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2008年8月15日 (金)

北島秀樹 ツヴァイゲルト・レーベ 2006

北海道ワイン社でブドウ作りの匠と称されている北島さんの赤です。「北島さんは白!」と勝手に思いこんでいたため(事実美味しいですから)、このツヴァイはスルーしていました。先日小樽バインでいただいた光芒ツヴァイの実力を知ることができ、改めて北島さんのツヴァイを飲んでみたいと思い開けてみました。

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産地:北海道 

余市町 ブドウ:ツヴァイゲルト・レーベ 100%

色:やや紫がかったクリアなルビー

香り:甘いベリー、ホワイトペッパー、若干枯れ木。時間が経つと鉄が加わる。

味:いきなり果実味全開!しっかりとした甘味を感じます。その後ほのかに苦味を感じますが、えぐみはありません。酸味とやや粗めのタンニンが重なり合い、強くはないのですが余韻でもタンニンが主張し、木っぽさを感じさせ、薄く長く続きます。時間が経つと後半でミネラルの灰っぽさと、梅しそが出てきます。驚きました。「えっ、本当にステンレスのツヴァイ?」と思うくらい美味しいです。

値段:1964円(希望小売価格)

香りを利いて「おっ、ベリーがする」と思いながらも、「いやいや所詮ツヴァイだから」と見下しながら口に含むとジャミーな位の果実味に「あれ?」と面くらい、その後の展開に「えっ、嘘でしょ?」と疑念をいだき、梅しそが出てきた時点で「有り得ない」と衝撃を受けました。時間を置き、再び香りを利くと鉄っぽさが出てきて、もう私の中では完全に「ツヴァイのワイン」という認識はどこかへ消え去りました。この段階ではもはや私の未熟な舌ではブラインドで道産であることすら当てられないでしょう。豊かな果実味に柔らかいタンニンに絡み合った綺麗な酸味。余韻で感じる樽っぽさ。これはステンレスのツヴァイじゃないです。軽く冷やして、ブルゴーニュ・グラスで飲んでみて下さい。驚きます。北イタリアはアルト・アディジェのサンタ・マッダレーナを彷彿させます。
今のところ、私の中で一番の道産ツヴァイです。北島さん、まいりました。

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コメント

アマさんのおっしゃることに同感。ボクも「参りました!」の一言に尽きますね。
やはり、「日本三大ツヴァイゲルトレーベワイン」の名に恥じない出来です。

投稿: おっくー | 2008年8月15日 (金) 09時16分

おっくー様
おっくーさんが絶賛していた理由がよーくわかりました。確かに三大ツヴァイですね。本場オーストリアのものを飲んだことはありませんが、世界三大にしてもいいのでは?(笑)
もっと早く飲んでおけば良かったと後悔しております。

投稿: アマ | 2008年8月15日 (金) 09時30分

こんばんわー!
アマさんが飲まれていたツヴァイは、
北島さんのものだったんですね。
感想読んでると、とってもおいしそうで、
私も飲んでみたくなりました!

北島さんのワインはケルナーとミュラートゥルガウしか
飲んだことがないので、気になります^^

投稿: よし | 2008年8月15日 (金) 21時21分

よし様
是非飲んでみて下さい。光芒もさることながらこちらも美味しいです。道産ツヴァイは果実味を求めすぎると酸が弱くなり、酸を求めすぎると果実味が薄くなる傾向にあるのですが、これはどんぴしゃりで良い具合に収まっています。オススメです!

投稿: アマ | 2008年8月16日 (土) 07時37分

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