SETTESOLI MandraRossa Chardonnay 2007
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サッポロワイン社が勝沼ワイナリーで余市産のケルナーを使って造っているワインです。とてもコストパフォーマンスが高いケルナーで私のデイリーとなっています。2006は昨年開催した「余市産ケルナー&道産ツヴァイ No.1決定戦!」で見事2位となりました。その2007ビンテージを昨年サッポロワインの方からいただいたので開けて出来を確かめてみました。
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私が参加している「ワインと食事を楽しむ会in札幌」の新年第一弾のワイン会です。
今回はイタリアでも最高の白ワインが造られるアルトアディジェ州にあるコルテレンツィオという造り手の水平を行いました。
アルトアディジェ州はイタリア最北のにあり、アルプスの南に位置します。山を越えればオーストリアになります。ここは侵略の歴史に翻弄された土地であり、州の公用語はイタリア語とドイツ語になっています。そして州の人口約8割がドイツ語を話し、このためこの州で造られるワインのラベルにはドイツ語で記されているものが多いです。人も建物も文化も「イタリアにしてイタリアにあらず」といった感じです。
また一つの特徴として、ワイナリーは協同組合形式になっています。コルテレンツィオもその一つで、約350人のブドウ栽培家を束ねています。ブドウの質によって買い取り金額を変えているため、良いブドウを造ろうと栽培農家も努力し、常に質の高いブドウがワイナリーに運ばれてくるという仕組みになっています。
栽培されている品種はソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネ、ピノ・グリといったいわゆる国際品種が多いのですが、すでに100年以上も前からこの土地ではこれらが栽培されていたため、国際市場を意識して、ではなく昔から栽培されていた地場ブドウという感覚のようです。
特にコルテレンツィオでは多くの品種からワインを造っています。今回はその数ある中から8本厳選していただきました。
会場は以前もお世話になった「Original Dining KENT,S」です。
①CHARDONNAY 2006
まずはシャルドネです。香りがあまりしなかったのですが、奥に青草を感じます。ブドウの優しい甘味を感じますが、全般的に果実味は薄いです。味わいもどことなく青っぽく、辛いです。余韻は短く、スッキリ系です。
②SAUVIGNON 2006
続いて、ソーヴィニヨン・ブランです。黄桃やアプリコットの中にやはり若干青草を感じます。果実味がたっぷりで苦味は弱めです。酸も若干弱めで私的にはちょっと物足りなかったです。ですが、余韻も薄く長く続き、とても飲みやすいソーヴィニヨンだと思います。
③PINOT BIANCO 2006
ピノ・ビアンコです。ここの造り手では一番の作付面積だそうです。ドイツ語でヴァイスブルグンダーといいます。以前鶴沼と飲み比べをしたことがあります。その時の花の香りが印象に残っていますが、今回はほとんどそれは感じず、薄い蜜の香りがしました。ソーヴィニヨンに近い味わいで、甘味しっかり、苦味少なく、酸味はそこそこ、で飲みやすいです。ですが若干私には酸がもの足りず、何となく平坦な印象です。料理には一番幅広くあうと思います。
④PINOT GRIGIO 2006
「灰色のピノ」のピノ・グリージョです。香りがほとんど立たず、特徴をとらえることが出来ませんでした。今回の白の中では一番ボディがしっかりしていて濃い果実味があります。おそらくスキンコンタクトを長めにしているか、シュールリーか、独特の苦味がちょっと強めに出ています。タンニンは感じません。酸がやはり弱めなので苦甘い印象です。
⑤PINOT NERO 2006
ここから赤で、まずはピノ・ネロです。ピノ・ノワールのイタリア語です。ロゼに近い薄目のルビーレッドです。赤いベリー系の香りに、青草が混じります。味わいもストロベリーのような甘味がありますが、途中からえぐみに近い苦味が加わり、これがちょっと私にはマイナスでした。軽く優しい味わいの赤ワインです。
⑥LAGREIN 2006
アルトアディジェを代表する土着品種、ラグレインです。個人的に好きな品種です。濃いめのルビーレッドで枯れ木やペッパーの香りがします。香りだとツヴァイゲルト・レーベを思わせます。果実の甘味がしっかりと感じられ、後半からカカオの苦味を若干感じます。酸はやっぱり弱め。もう少し引き締め感が欲しかったです。タンニンがガチガチになる品種ですが、これは柔らかいです。この日いただいた鴨肉とは抜群の相性でした。
⑦CORNELIUS ROSSO 2001
ラベルの上に書いてあるコルネルはコルテレンツィオの上級クラスを意味します。そのコルネリウスという赤ワインで、カベルネ・ソーヴィニヨン60%、メルロー40%のブレンドです。北イタリアなので薄めかと思っていたら大間違いでした。とてもボディがしっかりしていて、凝縮した果実味を感じます。タンニンはこなれていて酸もほどよく、ボルゲリかと思ってしまうような濃さがあります。驚きました。ただ若干ピーマン香が鼻につきます。
⑧CORNELIUS ROSSO 1999
こちらはビンテージ違いです。香りはまさに鉛筆です。01と比べると熟成感があり、さらにタンニンが柔らかく、やや枯れた感じも出てきて良い具合になっています。同じセパージュで2年しか違わないのですが、その2年の差は大きかったです。ピーマン香もありません。とても美味しいワインです。
総じてコルネリウス以外は酸が若干物足りない気がしました。ただこれは好みの問題ですので、あまり酸っぱくなくフルーティーなワインが好みな方でしたら全く問題ないと思います。こってりした感じではなく、北イタリアらしい清涼感があります。白は実売でも2500円しないのでコストパフォーマンスもなかなかだと思います。
一度見たら印象に残るこのラベルのワインを見かけたら是非飲んでみて下さい。
参加された皆様、今回も楽しい時間をありがとうございました。
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