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2009年8月13日 (木)

第2回 イタリアワイン持ち寄り会

5月に開かれた「ワインと食事を楽しむ会 in 札幌」主催の「イタリアワイン持ち寄り会」の第2回が開催され参加しました。
会場はいつもお世話になっているBECCO(ベッコ)です。
参加人数は12名ですが、なぜか集まったイタリアワイン達は14本!
Vino_bianco Vino_rosso




さすがに量が多く、途中からワインのコメントがメモできなくなる、という状態になってしまいました。ですので、今回は最初の泡と白のみをご紹介します。

①MANFREDI PIEMONTE BRACHETTO DOLCE
Piemonte_brachetto
乾杯の泡です。ピエモンテ州にあるマンフレディ社がブラケットという土着ブドウで造る甘口微発砲ワインです。透明なガーネット色で、ほんのりカシスのような香りがします。甘酸っぱいチャーミングな味わいです。余韻はさほど長くはありません。食後のドルチェにいいと思いますが、今回は食前酒としていただきました。

②COLTERENZIO GEWURZTRAMINER 2005
Crtorenzo_gewurz05
アルト・アディジェ州の協同組合ワイナリー、コルテレンツィオのゲヴュルツトラミネールです。今年1月に開催された「コルテレンツィオワイン会」では出されませんでしたが、今回飲むことが出来ました。
まさにゲヴュルツらしいライチ香の中に蜜やペパーミントのハーブ系が混じります。甘味がしっかりしており、すぐに独特の苦味へと変わります。酸は非常に丸くなっていて良い具合に熟成されています。力でグイグイ押してくるタイプではなく、繊細な感じもあり、飲みやすかったです。余韻では苦味が薄く長く続きます。

③PIEROPAN La Rocca SOAVE CLASSICO 2005
Pieropan_larocca05
ヴェネト州を代表する白ワイン、ソアヴェ。その最高の造り手と称されるピエロパンの最上のソアヴェがこのラ・ロッカです。
石鹸やグレープフルーツ、バラなどの複雑な香りです。甘味を感じた後、ブラックペッパーのようなスパイシーさが現れます。酸味はまだまだしっかりしており、後半からじわじわブドウのうま味がしみ出てきます。ミネラルは思ったより強くはありません。余韻も薄目です。

④ST. MICHAEL-EPPAN SANCT VALENTIN SAUVIGNON 2008
Sanctvalentin_sauvignon08
サン・ミケーレ・アッピアーノというアルト・アディジェ州の協同組合ワイナリーの上級ライン、サンクト・ヴァレンティン・シリーズのソーヴィニヨン・ブランです。このソーヴィニヨン・ブランを飲まずして、イタリアのソーヴィニヨン・ブランは語れない、と言わしめるほど質の高いワインです。
若草のような緑の香りに、グレープフルーツ系の黄色い香りが重なっています。甘味、苦味、酸味どれも力強くバランスを保っています。ただそれぞれにまだ角があり、若さを感じます。今飲んでも十分美味しいソーヴィニヨン・ブランですが、まだ数年寝かせてみたいワインです。

⑤La Distesa Terre Silvate VERDICCHIO DEI CASTELLI DE JESI CLASSICO SUPERIORE 2007
Terre_silvate07
マルケ州にあるラ・ディステーザというワイナリーが造るヴェルディッキオ・デイ・カステッリ・ディ・イエジ・クラシコ・スーペリオーレです。私が持参した1本です。ヴェルディッキオは気軽に飲まれているマルケを代表する白ワインですが、このテッレ・シルヴァーテは今までにない重厚な味わいが特徴です。今回、料理にウニが出るんじゃないかと予想し、それにあうようにと持参したのですが、ウニは出ませんでした(苦笑)。
湿布が入った薬箱のような香りがし、口に含むと木イチゴが香ります。果実味がしっかりしており、甘味、苦味、酸味のバランスがよく、それをミネラルがしっかり支えています。ほんのりタンニンと塩気も感じます。余韻の長さは圧巻。「目を閉じて飲むとピノだ」というコメントが印象的で、私もそう思います。

⑥Fratelli Ponte Roero Arneis 2008
Fratelliponnte_roero08_2
フラテッリ・ポンテというピエモンテ州にあるワイナリーのロエロ・アルネイスです。可愛らしいラベルのデザインは昨年5月に他界したグラッパ造りの神様ロマノ・レヴィが描いたものです。彼のグラッパのラベルは1本1本全て手描きで、コレクターがいるほどです。このワインのラベルは彼がこのワイナリーのために描いた物をコピーして造ったものです。
青リンゴが香り、口に含むと桃の香りもします。甘味はほんのり、アルネイス独特の薬草のような苦味がやや強めにあります。全体的に果実味は薄目で、スイスイ喉を通っていきます。

⑦BB GRAETZ GIGLIESE 2006
Gigliese06
サンジョヴェーゼのワイン、テスタマッタで有名なトスカーナのワイナリー、ビービー・グラーツが造る白ワインです。トスカーナ州の南沖合に浮かぶジリオ島で栽培されているアンソニカ・ジリエーゼという品種から造られているその名もジリエーゼというワインです。
06ですが、すでに熟成香がします。うすい甘味の後に強めの酸味と独特の苦味が続きます。タンニンもあり、力強さを感じます。おそらく果皮も醸しているのでしょう。余韻は薄く灰っぽいミネラル感が長く続きます。

⑧ST. MICHAEL-EPPAN SANCT VALENTIN GEWURZTRAMINER 2007
Sanctvalentin_gewurz07
④と同じサン・ミケーレ・アッピアーノのサンクト・ヴァレンティン・ゲヴュルツトラミネールです。若いビンテージで、グラスに注がれてすぐは香りが弱かったため、1時間ほど置いてみました。するとこれが大正解で、バラの様な花のコロンにライチ香も重なります。お花畑全開です。ブドウの甘味をしっかり感じます。力強くふくよかです。苦味はコルテレンツィオ
より強め。酸もまだ角があります。これもあと数年寝かせると面白そうです。

今回の白はなかなかレベルが高かったです。参加メンバーの方々の中には「普段あまりイタリアを飲まない」という方が結構いらっしゃいました。ですが、このラインナップならきっと喜んでいただけたかと思います。
特に私が持参したヴェルディッキオはイタリア好きにはメジャーな部類ですが、イタリアをほとんど飲まない方々には超マイナーなワインです。他国にはないイタリア独自の味わいを感じてもらえたようで嬉しかったです。

主宰のヤックリュ様、参加された皆様、美味しいワインと楽しい時間をありがとうございました!

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