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2008年6月18日 (水)

ふらのワイン(市民還元)

北海道にあるワイナリーの中で、市町村で運営している所が2カ所あります。1カ所は十勝ワイン、もう一つがこのふらのワインです。正式名称は富良野市ぶどう果樹研究所といいます。赤の主力品種がセイベル13053であり、さらに山ブドウとの交配品種のふらの2号を産み出すなど、十勝ワインと似たところがあります。実際、研究所設立当初は十勝ワインからの指導を受けていたそうです。
このふらのワインはワイナリーの同名商品で、ベースのラインとなっています。市民還元とありますが、中身はふらのワインと同じで、販売価格で市民に還元しています。
道内のスーパーではよくみかけるワインですが、果たしてそのお味は?
Photo_3









産地:北海道 富良野市

ブドウ:セイベル13053 約90%、ツヴァイゲルトレーベ 約10%

色:中心部が黒目のルビー色

香り:ピーマン、枯れ木、何か甘い香り

味:最初に甘味から入りますが、その後えぐみを感じます。コーヒーのような苦味も現われ、この時点ではがっかりです。ですが、後半でしっかりとした道産らしい酸味、ブドウの甘味とコーヒーの苦味、荒さは目立ちますがそこそこ主張しているタンニンが折り重なるようにして、余韻へと向かってきます。引きは早いのですが、かすかに甘味が残ります。正直、ここまで愉しめるとは思ってもいませんでした。ふらののセイベルとツヴァイでここまで果実味が出せるとは…。4年前に飲んだのと大夫印象が違います。ジンギスカンにあわせてみたいです。

値段:900円

この値段で、道産赤で、ここまで楽しめるとは驚きでした。
香りだけで、素人な私ならブラインドで「甘い果実の香りでメルロー、ピーマン香でカベルネフラン、う~ん、ボルドー?」とか言ってしまいそうです。
後半で感じたコーヒーのような苦味を伴った道産にしては強めのタンニンと、ジャミーな甘さからして、「これはもしや、海外のワインがブレンドされているのでは?」と実は疑ってしまいました。ラベルには国産とも書いてはいなかったので、なおさら怪しい。で、ふらのワインに直々に問い合わせたら、前述のセパージュを教えてくれました。輸入ワインは入っていません。失礼いたしました。それでもこの甘味が出せたのはこれはきっとツヴァイの力だと思います。ふらのワイン、いい技術を持っていますね。ますます樽熟させたツヴァイを飲んでみたくなりました。

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コメント

ふらのワインさんのふらのワインは
正直あまりいい印象が無かったのですが、
アマさんがお勧めしているのを見ると
飲んでみたくなりました^^
ふらのワインさんは、先日のワインガーデンで
ミュラートゥルガウを飲み、
フルーティな味の中に酸味を感じて
とてもおいしく飲め、その場でボトルを一本買ったので、
今から飲むのを楽しみにしてます。
こうして各ワイナリーのレベルがどんどん上がるのは
うれしいことですね。

投稿: よし | 2008年6月19日 (木) 00時12分

よし様
ふらのワインを以前飲んだとき、美味しくなくて飲みきれず冷蔵庫に入れて2日目に飲んだら美味しくなって驚いた経験があります。今回も2日目の方が美味しいです。3日目でも大丈夫です。トカップ買うなら絶対こっちの方がオススメです。
ふらののミュラーは香りも味わいもふらのらしさが出ていますよね。07は試飲しかしていないので、私もじっくり味わいたいと思います。

投稿: アマ | 2008年6月19日 (木) 06時16分

市民還元のロゼが9月頃発売されるそうです。
ふらのの赤ワインが最近気になっているので、ロゼはどのブドウを使っているのかな、などなど楽しみです。

投稿: 副部長 | 2008年6月25日 (水) 23時26分

副部長様
情報ありがとうございます。
そうですね、ロゼはなんでしょうね?今年は富良野にいってみたいです。

投稿: アマ | 2008年6月27日 (金) 17時16分

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