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2008年9月20日 (土)

厳選コスパホイタリアワインとマリアージュの会

9月17日に毎年恒例のモトックス社の試飲会の仕事で、私のイタリアワインの師匠、川頭さんが来札されました。
いつもは業界関係の方々との食事会となるのですが、より広く一般のワイン好きの方々にも川頭さんとご一緒してもらいたいと思い、今回は川頭さんに延泊をお願いして、二夜連続でワイン会を開催しました。
まずは第1日目です。
「ワインと食事を楽しむ会in札幌」主催にて、札幌で人気のイタリアン「サグラ」で開催しました。
参加者は全部で8名。
Photo




ワインはお店にお任せした6本と、川頭さんが持参していただいた2本の計8本です。
Vino




①MIRABELLA FRANCIACORTA CUVEE DEMETRA
Mirabella_franciacorta
ロンバルディア州フランチャコルタで造られる瓶内二次発酵のスパークリングワインです。フランスのシャンパンに対し、それに匹敵するのがイタリアはフランチャコルタです。今回はミラベッラという聞いたことがないワイナリーのものをいただきました。きめ細かい泡に果実味がしっかりした辛口でありながらもフルーティーさもあるスパークリングワインです。あっという間に飲んでしまいました。

②Nakazawa Vineyard KURISAWA BLANC 2007
Kurisawablanc07
イタリアの会だったのでまさか道産が出るとは思っていませんでした。これはとても嬉しい驚きでした。私の愛する道産ワイン、栗沢ブランです。ここサグラさんでも置いてくれてるとは嬉しい限りです(通常のリストにのるのはもう少し先です)。「地元のワインでおもてなし」というお店のはからいです。トロピカルフルーツに若干ライチの香りに複雑で豊かな果実味。今回は出していただいた温度が完璧!リストに名前がなければ、おそらく誰も道産だとは気づかないでしょう。

③LE MACCHIOLE PALEO Bianco 2006
Paleo_bianco06
トスカーナ州ボルゲリの有名ワイナリー、レ・マッキオレのパレオ・ビアンコです。ソーヴィニヨン・ブラン 70%、シャルドネ30%で樽を使っています。きれいな黄金色にトロピカルフルーツにバニラ、ココナッツの香りがし、ブドウのうま味と酸がとても綺麗で余韻も長いです。やや樽香が強い印象ですが、後半で感じるナッツのような苦味もいいアクセントになっています。圧巻です。

④Mastroberardino TAURASI RADICI 1995
Mastroberardino_taurasi_radici95
カンパーニャ州のヴェスーヴィオ火山の麓にあるマストロベラルディーノというワイナリーが造るタウラージ・ラディーチというワインです。ブドウはカンパーニャの土着品種であるアリアニコ。「南のバローロ」と呼ばれるこのワインは長熟にも耐えるワインで、今回は1995年!この位のビンテージはなかなか飲むことは出来ません。プラムやカシスのような香りがバローロとは違うのですが、しっかりとした酸に強いながらもしなやかなタンニンまさにバローロに通じるものがあるかもしれません。美味しかったです。

⑤PAOLO BEA MONTEFALCO SAGRANTINO SECCO 1998
Sagrantino98
ウンブリア州にあるパオロ・ベアというワイナリーのモンテファルコ・サグランティーノというワインです。サグランティーノというブドウはとてもタンニンが強く、普通に造ったら飲めるようなワインにはならないと聞いています。ですので飲むまでにはかなりの時間が必要になるのですが、今回はそれでもまだ若い1999です。凝縮された完熟ブドウの甘味をしっかり感じますが、やはりタンニンが図太いです。渋苦いとまではいきませんが、やはり歯茎にまとわりつくタンニンは良くも悪くもサグランティーノらしいです。ノンフィルターなので、澱がすごかったです。

⑥Bartro Mascarello BAROLO 1997
Bartro_mascarello_barolo97
イタリアを代表する超有名なワイン、バローロです。「王のワインで、ワインの王」と言われるこのワイン、値段も王様級で私のような庶民にはなかなか買えません。しかも1997!素晴らしいです。このバルトロ・マスカレッロは大樽を使った、いわゆる古典派の代表格です。土や皮にスモーキー、酸味も丸く、タンニンもこなれています。ただちょっと私には苦味が強く感じられました。私自身久しぶりのネッビオーロ、楽しみました。

⑦GULFI NEROJBLEO 2005
Nerojbleo05
ここからは川頭さんご提供のワインです。シチリアのグルフィというワイナリーのネロイブレオというワインです。私は樽を使っていないロッソイブレオしか飲んだことがないので嬉しかったです。こちらはオーク樽で12ヶ月熟成させています。口に含むとバラのような香りがし、ネロ・ダヴォラ独特の苦味と非常に柔らかいタンニンが心地よいです。やはり2005は酸が綺麗!抜栓から1日以上経っていますが、全くへったた様子はありません。美味しいです。

⑧Duemani ALTROVINO 2006
Altrovino06
トスカーナのピサ地区で、天才醸造家ルカ・ダットマが起こしたワイナリー、ドゥエマーニで造られるアルトロヴィーノというワインです。メルローとカベルネ・フランの50・50のブレンドです。 カシスやベリーの香り、凝縮感は圧倒的。ズッシリとしたメルローの果実味をカベルネフランの繊細さが和らげているような印象です。ありがちなピーマン香も全く感じません。酸も程よくとても美味しいワインです。寝かせたらもっと美味しいんでしょうね。今回の赤では私の一番です。

KURISAWA BLANCを除いて、今回は普段なかなか自分で飲むことがない(出来ない)ワインだったので、とても勉強になりました。
そして、サグラさんのお料理もとても美味しくいただきました。
お店の方々、参加者の方々、ありがとうございました。

第二夜へ続く。

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コメント

アマさん:

詳細なレポート、流石ですねぇ!
初日は普段に交流が無い系統の方々と同席出来まして、
なかなか楽しかったです。お店で選んだワインも、滅多に飲めないような物でしたからね。料理とのマリアージュも良かったと思います。2日目の模様も楽しみにしていますので頑張ってください。

投稿: Kawazu | 2008年9月21日 (日) 13時26分

Kawazu様
本当にありがとうございました。
そうおっしゃっていただけるととても救われます(笑)。
2日目はボリュームが多いので少々お待ち下さい。
Kawazuさんの日記にどのように書かれるのかとても気になります(笑)。

投稿: アマ | 2008年9月21日 (日) 20時30分

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