテージも考えて選んでみましたが、まず心配だったワインの状態も全て良くてホッとしました。
数ある道産ワインと品種の中から11種選ぶのは大変でしたが、それはとても楽しい時間でもありました。まだまだご紹介したいワイン達はあるのですが、それは第2弾にとっておこうと思います。
これを機に、普段自分で道産ワインを手にとって飲むことがなかなかない方々にも、道産ワインの魅力が少しでも伝わってくれたとしたら、本当に嬉しいことです。

参加者の皆様、ありがとうございました。そしてみんなで道産ワインを応援しましょう!

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2008年8月29日 (金)

第2回 Capri Capriのワイン会 

私の好きなリストランテ、Capri Capriで開催されたワイン会の第2弾です。
前回5月に開催され、美味しいお料理とフリウリの美味しい白ワインを堪能しました。
今回のテーマは「トスカーナ・キャンティ飲み比べ!」
キャンティと言っても、私の好きなキャンティ・クラシコではありません。より広い地域で造られるキャンティです。昔は安くて不味くて危ないワインの代名詞的存在だったキャンティ。ですが、今は違います。果たしてどんな美味しいキャンティを飲ませていただけるのかと、楽しみにしていました。
Vino




キャンティの前にまずは白ワイン2本、そしてキャンティを5本、シメのヴィンサント1本です。いただいたお料理はこちらをご覧下さい。

①PANIZZI VERNACCIA DI SAN GIMIGNANO 2007
Panizzi_vernaccia07 まずはトスカーナで唯一白のDOCGであるヴェルナッチャ・ディ・サン・ジミニャーノです。パニッツィというワイナリーのもので私は初めて目にしました。
グレープフルーツ系の黄色い香りで優しいブドウの甘味が感じられました。酸がじわじわとしみ出し、後半で程よい苦味もあります。私の知っているヴェルナッチャよりは薄目の印象ですが、フレッシュ感があって美味しかったです。


②Villa Caprareccia Alighino Vermentino 2007
Caprareccia_vermentino07 2本目の白は、ヴィッラ・カプラレッチャというワイナリーのアリギーノ・ヴェルメンティーノです。ヴェルメンティーノはサルディニア島で広く栽培され、私が大好きな白ワインの一つですが、トスカーナでも栽培されています。このヴェルメンティーノの産地はトスカーナの西海岸、ボルゲリの近くのビッボーナという場所で、そのためか塩気のミネラルが感じられました。トスカーナのヴェルメンティーノは苦味が強い印象を持っているのですが、これは抑えめ。酸もしっかりしており、サルディニアのヴェルメンティーノに近い感じでした。


③CANTAGALLO CHIANTI MONTALBANO 2005
Cantagallo_chianti05 ここからいよいよキャンティです。カンタガッロというワイナリーがモンタルバーノという地区で栽培されたサンジョヴェーゼを100%使って造ったキャンティです。まず口に含むと樽が香ります。強めの苦味から入りその後しっかりとした酸味を感じました。ブドウの甘味は後半になってからはっきりします。余韻ではカカオの苦味が続きます。全体的に粗い感じがし、キャンティらしいです。個人的には2日目に飲んでみたいです。


④CANTAGALLO CHIANTI MONTALBANO RISERVA 2004
Cantagallo_chianti_rise04 こちらは同じ蔵のリゼルヴァです。最近では当たり年の04。飲み比べるとその違いは明らかです。こちらの方がノーマルより果実味が強く厚みもあり、よりバランスが整っていて美味しいワインです。タンニンはまだ固いのでこれからもっと美味しくなるかもしれません。パワフルなキャンティです。


⑤SPALLETTI POGGIO REALE CHIANTI RUFINA 2003
Spalletti_chianti03 今度は地区違いです。スパッレッティというワイナリーのポッジョ・レアーレ・キャンティ・ルフィナです。ルフィナが地区の名前で、キャンティ中ではおそらく一番知られている地区ではないでしょうか。これは果実味前面でタンニンもしっかりしており、樽香が心地よいです。ですが、酷暑だった03のせいか、甘味がややカラメルっぽく、その分酸味が弱めなので、私的にはちょっと飲み飽きしそうな味わいでした。


⑥COLMANO CHIANTI 2003
Colmano_chianti03 カルマノというワイナリーのキャンティです。地区名は入っていませんが、ヴァル・ディ・ペサとのことです。甘味、苦味、酸味が他のと比べると薄く感じました。タンニンは粗くて強いので、やや渋味が強調されてしまっていますが、時間の経過とともに、全体的に薄いながらもバランスが良くなりました。樽の余韻もいいです。個人的には今回の料理に一番合わせやすい、オールラウンダーなキャンティだと思います。


⑦GRATI Chianti Rufina VILLA DI VETRICE Riserva 1990
Grati_chianti1990 今回ワインで唯一私が知っていた蔵のものです。グラーティのキャンティ・ルフィナです。しかも1990!まさにクラシカル・キャンティで、トレッビアーノが2%ブレンドされています。たった2%でも味が変わるのか、とても気になるところですが、もちろん私には白ワインが入っているなんて飲んだだけではわかりません。色はままだしっかり濃さが残っていますが、香りではベリーの中に熟成香が感じられました。伝統的なキャンティらしく、酸がしっかりしており、それに果実味もうまく絡んでいます。タンニンも柔らかくなっており、今が飲み頃なのかもしれません。ペコリーノにピッタリ!


⑧SPALLETTI VIN SANTO
Spalletti_vinsanto 配布されたリストにはなかったのですが、おまけとして出してくれました。トスカーナですから、やっぱりシメはこれ!ヴィンサントです。直訳すれば「聖なるワイン」で、陰干ししたブドウから造られる極甘口のデザートワインです。ハチミツのような甘さなんですが、酸味もきちんとあり、その上べたつかずサラッとしているのでとても飲みやすかったです。ビスコッティとともにいただけば、気分はもうトスカーナ!


今回も楽しかったです!
思い起こせば、私が初めて飲んだイタリアの赤ワインはキャンティでした。
その時の印象は「薄、酸っぱ、渋、辛い」でしたが、今回は全然違いました。サンジョヴェーゼだけでここまで質感のあるワインが造られるようになったことに驚き、かといって洗練されすぎず、良い意味で大衆的な感じも残しつつ、広く人々に親しまれるワインを造ろうという哲学みたいなものも感じることが出来ました。この部分がクラシコとは違う部分なのかもしれません。サンジョヴェーゼ、やっぱりいいですね~。

このような会を企画していただいたお店の方々、今回参加された皆様、楽しい時間をありがとうございました。
また次回もよろしくお願いします!

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2008年8月 2日 (土)

北海道ワイン座談会 in 小樽

国産ワインを愛し、全国津々浦々ワイナリーを自転車で巡られているおっくーさんが北海道に来られると連絡をいただきました。
それなら、せっかくなので私のブログを読んで下さっている国産(道産)ワインを愛する方々で集まって北海道ワインを飲もう!ということになり、ワイン会を企画しました。
まぁ、早い話がオフ会です。

北海道ワイン社のお膝元である小樽で、北海道ワインを飲むとなれば会場はここしかありません。小樽バインです。
オンリストされている北海道ワインの量・質はおそらく世界No.1でしょう。

そして今回のメンバーは、おっくーさんまっきーさんご夫妻よしさん、副部長、私の計6名です。
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本当は北海道ワイン社の阿部ソムリエも参加予定だったのですが、残念ながら諸事情により欠席となってしまいました。

今回のワインは持ち込みではなく、カフェのリストの中から選びました。お値段も安く、大体価格+1000円で設定されています。 で、選んだワインがこちら!
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さながら贅沢北海道ワインの会となりました。

①北海道ケルナースパークリング

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最初の乾杯はやはり泡!あまり種類がない中、甘口ではないのを選択しました。このケルナーはやや甘口でとてもフルーティーなスパークリングですが、苦味も程よく、食前にはピッタリでした。





②北島秀樹ミュラー・トゥルガウ 2004

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余市の”葡萄造りの匠”北島さんのミュラーです。最近リリースされていなかったので、私自身飲むのが非常に久しぶりです。今はこの04が購入できます。北島さんのワインはケルナーに代表されるようにとても香りが豊か。でも今回はグラスが小さかったのであまり香りを利くことができませんでした。味わいはとても果実味豊かで、フルーティーです。やや甘口といったところでしょうか。4年経っているので酸も角がとれていて丸いんですが、若干私には物足りませんでした。でも美味しいワインです。

③北海道ヴァイスブルグンダー 1995

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これはおっくーさんオススメで選びました。鶴沼シリーズの前のシリーズにあたる北海道シリーズです。ヴァイスブルグンダーはピノ・ブラン。私も鶴沼シリーズではお世話になっていますが、1995なんてそう飲む機会はありません。色は黄色味が強く熟成感を思わせます。味わいはとてもボディが豊かで、酸も非常に柔らかくなっています。ステンレスなのになんとなく焼き栗のようなニュアンスもあり、面白いです。余韻も長く、チーズ系のお料理にピッタリでした。今がピークかもしれません。とても良い熟成感でした。

④光芒ツヴァイゲルト・レーベ 1999

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お肉も出たので赤も頼みました。光芒シリーズのツヴァイゲルトレーベです。シリーズと書きましたが、この年以降は見たことがありません。葡萄は前述した北島さんのものです。こちらはは小さいグラスにもかかわらず、ホワイトペッパーや枯れ木の香りがとてもしっかりしていました。色もオレンジがかっていてとても綺麗なルビーでした。1999年は良いビンテージで、ブドウがしっかり熟したんだろうなと思わせる凝縮感がありました。決して濃い訳ではなくとても上品な印象です。タンニンもとても滑らかで、酸との絡み具合が最高でした。これも美味しかったです。ただサーブされた温度がちょっと高めだったので、やや低めの方がより一層美味しく感じられると思います。

⑤鶴沼NOBILE ROT KERNER 2004

Noble_rot37kerner04
なんと、阿部ソムリエからいただきました。洞爺湖サミット開催にちなんで、限定でリリースされた貴腐ケルナー04です。感謝です。こちらも熟成が進んでいて、以前飲んだときよりも良い具合に枯れた感じあり、さっらと感が増していました。もちろんハチミツのような甘味がドカンときますが、ボテっとしておらず、しかも酸がしっかりしているので、飲みやすいです。北海道ワインを愛する者にとってはこれは最高のデザートワインでしょう。阿部さんありがとうございました!

なかなかこうやって北海道ワインだけを飲む機会が私もありませんので、とても楽しい会でした。とにかく皆さん、道産・国産ワインの知識がとても豊富。勉強になりました。色んな話題で(コルクの話しも…)盛り上がり、最後は小樽バインのショップで試飲してお開きとなりました。
北海道ワイン社は道産ワインのリーディングカンパニーだというのは誰も異論がないと思います。ここの成長なくして、道産ワイン全体の質の向上ななし得ません。これからも我々は応援します!

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。そしてまた集いましょう!

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2008年7月12日 (土)

札幌イタリアワイン・サミット2日目

札幌イタリアワイン・サミット2日目です。
今回の議題は
「道産魚介の刺身とイタリアワインのマリアージュ」
個人的には「刺身はやっぱり日本酒でしょう」と思っていたので、一度やってみたかった企画です。 果たしてあうのかどうか、期待と不安の中開催しました。

今回の参加メンバーは前日参加された川頭さん、伊東さん、副部長、私に加え、ワイン仲間のキャンティファームさん、ワイン会でお知り合いになったワイン勉強中のノクターンさんの計6名。
各自で和食にあうと思われるイタリアワインを持ち寄りました。

会場は札幌ススキノ入り口にある和食料理店「一の喜」です。ヤックリュさんにご紹介いただき特別にワインを持ち込ませていただきました。個室でとても雰囲気のあるお店でした。

刺身はこちらです。
Photo
ボタンエビ、マグロ、イカ、ホタテ、ウニ、毛蟹、ズワイガニ、蒸し牡蠣、北寄貝、トロサーモンです。


持ち込んだワインはこちら! 会話と料理に夢中になり、全ての写真を撮ることができませんでした。

①LE MANZANE PROSEO ROSE
アルトリヴェッロで扱っているスプマンテです。レ・マンザーネというワイナリーのプロゼオというプロセッコです。5%メルローをブレンドしており、とても綺麗なルビー色のロゼです。その美しさ、美味しさから爆発的に売れたスプマンテです。北海道にはまだ入ってきていません。やっと飲むことができました。 個人的には一番難しいと感じている生のエビにもまずまずの相性でした。マグロが一番良かったと思います。和食全般にあうスプマンテです。やっぱり噂通り、美味しい!

②FARNESE MONTEPULCIAO D'ABRUZZO CERASUOLO 2007
ファルネーゼのチェラスオーロです。昨年2006を飲んでおり、軽い甘酸っぱさが特徴のロゼワインです。甲殻類にはロゼがあうだろうと思い、私が持ち込みました。ただ、今回はこの他にパリオミケーレサッタのロゼしか購入の選択肢がなく、パリオは若干薬臭く、ミケーレサッタは刺身にあわないのは確認済みだったので、これにしました。結果はエビとの相性は一番でした。やはりロゼはいいですね。ただ、これもやっぱり時間が経つとちょっと薬臭くなります。カプリカプリでいただいたイル・ミーモマシャレッリのチェラスオーロもあわせてみたいです。

③AVIGNONESI Sauvignon Blanc CORTONA 2006
ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノの造り手で有名なアヴィニョネージのソーヴィニヨン・ブランです。コルトナという名前で、シャルドネが少しブレンドされています。すっきり系の味わいで、相性は悪くなかったかと思いますが、印象はあまり残っていません。

④CANTINE FARRO CAMPI FLEGREI FALANGHINA 2006
Campi_flegrei_falanghina06
カンティーネ・ファッロというカンパーニャのワイナリーの白ワインです。カンピ・フレグレイという名前でファランギーナというブドウで造られています。2005を以前飲んでおり、南のワインでありながら程よい濃さと、しっかりした酸、ナポリの海を思わせる塩気が特徴。きっとあうだろうと思い私が持ち込みました。結果はまずまず。塩気がやっぱり良い具合で、特に北寄貝やホタテの貝類には私は一番でした。実はこのビンテージで日本での発売は終了となります(涙)。

⑤RONCHI DI CIALLA CIALLABIANCO 2005
Ronchi_di_cialla_ciallabianco05
ロンキ・ディ・チャッラというフリウリのワイナリーのチャッラビアンコという白ワインです。セパージュはリボッラ・ジャッラ60%、ピコリット20%、ヴェルドゥッツォ20%と珍しいワインです。初めてお目にかかりました。熟成感があり酸も丸く、ほんのり甘味を感じました。美味しいワインですが、ワインが勝ってしまっていたように思います。

⑥PIERO MANCINI VERMENTINO DI GALLURA 2006
Piero_mancini_vermentino_di_gallura
ピエロ・マンチーニのヴェルメンティーノ・ディ・ガッルーラです。私のイチオシです。自信満々で持ち込みました。たっぷりなミネラルの中にブドウの甘味、ほのかな苦味、しっかりとした酸のバランスが絶妙に絡み合っています。このミネラル感はなんといっても牡蠣!やはり最強の相性でした。他の和食とも抜群の相性。美味い!! 去年とラベルが変わりました。

⑦GULFI CARjCANTI 2004
Gulfi_caricanti04
シチリアのグルフィというワイナリーで造られたカリカンティという白ワインです。カリカンテにアルバネッロというブドウが5%ブレンドされています。樽をかけていますが、それほど樽臭さはありません。酸がとても丸く2004でも結構熟成が進んでいた印象です。これもワインが勝ってしまっていたような印象です。火を通した鮭とあわせてみたいです。

⑧SANTADI CALA SILENTE VERMENTINO DI SARDEGNA 2000
サルディニアのサンタディというワイナリーのヴェルメンティーノです。2005を以前に飲んでいますが今回はなんと2000年。どんな感じで熟成しているのか楽しみでしたが…。残念。飲み頃は過ぎてました。

⑨PODELI DEL SOLE Feudo di Archia
Feudo_di_archia
またまたシチリアのワインです。ポデリ・デル・ソレというワイナリーのフェウド・ディ・アルキアという白ワインです。これもアルトリヴェッロで取り扱っているワインで道内初お目見えです。インツォリア 80%にシャルドネ20%のブレンドです。インツォリアも初めてです。さほど濃くはないのですが、きちんと果実の甘味と酸味、しっかりとしたミネラルを感じます。薄すぎず、濃すぎず、良いバランスを保っています。ヴェルメンティーノとは違う、独特の味わいがあります。これも和食全般に良くあいました。

結局の所、道産食材の刺身とイタリアワインとの相性は良かったです。
特にサルディニア、シチリアの島のワインはさすがに魚介と良くあいました。
良い勉強になりました。ワインでもいけるんですね~。

これからも道産食材とのマリアージュを楽しんでいきたいと思います。

参加された皆様、ありがとうございました!

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2008年7月11日 (金)

第1回札幌イタリアワイン・サミット

洞爺湖サミットにあわせて、という訳ではないようですが、インポーターのアルトリヴェッロの伊東さんと、闘うワイン商こと川頭さんが8日に来札されました。
となればやはりここはワイン会!ということで札幌のイタリアワイン好き仲間が集まってディナーを楽しみました!

色々なお仕事の方が集まりましたので、洞爺湖サミットにあやかって「第1回札幌イタリアワイン・サミット」と勝手に私が会に名前を付けました。

会場は札幌でなかなか予約のとれない超人気イタリアン、サッポリーニさんです。今回私もはじめて入ることができ、とてもラッキーでした。

今回の参加者です。
・川頭さん(イタリアワイン商代表)
・アルトリヴェッロ 伊東さん(イタリアワインインポーター代表)
・はやしや商店 林津さん(イタリアワイン販売店代表)
・マガーリ 福島さん(ソムリエ代表)
・ヤックリュさん(ワイン愛好家代表)
・副部長(Eniwa wine club代表)
・私(酒好きオヤジ代表)
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開けたワインはスプマンテ2本、白1本、赤3本です。泡を除いたワインを簡単にご紹介します(後半はほとんど記憶がないもので…)

①ERIO GRASSO EDUCATO LANGHE CHARDONNAY 2006
Elio_grasso_chardonnay06
バローロの造り手で有名な蔵エリオ・グラッソのエデュカートというシャルドネの白です。初めていただきました。バリックを使っており、ミネラル感もあるのですが、私には酸が全く物足りなかったです。それなりの評価を得ているようですので私の舌の問題?ワインの個体差?かもしれません。


②SILVIO GRASSO DOLCETTO D'ALBA 2005
Silvio_grasso_dolcetto05
こちらもまたモダン・バローロの造り手、シルヴィオ・グラッソのドルチェット・ダルバです。ドルチェットはその名の通り、甘味をしっかり感じる品種というイメージがあるのですが、これは甘味が薄く、シソのニュアンスもあったためバルベーラと間違えました。やはり新樽の使い手、樽香が強いです。


③Cantina Bolzano ST.MADDALENA-GRIES LAGREIN 2006
Gries_lagrein06
アルトアディジェにあるカンティーナ・ボルツァーノのグリエスという廉価ラインのサンタマッダレーナ・ラグレインというワインです。私の中では定番の北イタリアの赤です。ブドウの甘味をしっかり感じることができ、そこに苦味と軽めのタンニン、柔らかい酸味が絡みあっていて相変わらず美味しいです。2005よりも酸がしっかりしている印象です。


④Cantina Bolzano ST.MADDALENA LAGREIN RISERVA TABER 2005
Taber05
こちらはグリエスの上級クラス、タベールです。2004はイタリアのワイン専門誌で賞を総なめにしたモンスターワインです。私の憧れの一つでもあります。グリエスのラグレインでもしっかりとした凝縮感を感じるんですが、こちらは圧巻です。全ての味の要素が濃いんですが、どれかが突出しているわけでなくうまく溶け込んでおり、バランスの良さを感じます。酸が綺麗です。ただ、濃い!とにかく濃い!まだまだこれからですね。これは長熟向きだと思います。ラグレイン、やっぱり北海道に欲しいブドウです。

道内におけるイタリアワインの今後の展開、現地での裏事情や流通のお話などなど、いろんな話題で盛り上がりました。盛り上がりすぎ、料理の美味しさがさらに拍車をかけ、ワインがすすんでしまい、記憶がまだらです(苦笑)。
結構酔っぱらってしまい共同宣言の作成を忘れてしまいました。

皆さん二次会へ流れましたが、私と副部長はギブアップ。議長失格です。

このサミット、第2回は9月に行う予定です。

参加者の皆さんお疲れ様でした!

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2008年5月24日 (土)

月浦ワインリベンジ会

札幌のワイン仲間であるヤックリュさんの企画で開催されたワイン会です。なぜ「リベンジ」なのかと言いますと、月浦ワインはヤックリュさんが道産ワインで一番惚れ込んでいるワインで、前々から「一緒に飲もう!」という話しがあったんです。そこで去年11月オフ会ということでワイン会を開催し、その時月浦ドルンフェルダー97、00、01を持参してくれたのですが…。残念なことに逝ってしまってたんです。そのことをずーっとヤックリュさんは気になさってくれていて、今回そのリベンジをしようと実現したのです!
参加者は私と、副部長、ヤックリュさんのワイン仲間2名の計5名。
場所はいつも予約でいっぱいで札幌市内で超人気のイタリアン「Sagra(サグラ)」です。
このサグラでは当然イタリアワインを置いていますが、月浦ワイナリーも置いているんです。
お店の月浦に加え、各自がイタリアか道産ワインということで持ち寄りました。
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右から、飲んだ順番です。
①月浦ワイナリー ミュラー・トゥルガウ 2006
②JERMANN SAUVIGNON 2005
③中央葡萄酒 グレイス ピノ・ノワール 2006
④Terre del Barolo Barbaresco RISERVA 1999
⑤Querciabella Palafreno 2001
⑥ANTINORI Pian dell Vigne BURUNELLO DI MONTALCINO 2001
⑦月浦ワイナリー ドルンフェルダー 2004 樽熟成

5人で合計7本!実によく飲みました。

①月浦ワイナリー ミュラー・トゥルガウ 2006
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まずは月浦の白で乾杯!ミュラーは私の好きな品種です。2005はしっかりした酸味と豊かなボディが印象的でした。今回の2006もとても果実味豊かで、酸味は05より丸く、その分実に飲みやすいです。ボディがしっかりしており、月浦らしさを感じます。



②イエルマン・ソーヴィニヨン 2005
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ヤックリュさんのお友達ご持参のワインです。イエルマンは実に久しぶり。フリウリを代表する白ワインの造り手で、ドリームスというワインで一躍有名になりました。そのベースのソーヴィニヨン・ブランです。グレープフルーツにハーブのニュアンス。こちらもとても果実味が豊かで黄ブドウをそのままかじったような味わいです。酸は若干おとなしめですが、余韻も長くとても美味しいソーヴィニヨンでした。この日出されたアスパラにピッタリ!


③中央葡萄酒・グレイス千歳ワイナリー ピノ・ノワール 2006
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この記事の前に書きましたが、余市産ピノの続きで、副部長ご持参です。ブラインドで出してもらいました。さすがヤックリュさん、道産ピノはすぐに当たりました。05に比べるとやや濃い目のレンガ色で、香りはやはり枯れ草を感じます。味わいは酸味が強いのですが、果実味もそこそこあり、05より上出来です。これは2日目に飲んでみたいです。余市産ピノ、今後が楽しみになりました。ヒメマスのグリルとグー!


④テッレ・デル・バローロ バルバレスコ リゼルヴァ 1999
Terre_del_barolo_barbaresco99
こちらもヤックリュさんのお友達ご持参のワインです。テッレ・デル・バローロとはバローロの協同組合で、コストパフォーマンスの高いバローロやバルバレスコを造り出します。香りはベリーにタバコのスモーキーさが混ざり、まさに大樽のネッビオーロ。果実味豊かで酸もしっかりし、タンニンはしなやかで全体的にソフトな印象です。とても飲みやすいネッビオーロです。やっぱり美味しいです。


⑤クエルチアベッラ パラフレーノ 2001
Querciabella_palafreno01
ヤックリュさんご持参です。クエルチアベッラのキャンティ・クラシコは私が好きなワイン。このパラフレーノはメルロー 55%、サンジョヴェーゼ 45%のブレンドです。2000年よりキャンティ・クラシコ・リゼルヴァの生産を止め、これに変えたそうです。まだ2001があったとはすごいです。2004からはメルロー100%になったので、これは貴重です。メルローの豊かな果実味にサンジョヴェーゼの酸がうまく絡んでいます。濃すぎず、薄すぎず、重すぎず、軽すぎずとてもバランスのいいワインです。美味い!


⑥アンティノリ ピアン・デルヴィーニュ ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ 2001
Antinori_burunello01
私が持参したワインです。ブルネッロはサンジョヴェーゼ・グロッソというブドウ100%で造られるワインですが、最近違うブドウをブレンドしているという疑惑があり、話題になりました。このアンティノリ社も疑われているワイナリーの一つです。2001はおそらくブレンドされてはいないと思いますが…。これもブラインドで出してもらいました。やはりヤックリュさん、サンジョヴェーゼを良く飲まれているのでサンジョヴェーゼ・グロッソとすぐわかりました。さすがです!とても凝縮感のある味わいで、ブドウの甘味をしっかり感じ、タンニンも豊かでかつベルベット。これまたやっぱり美味しい!ただ酸はブルネッロにしてはやや弱いかなという印象です。メインの和牛にも力負けしませんでした。


⑦月浦ワイナリー ドルンフェルダー 2004 樽熟成
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本当は⑥で終わる予定だったのですが、やはりドルンを飲まないとリベンジにならない!ということで、お店にお願いして開けてもらいました。他の道産赤ワインにはない濃さです。しっかりとした果実味に後半から余韻へカカオのような苦味が続きます。樽香はほとんど感じません。果実味が濃くて苦いだけなら飲み飽きするのですが、そこはしっかり酸がしめてくれます。月浦のテロワール。いいですね~。


今回はリベンジどころか、それ以上に素晴らしく楽しい会でした。
月浦も私が知っている味わい以上の美味しさでした。やはりプロが扱うと違うんですね。
ワインもお料理も美味しく最高でした。毎回違うグラスを用意してくれたサグラさんにも感謝します。お忙しい中ありがとうございました。
それにしてもヤックリュさんのワインに関する知識、人脈、凄いお方です。色々お話を聞いてとても勉強になります。
ヤックリュさん、楽しい会をありがとうございました!またよろしくお願いします!

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2008年5月 9日 (金)

Capri Capriのワイン会

私が大好きなリストランテ、カプリカプリでワイン会が開催されるとのご案内をいただきました。塚本シェフとマサさんのお料理を食べながらのワイン会、そりゃ、もう、行くしかありません!という訳で副部長と一緒に参加してきました。以前にも何度か開催されているそうですが、我々は初参加です。
今回のテーマは「フリウーリ・ヴェネツィア・ジューリア州のワインの飲み比べ」です。
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参加者は我々を含め8名。まずは塚本ソムリエールの親切丁寧な解説から始まり、マズート・ダ・リーヴェというワイナリーの同一ビンテージ3種類の白をブラインドで飲み比べました。

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いただいたお料理の内容はこちらをご覧下さい。

①MASUT DA RIVE SAUVIGNON 2006

Masut_da_rive_sauvignon06 綺麗な麦わら色で、香りは 桃とグレープフルーツを感じました。このグレープフルーツ香でソーヴィニヨン・ブランだとわかりました。しっかりとした甘味を感じ、苦味も強すぎず程よく、後半で酸がしっかりと主張していました。全体的にロウっぽさもあります。余韻の引きは早め。笹竹とタラの芽には私はこれが一番あいました。


②MASUT DA RIVE PINOT GRIGIO 2006

Masut_da_rive_pinotgrigio06 やや薄目のゴールドですが他の2つよりは明らかに濃い色合いでした。香りはパッションフルーツで、この香りでてっきり私はシャルドネだと思いましたが大間違い。甘味、苦味、酸味全てがおとなしめですが、そこはミネラルがしっかり支えているため、薄いという感じではありません。温度の上昇とともに後半でほんのりタンニンを感じたので、この時点になってピノ・グリージョで納得です。ニシンのサオール(マリネ)にはピッタリ!

③MASUT DA RIVE CHARDONNAY 2006

Masut_da_rive_chardonnay06_2 こっちはパイナップルを感じたので、②のシャルドネととても迷いました。甘味はピノ・グリージョと同じくらいですが、苦味と酸味がやや強めで前面に出ています。これもやはり後ろ骨のミネラルがしっかりしています。余韻は他の2つに比べて一番長く続きました。さすがシャルドネ、野菜全般にあいました。


④MASUT DA RIVE PINOT GRIGIO 2002

Masut_da_rive_maurus_pinotgrigio02 ②のピノ・グリージョのビンテージ違いです。2002はイタリアではバッド・ビンテージ。色はゴールドに黄色が強く入り、熟成を感じさせます。イースト香と還元臭があり、香りはちょっと残念。06と比べて甘味と酸味はさほど違わないんですが、茎っぽい苦味がこっちの方が強い印象です。余韻も短めでした。今がピークかちょっと越えたくらいかも。ただこれはこれで食事を邪魔しない美味しいワインです。

⑤MASUT DA RIVE  MAURUS CHARDONNAY 2004

Masut_da_rive_maurus_chardonnay04 こちらは③の樽熟タイプです。これも③に比べると黄色が強めです。樽の香りがしっかりしており新樽を思わせます。還元臭が強く、開くまでにちょっと時間がかかりましたが、徐々にカラメルも感じられました。甘味はやや弱めで苦味が強め、酸味がかなり丸みをおびてていい具合でした。ただ樽香は強いものの果実のうま味がちょっと物足りず、樽熟の良さがまだ出きっていない印象です。


ここからはリヴォンというワイナリーの赤2種をブラインドでいただきました。

⑥LIVON Cabernet Franc 2004

Livon_cabernetfrane06 中心部がやや黒いルビーレッドで、香りはピーマン、青草。これでもうカベルネ・フランだとわかりました。甘味は弱めで後半の苦味が強めで凝縮感にやや物足りなさを感じてしまいました。酸味は程よいです。渋味はドカンとくる感じではなく、細く、タンニンはちょっとざらついた感じです。まだ若いのかなぁ。余韻も短めです。メインは牛ほほ肉のトマト煮でしたが、ちょっと肉に負けてしまいました。

⑦LIVON Merlot 2003

Livon_merlot 色はエッヂが若干オレンジがかった黒いルビーレッドです。香りは堆肥、還元臭、かすかにコーヒーで、結局開き切りませんでした。残念。メルローなのでしっかりした甘味と凝縮された果実味を期待したのですが、やはりフリウリという土地柄なんでしょうか、全般的に薄い印象です。ただ自分のイメージしているメルローと比べて、の話しですので、開ききったらエレガントなワインに変化したかもしれません。ポテンシャルは感じました。こちらも肉には負けました。というより、肉が美味しすぎ!

いや~、楽しい会でした。同一州で7種類のワインを堪能するなんて、そう滅多に出来ませんから。シャルドネやソーヴィニヨン、ピノ・グリージョは単体で飲んでても飲み比べたことがないので、今ひとつ自分の中でも「これだ!」という違いがわかりませんでした。こうやって飲み比べるとはっきりわかりますね。いい勉強になりました。
そして、やっぱりお料理!この日も最高でした。美味しすぎて、2回ほど気を失いそうになりました。
参加された方々は我々よりずっと前からカプリ・ラヴァーで、開店当初のお話が聞けたり、とても楽しかったです。グラッパできちんと(?)仕上げもされていて、さすがです。
きっと私と副部長が一番酔っぱらってたでしょう…。

カプリカプリの皆様、楽しい時間をありがとうございました!次回も楽しみにしています。

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2008年4月21日 (月)

第32回 山本会

今年から参加させてもらっている山本会というワイン会が4月19日に開催され、これまたちょうど私と副部長の東京出張の日程と重なったため参加してきました。場所は東銀座の歌舞伎座からほど近いVinorio Estというお店です。銀座でイタリアンなんて、田舎者の私にはそれだけでもう緊張しちゃいます。
今回のテーマは「単一品種」。
参加者は13名で、イタリアから帰国中の川頭師匠と、個人的に応援している新しいイタリアワインのインポーター、アルトリヴェッロの伊東さんも参加されました。
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参加者が13名なので、一人1本持ち込んで合計13本!もちろんブラインドで飲むわけです。
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全ワインの名前は、れいによってナカツカさんのブログをご覧下さい。
イタリアワインのみご紹介します。

①トラミン ゲヴュルツトラミネール 2006
②ロンコ・セヴェロ ピノ・グリージョ 2006
③フォルテージ オンブレロッセ ボナルダ 2003
④ベナンティ ネレッロ・マスカレーゼ 1999
⑤ピアン・デル・オリノ ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ 2002
⑥モンキエロ・カルボーネ プリンティ 2003
⑦ニーノ・ネグリ・スフォルサート・ディ・ヴァルテリーナ 2002

今回は実はイタリアが多かったんです。イタリア以外はフランスのピノ・ノアールが多かったです。この会のおかげで産地まではまだ全然わかりませんが、ピノ・ノワールはわかるようになってきました。

①はアルト・アディジェの優良なトラミンというワイナリーのゲヴュルツトラミネールで造られたワインです。ライチ香があまり感じられず、それよりフローラルが強かったため、「もしかしたら違うかなぁ」と思いつつも、飲んでみると独特の苦味と甘味でゲヴュルツだとわかりました。ですが、私が今まで飲んだイタリアのゲヴュルツはとても濃く、苦味も強調されていたので、その印象と大きく異なり、実に繊細な味わいだったため生産地は「イタリア以外の国!」と答えてしまいました。これはとても美味しいゲヴュルツです。道産ゲヴュルツの良いお手本だと思います。

②は副部長が持参したワインです。白ではなくロゼです。色はブラッシュに近いです。ピノ・グリは白ワインとして仕立てられることが多いのですが、これは果皮も醸して色をつけています。ですのでほんのりタンニンも感じます。この生産者はビオで、ワインも亜硫酸無添加と微量添加の2種類造っています。今回のは微量添加の方です。春らしくて面白いんですが、香りがやっぱりちょっと苦手かもしれません。

③はナカツカさん提供のワインです。ロンバルディア州のワイナリーなんですが、初めて聞きました。しかもボナルダ(クロアティーナ)というブドウも初めてです。凝縮感がかなりあったので南イタリアかと思いました。

④は川頭さんがイタリアから持ってこられたワインです。シチリアにあるベナンティというワイナリーのもので、ブドウはネレッロ・マスカレーゼという、これまた初めて耳にするブドウです。南イタリアにありがちな甘だるい感じが全くなく酸がとても綺麗な印象だったので、これも全くわかりませんでした。日本では手に入らないそうです。

⑤はサンジョヴェーゼだとすぐわかりました。しっかりした凝縮感と酸味から特にキャンティ・クラシコの南部か、モンタルチーノのサンジョヴェーゼ・グロッソ、というところまで推測できました。これはほぼ正解!ということにしましょう。

⑥はアルトリヴェッロの伊東さん提供のワインです。ネッビオーロだというのはすぐわかりました。川頭さんから「モンキエロ・カルボーネ」というお声があったので、となると選択肢は、ランゲ・ネッビオーロか、ミドルクラスのスルか、最上級のプリンティにしぼられます。プリンティは飲んだことがなかったので、ミネラル感でランゲか、凝縮した果実味でスルか悩みましたが、結局私は前者を選び玉砕。プリンティをランゲ・ネッビオーロと言ってしまうとは、伊東さん申し訳ございません。

⑦は私が持参したワインです。ロンバルディア州のニーノ・ネグリというワイナリーのものです。ここはヴァルテッリーナというキュアヴェンナスカ(ネッビオーロ)から造られたワインが有名です。スフォルサートは陰干しブドウを使っており、アルコール度数も16度!まさに北のアマローネです。何を持っていくかかなり悩みましたが、自分が飲んでみたいワインということで選びました。これはいつかゆっくりじっくりと飲んでみたいです。

やっぱり私としてはイタリアが多いと嬉しいです。イタリアは単一品種大国ですから、いくらイタリアワイン好きを名乗っていてもわかりません。まだまだ未知の世界がありとても勉強になりました。
ワインを飲むことも楽しいのですが、それ以上に色々とワインについて話しを聞けたり人との交流の幅が広がるのが何より楽しいです!楽しくて宴は三次会まで続き、ホテルに戻ったのは2時を過ぎていました…。
関係者の皆様、ありがとうございました。またよろしくお願いします。

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2008年3月30日 (日)

ワイン会 in Nakazawa Vineyard

北海道栗沢町にあるワイン用ブドウ農園、Nakazawa Vineyard。中澤さんご夫妻によって大切に育てられたブドウは昨年KURISAWA BLANC 2006としてリリースされました。自宅から車で1時間もかからない所にワイン用ブドウの畑があったんだという嬉しさと、そこのブドウで造られたワインの美味しさに衝撃を受け、昨年数回畑にお邪魔させていただきました。
そして今回、中澤さんから「一緒にワインを」と、直売所兼自宅にお招きいただき、ご一緒にワインを飲ませていただきました。とても嬉しく、楽しく、素晴らしい会でした。

まずは、ご自宅のリビングの窓から見える景色です。
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窓一面、自分のブドウ畑です。とても良い眺めです。まるでリビングの壁に田園風景の大きな絵画が飾られているかのようです。
参加者は私と中澤さんご夫妻、副部長、去年まで歌志内でブドウを造っていた近藤さんの計5名です。Photo_2






そして開けたいただいたワインがこちらです。
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アムレンシス1999は私が持参したもので、他は中澤さんのコレクションです。凄いレアなワインです。写真にはありませんが、最初の乾杯はもちろんKURISAWA BLANC 2006のココ・ファームバージョン!やっぱり美味しかった(ちなみにもう完売です)。
飲んだ順番にご紹介します。ここでもブラインドです。

①おたる初しぼり ミュラー・トゥルガウ 1999
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熟成した濃い色合いで、香りからも熟成を感じましたが、果実味は健在!ドライフルーツのような味わいになっていました。このブログでも紹介していますが、初しぼりは熟成させて飲むワインではないと、勝手に思いこんでいましたがどんでもない誤解だったことが良くわかりました。しかも私の大好きなミュラーだとは全くわからず、ケルナーかと思ってしまいました。ラベルのデザインも今とは全く異なっていて歴史を感じます。


②松原農園ミュラー・トゥルガウ 1999
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私の好きなミュラーの造り手、蘭越町の松原さんのミュラーです。色は先の初しぼりよりも薄いですが、それでも濃いです。香りは残念ながら良くはありませんでした。味もちょっと残念でしたが、飲めないことはありません。これも私の知っているミュラーとは全く違うものでした。当然ブライドじゃ全くわかりません。


③北海道ミュラー・トゥルガウ 2001
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北海道ワイン社のハイコストパフォーマンスシリーズで、私はこの01から毎ビンテージ飲んでいます。でもここまで熟成させたものはもちろん初めて。かなり甘味を強く感じました。これはこれでとても美味しいのですが、個人的にはもう少し酸味があった方が好きです。裏ラベルに書いてある「5年は熟成できます」という言葉は嘘ではないようです。


④IL VEI Pinot Grigio 2006
Il_vei_pinogrigio06
これはイル・ヴェイというイタリアはエミリア・ロマーニャ州の小さなワイナリーのピノ・グリージョです。私は初めていただきました。このワイナリーは有機農法でブドウを育て、ワインには二酸化硫黄を使っておらず、いわゆる自然派です。そのためか、抜栓直後はアンモニア臭が強く、味わいだけなら悪くはないのですが、いかんせん、香りの影響が抜けませんでした。でも色が面白く、ほとんどロゼです。以前にもサルトーリのピノ・グリージョのロゼを飲んでいますが、それより色はもっと赤いです。


⑤おたる初しぼり ツヴァイゲルトレーベ 1998
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これは大変貴重です。今は初しぼりではツヴァイはありません。しかもこれはブラッシュです。ツヴァイのブラッシュはニッカウヰスキーの2000を飲んでいますが、とても良い印象を持っています。ですが、ブラインドでは当てられず。最初にしっかりとした甘味を感じ、後半ではほろ苦さも出てきます。この苦味がとても良いアクセントになっていました。ツヴァイのブラッシュはもっと造って欲しいです。


⑥アムレンシス 1999
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すでに今年2本目です。前回は山本会の時に飲みました。その時の印象と比べると抜栓して時間間もなかったためか、果実味が薄く、やや苦味と酸味が強い感じでした。でも良い意味でアムレンシスらしいです。前回が美味しすぎたので…。おそらくご自身でなかなか買うワインではないと思いますので、楽しんでいただけたようで安心しました。


ここまで熟成させた北海道ワインを飲んだことがないので大変勉強になりました。「北海道ワイン社はコルク臭が着きやすいか長熟には不向き」という持論を持っていましたが、今回は全くそんな嫌な香りがなく、となるとコルクだけの問題ではないという事を身をもって知ることが出来ました。是非これからは頑張って数年寝かせてみようと思います。
北海道のブドウ栽培、ワイナリーの現状についても、沢山のお話を聞けてまた道産ワインの楽しみ方の幅が広がった気がします。

このようにワイン用ブドウを育てている方々と一緒にワインを飲みながら、北海道のワインの行く末や夢についてお話を聞けるなんて去年の今頃は全く思ってもみなかったことです。ワインはたかが嗜好品かもしれませんが、それを媒体にこうやって人と人との輪が広がる。ワインって凄いです。

中澤さんご夫妻と近藤さんは来月北イタリアに研修に行かれます。とても羨ましいです。
私の好きなイタリアを見てきてくれるというのも、なんだか嬉しいです。お土産話が楽しみです。果たして私の「北海道でラグレインを!」計画が実現できるか?

中澤さん、体調が万全でない中、本当にありがとうございました。奥様、美味しいお料理ありがとうございました。
近藤さん、三笠のソーヴィニヨン・ブラン、今から楽しみにしてます!

ブドウを大事に育てている方々にとって、今年が良いシーズンとなりますように!

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2008年2月18日 (月)

第31回 山本会

2月16日に31回目となる山本会が神田のレストラン「ワイ・ヴィラージュ」さんで開催されました。なんと前回同様、偶然にも私の出張日と重なり、さらに今回は副部長の出張日とも重なったので二人で参加させていただきました。
今回のテーマは「贅沢ワイン」。
参加者は14名で、イタリアから帰国されている川頭さんご夫婦も参加されました。
各自が「贅沢なワイン」「とても思い入れのあるワイン」ということで持ち寄って、ワインと料理を楽しむ訳ですが、この会の凄いところは、ただ飲むだけではないんです。完全ブラインドでそれを当てるという、なんとも恐ろしい?会なのです。

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14名参加ですから、当然開けたワインも14本!
圧倒されます。
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それぞれのワインの名称はナカツカさんのブログをご覧下さい。
イタリアと北海道を紹介すると、
①オルネッライア 1998
十勝ワイン アムレンシス 1999
③カステッロ・ディ・フォンテルートリ キャンティ・クラシコ 1995
④ビオンディ・サンティ ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ 1997
⑤レ・マッキオレ スクリオ 2000
⑥北海道ワイン 貴腐ケルナー 2005

イタリアと北海道以外は当たるはずもありません。
①は「イタリア産でカベルネとメルロー」まではわかりました。

②はもちろん、私が持参したワインですが、見事にはずしました。てっきりピノだと思ってしまいました。お恥ずかしい。はずしてしまうほど状態が非常に良く、デキャンタージュしていただいたこともあり、とても美味しいアムレンシスでした。

③は「キャンティ・クラシコ地区の南の方のサンジョベーゼ」ということでほぼ正解。ビンテージは99だと思ったのですがはずれました。私の中ではこの日一番のワインでした。

④これは思いっきりはずしました。酸の高さがサンジョベーゼっぽくなかったので、しかもグロッソだとは全く思いませんでした。そもそも飲み慣れていないワインですから(言い訳)。でも憧れのワイン、口に出来たのがとても幸せでした。

⑤これも全くわかりませんでした。ボルゲリのシラー100%なんですが、先週試飲したドゥエマーニ・スイサッシとは全く異なる味わいです。というか、飲んだことのない味わいで、ハーブ香が強く、思わず私は「養命酒!」と言ってしまいました。ただ川頭さんのお話では「本来の味わいではない」ということでしたので、いつかまた飲んでみたいです。

⑥はデザートワインとして副部長が持参しました。ちょっと状態が心配でしたが、まぁまぁ、ギリギリセーフって感じでした。

本当に凄い会でした。おそらく今回のワインの総額は20万円は超えているでしょう。こんなワイン二度と飲めないかもしれません。

こんな素人を参加させていただいたナカツカさんに感謝いたします!

今回私と副部長は「思い入れのあるワイン」ということで、道産ワインを持参しました。
正直なところ、アムレンシスは「プロの方々を相手に、山ブドウは失礼かなぁ」と相当悩みました。が、逆に「プロの方々がこれをブラインドで飲んだら、どういう評価をするんだろう?」というのは前々からやってみたかったので、ここは思い切って持っていきました。するとやはり私と同じように「ピノ・ノワール」という声が多く、「山ブドウでこんなワインが造れるの?」という驚きの声をいただきました。十勝ワインの実力を少しは知ってもらえたかなぁと、とても嬉しく思います。

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(←名だたるイタリアワインに挟まれてみました)




貴腐ケルナーは川頭さんが「ケルナー」をあてました。さすがです。ですが皆さんドイツ品種で遅摘みというところまでわかってしまうんですから、やっぱり凄い方々です。「甘口なんだけど、サラッとしていて美味しい」という声を、特に女性の方々からいただきました。こちらもまた道産ワインを愛する者としてとても嬉しい気持ちになりました。

ブラインドは難しいですが、とても楽しい会でした。
それと、こういったワインを愛する方々とご一緒させていただくと、「本当にワインを愛する人たちって、とても寛容だよなぁ」といつも思います。
ワインって人を優しくする何かがあるのかもしれませんね。
参加者の皆様、ありがとうございました!

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