ココ・ファーム・ワイナリー 訪問
先週末出張で都内にいました。予定より早く仕事が片づき、日曜日に副部長と「さて、今日はどうしようかなぁ?」などと考えていたら、ハッとひらめきました。
「そうだ!ココへ行こう!」
ココ・ファーム・ワイナリーは私がお世話になっている中澤さんのKurisawa Blancが造られているワイナリー。いつか訪れてみたいと思っていました。が、全く行く予定など立てておらず、本当にひらめきで行ってきました。
浅草のホテルを出て、葵丸進で天丼弁当を購入して東武りょうもうに飛び乗り、いざ足利へ!浅草から1時間ちょっとです。
足利駅からタクシーで15分ほどで到着しました。
来ました!ココ・ファーム・ワイナリーです。
どんなワイナリーか、webでは知っていたつもりでしたが、この畑は圧巻です。驚きました。南向きの山の斜面にその畑はあります。その斜度!急なスキー場のコースにブドウが植えられている感じです。
まずはワイナリーに併設のショップに入りました。
とても混んでいました。やはり人気があるんですね。Kurisawa Blanc 07もちゃんと売られていました。
ここでは500円でワイナリー見学が出来ます。
写真はステンレスタンクです。
「中澤さんのブドウはどれで仕込まれるんだろう?」と思いながら眺めていました。
そして、地下ではなく、山に横穴を掘って造られたカーヴの中へ。
ここでは樽が並んで眠っています。この日は34℃あったのですが、カーヴの中はとてもひんやりしていました。
再びショップへ戻り、今度はテイスティング。こちらも500円です。
飲んだのは、写真左から
①こころぜ 2006
②農民ドライ 2006
③山のシャルドネ 2006
④のぼっこ 2007
⑤モーツァルトびより赤
通常はここまでですが、特別サービス!で
⑥オーバード白 2000
①は比較的甘味抑えめでドライなロゼです。とにかく色々なブドウが使われ造り込まれています。余市のツヴァイも入っています。
②は余市のケルナーとミュラーに、山形のシャルドネをブレンドしているワイン。とても果実味豊かでかつ、シャープな酸の切れ味を感じます。
③は山形のシャルドネを使っており、60%はバリックで13ヶ月、残りはステンレスタンクです。これは美味い!びっくりしました。比べてはいけませんが、やはり北海道ワインのシャルドネがかすんでしまいます。国産シャルドネ、素晴らしいです。
④は小公子という珍しいブドウから造られています。野生酵母で低温発酵、無濾過でにごっており、「どぶろく」のイメージです。ヤクルトのような乳酸菌飲料の香りが特徴的でした。
⑤は余市のツヴァイをバリックで16ヶ月熟成させた赤ワインです。樽熟の時にモーツァルトを聞かせています。これはしっかりした造りで、「ツヴァイでもここまでやれるのか!」と感動しました。
⑥のオーバードはシャルドネ、ピノ・グリ、カリフォルニア・カーネロスというブドウ構成のワインで、40%は新樽を使っています。綺麗に熟成されていますが、さほど強い印象は残りませんでした。
テイスティングを終えた後は、隣のカフェへ。
オープンテラスのこのカフェからは山の畑が一望でき、とても素晴らしい眺めです。
ここでは、ぐらんのぼ1996という瓶内二次発酵の本格的スパークリングをグラスでいただきました。
残糖がやや多く、後半の甘味がちょっと強すぎる印象がありますが、なんせ暑かったので喉を潤すには最高でした。中心部に沸き立ち、グラスの縁へ広がっていく泡も楽しめました。昨年飲んで美味しかった北海ケルナーもグラスでいただきました。残念ながらKurisawa Blancは飲めません。
短い時間でしたが、楽しかったです。思い切って行って良かったです。
Kurisawa Blancが造られた場所を見て、ますますこのワインへの思い入れが強くなりました。
他のココのワインの実力を一部ですが知ることも出来ました。
この炎天下の中、カラスからブドウを守るため、農夫の方が一生懸命急斜面の畑でカンを叩いて鳴らし、カラスを追い払っていました。彼等は知的障害者です。ですが、プロです。そのプロの仕事を見させていただいき、それもまた感動しました。色んな意味で考えさえられ、今まで以上に応援したくなりました。
今度は秋に行ってみようと思います。
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