« 北海道 ペルレ 1995 | トップページ | 山﨑ワイナリー ピノ・ノワール 2005 »

2010年1月14日 (木)

おたる 北海道産ピノ・ノワール 2001

またまたいただき物のワインです。北海道ワイン社のピノ・ノワールです。しかも2001年と、これまた貴重なワインです。鶴沼と余市(藤本さん)産のピノ・ノワールで造られています。道産ピノは個人的にはまだまだ発展途上で、実際価格に見合ったものに未だ出会えておらず、基本的には私は「北海道にピノ・ノワールはいらない」派です。果たしてこのピノはどうなのか?確かめてみました。
01








産地:北海道 余市町、浦臼町鶴沼

ブドウ:ピノ・ノワール

色:エッヂがやや薄いレンガ色で茶色がかった薄目のルビー

香り:枯れ木、アルコール、かすかにセメダイン、赤いベリー系

味:甘みは薄く感じますが、すぐに苦味と酸味が重なります。タンニンはこなれていて収斂性はさほどありません。道産ピノにしては酸味が弱く、物足りなさを感じます。余韻は薄くブドウの皮のニュアンスを長く感じます。少し放置しましたが、5日目で酸が出てきてちょうどよくなりました。香りでピノらしさは感じませんでしたが、味わいとしては悪くないです。時間は必要ですが。

値段:?

北海道ワイン社の赤は同じ香りがすることがわかりました。ツヴァイゲルト・レーベを飲むことが一番多く、品種由来の香りだと思っていましたが、このピノにも、鶴沼のトロリンガーにも、藤本さんのレンベルガーにも同じ香りを感じます。なんともいえない、枯れ木のようなスパイスのような…。どうやら北海道ワイン独特の香りだと気づきました。
現行の2005は1964円ですが、熟成させてこの味わいになるのなら、納得です。
これから余市、空知地区から、新たなピノ・ノワールのワインがリリースされる予定です。果たして日本中の道産ワインラヴァーをあっと言わせるようなワインが出てくるか?楽しみです。

|

« 北海道 ペルレ 1995 | トップページ | 山﨑ワイナリー ピノ・ノワール 2005 »

北海道(北海道ワイン)」カテゴリの記事

コメント

香りだけでしたら、
北海道ワインさんのワイナリーで限定販売している、
ピノ・ノワール木樽熟成2003が、
ピノっぽくて好みでしたー!
味は弱いですが^^;

投稿: よし | 2010年1月15日 (金) 23時23分

よし様

木樽熟成は樽を使っているから北海道ワイン香はしないんでしょうか。確かめてみたいです。自分で買う気はないですが(苦笑)。

投稿: アマ | 2010年1月16日 (土) 10時28分

私も北海道にはピノ・ノワール不適と思っていましたが、そうでもなさそうです。ピノのブームが来るかもしれません。まだ飲んでいませんが、ドメーヌ・タカヒコの曽我さんが、余市の25年生の古木からいいものを造ったようです。http://blogs.yahoo.co.jp/ecomacky/59238797.html
北海道ワインの赤は、ほとんどMC法(マセラシオン・カルボニック)という速醸法(ボジョレ・ヌーヴォと同じ)で造っちゃってるのではないでしょうか? 普通の赤は時間をかけてMLF(乳酸発酵)をしますが、MC法はそうではないので、独特の香りになります。

投稿: えこマッキー | 2010年1月23日 (土) 18時46分

えこマッキー様

コメントありがとうございます。ブログ拝読いたしました。曽我さんの件は昨年より気になっていました。「ドメーヌ」はまだつきませんがいよいよリリースですね。
北海道におけるピノ・ノワール栽培は可能性がとても大きいのは感じていますし、期待もしています。間違いなく国内最大のピノ産地になるでしょうね。ブルゴーニュワインを全く飲まないのですが、安価で美味しいブルゴーニュがあるのなら、何も無理して高価で美味しくない道産ピノを造る必要はないんじゃなかいかなと一消費者としては思ってしまうのが今の現状です。それを早く打破してくれるワインが現れることを望んでいますし、それはきっとそう遠い先の話ではないと確信しています。
道民としては、早く道内大手ワイナリーに危機感を持ってもらって、更なる質の向上を目指してもらいたいところです(苦笑)。

北海道ワイン香は確かにMC香に近いかもしれません。でも工場にMCタンクはなかったような…。確認してみます。

投稿: アマ | 2010年1月24日 (日) 12時16分

この記事へのコメントは終了しました。

« 北海道 ペルレ 1995 | トップページ | 山﨑ワイナリー ピノ・ノワール 2005 »