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2009年7月18日 (土)

バッカス&ドルンフェルダーのワインを飲み比べよう会

私のワイン仲間、よしさんが主宰している「みんなでわいわいワイン会」に参加してきました。今回のテーマはタイトル通り、道内で広く栽培されているバッカスと、月浦の成功によって注目されているドルンフェルダーをブラインドで飲み比べてみよう!というものです。しかもワイナリーは道内のみならず、本州と、本場ドイツのものまであります。道産以外はもちろん私は初めて口にします。各自10点満点で採点もしました。

会場はワイン会でいつもお世話になっている「コム・シェ モア」です。
参加人数は12名。用意されたワインは14本!
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・バッカス
山崎ワイナリー 2008(北海道三笠市)
宝水ワイナリー リッカ 2006(北海道岩見沢市)
聖アンドレアス 2007(ドイツナーエ)
余市ワイン N.V(北海道余市町)
北海道ワイン 鶴沼 2006(北海道小樽市)
フェルミエ 2008(新潟県新潟市)
はこだてわいん N.V(北海道七飯町)
ふらのワイン 2008(北海道富良野市)

・ドルンフェルダー
井筒ワイン 2007(長野県塩尻市)
月浦ワイン 2007(北海道洞爺湖町)
はこだてわいん 2007(北海道七飯町)
聖アンドレアス 2007(ドイツラインヘッセン)
月浦ワイン 2005(北海道洞爺湖町)

最後にデザートワインとしてドイツのドルンフェルダーのアイスワインもいただきました。

では、道産のみですが、私のコメントと点数です。

*点数はあくまでも私の主観による「私の大好き度」です。そのワインの善し悪しの点数ではありません。

①山崎ワイナリー バッカス 2008
08
最初の1本です。香りは香水系の中に青リンゴを感じます。この香りでまず、空知地方なのはわかります。甘味は比較的しっかりしており、酸味はトゲがあり強め。苦味はほとんど感じられずフルーティーな仕上がりです。酸だけなら山崎なんですが、私の山崎のイメージではもっと奥行きが感じられるはずと思い、飲んだことのない空知というだけで宝水にしましたが、不正解。酸が突出しているので現段階では点数は低めですが、もう少し瓶熟させたらまた変わると思います。
点数:6点

②宝水ワイナリー リッカ バッカス 2006
06
柑橘系の香りにガムのような香料系の香り。私の知っているバッカスの中にはない香りです。この段階で新潟のフェルミエを予想。甘味が比較的強めで、酸はじわじわと後半で強くなりピーク。苦味が若干あり、雑味もあり。余韻は薄く短め。ピークの酸を考えると道産も候補に浮かびましたが、飲んだことがない味なのでフェルミエにしましたが、これも不正解。
点数:6点

③余市ワイン バッカス N.V
Photo_2
ぼけたリンゴが香り、明らかに酸化しちゃってます。味も劣化なので一口飲んでさよならしました。味わいの中にもリンゴっぽさがあり、余市と予想。正解でした。
点数:0点(本来のコンディションなら点数はあがるはず)



④北海道ワイン 鶴沼バッカス 2006
06_2
香りは弱いながらも香水系。これでまず空知を予想。甘さはあるものの、薄目。酸とそれに絡む苦味がしっかりしており、ミュラーに近い味わい。余韻は根菜系の味わいが長く続きます。これらが鶴沼の特徴と一致するんですが、それにしては香りがちょっと弱いので惑わされました。ちょっと弱気になり宝水と予想。外れました。ファースト・インプレッションは大切です。
点数:6点

⑤はこだてわいん バッカス N.V

香りはよくわからず。甘味弱く、苦味、雑味が強め。酸はしっかりしているが、全体がバラバラ。うま味は全く感じられず薄くてスカスカ。余韻でぼけたリンゴが香り、これで余市産ブドウとわかりました。というこで、はこだてを予想し、正解。
点数:5点

⑥ふらのワイン バッカス 2008
08_2
花と青リンゴ、その中にガムの香料系が香り、これでまず空知地方。白はこれで最後なので、もう残された選択肢は鶴沼しかありません。この段階で確信しました。甘味はほどよく、苦味が良いアクセントになりしっかりとした酸を支えています。全体的にバランスが整っています。そして余韻で根菜が長く続きます。自信たっぷりで鶴沼を予想。見事玉砕。でも美味しかったです。
点数:7点

続いて赤です。

⑦月浦ワイン ドルンフェルダー(樽熟成なし) 2007
07
二次発酵による微炭酸あり。香りはベリー系とインクが混ざるが弱め。チェリーのような甘酸っぱさに苦味が混ざります。タンニンはやや強いながらもマイルド。ミネラル感強く、余韻はカカオの苦味が続きます。これは月浦で間違いなし。ただ、月浦ドルンにしてはちょっと薄いような気がしました。
点数:7点

⑧はこだてわいん ドルンフェルダー 2007
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還元臭が強かったのですが、徐々に開きベリーが香ります。甘味は薄く、酸味はしっかり。タンニンは強くはなく、ボディは軽め。ちょっとざらつきます。ここは月浦と明らかに違うところ。ドイツは甘味が強いというのは知っていたので、ドイツも選択肢外。となればはこだて。ちょっと時間が経つと梅しそが出てきて、どことなくシチリアのネロ・ダヴォラっぽさを感じます。余韻は短いのですが、なかなかの味わい。ということで正解。
点数:8点

⑨月浦ワイン ドルンフェルダー 樽熟成 2005

ほんのり樽が香り、ハーブのニュアンスもあり。甘味は薄く、カカオのような苦味が前面にきます。その後太い酸味が現れ、ミネラルがしっかりしてます。タンニンはやや強めでちょっとざらつきます。この力強さはちょっと前の月浦で間違いありません。これこそ月浦ドルン!という味わいです。
点数:8点

他にドイツの赤白、井筒が正解だったので13本中8本正解。まずまず、といったところでしょう(苦笑)。ワイナリーの先入観なしに、ワインの味に集中して飲むブラインドはとても楽しいです。
バッカスではふらの、フェルミエが好みでした。
ドルンでは、はこだてわいんの出来に驚きました。ブドウは余市産です。余市でもドルンが栽培できるとは知りませんでした。これで1000円台なら買ってもいいかなぁと思います。
今回は普段飲むワインから、飲んだことがないワインまで、実に勉強になりました。

主宰のよしさん、ご一緒させて頂いた皆様、ありがとうございました!

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コメント

この度は、ワイン会にご参加いただき、
ありがとうございました^^
8本も当たったなんて、
さすがアマさんです!
もし自分が、答えを知らずに飲んでいたら、
4本ぐらいしか当てる自身ありません^^;

個人的にはブラインドは楽しいので、
また機会を見てやりたいと思いますー!
ご参加本当にありがとうございました^^

投稿: よし | 2009年7月18日 (土) 20時35分

よし様

こちらこそありがとうございました!
飲んだことがない物が多い中で、健闘した方かなぁと思っております。
バッカスもドルンも造り手、産地によって随分味わいが違いますね。これからも楽しみです!

投稿: アマ | 2009年7月20日 (月) 17時50分

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