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2008年5月12日 (月)

VITICOLTORI ALTO ADIGE Losmann Sauvignon 2006

ヴィティコルトーリ・アルトアディジェというワイナリーのロスマンというソーヴィニヨン・ブランのワインです。この蔵、アルト・アディジェのトップワイナリーである7つの協同組合が協同出資して設立したワイナリーです。その7つとは、コルテレンツィオ、サンミケーレ・アッピアーノ、トラミン、ボルザーノ、クルタッシュ、ナルス・マルグレイド、メラーノ!凄いです。ただでさえ美味しいのに、それぞれの蔵の厳選されたタンクのワインをブレンドして造られたワインです。そんなことされたら、他の北イタリアのソーヴィニヨン・ブランは勝てないでしょう。ある意味、反則です。
Losmann_sauvignon06










産地:イタリア アルトアディジェ州 アッピアーノ

輸入元:アルトリヴェッロ

ブドウ:ソーヴィニヨン・ビアンコ 100%

色:やや黄色が強い麦わら色

香り:グレープフルーツ、ハーブ

味:ほんのり感じる甘味の後に程よい苦味が続きます。その後ドカンと酸味が広がります。かなりしっかりした酸味で、「スッパ!」って感じです。その後後半でうま味を感じ、余韻も長く続きます。2日目は酸味の角がとれて丸くなりますが、それでもしっかりしています。酸味が丸くなった分苦味が少し強めに感じますが、私の許容範囲内です。濃さはありませんが、後半で感じる凝縮されたうま味が実にいい感じです。強すぎない苦味が春野菜にピッタリ!

値段:約2500円

印象としては私の好きなカンティーナ・ボルツァーノのモック06に近い印象です。やはりアルトアディジェの2006は酸がしっかりしています。この間カプリのワイン会で飲んだフリウリのソーヴィニヨンより酸味が強いですので、酸っぱいワインが苦手な方はフリウリの方が飲みやすいかもしれません。北イタリアの白は美味しいです。

このロスマンの赤はピノ・ネロです。一時的な企画もののコラボではなく、これからも続けてリリースしていくんでしょうか?気になります。個人的にはラグレインもやってほしいです。

ソーヴィニヨン・ブランの香りはよく「猫のおしっこ」と表現されます。私は嗅いだことがないのでどんな香りかわかりませんが、この表現ってどう思いますか?これからワインを飲む時に香りを嗅いで「う~ん、これはソーヴィニヨン・ブラン独特の猫のおしっこの香りがする」と言われたら嫌じゃないですか?幸いまだそういう方と飲んだことはありませんが。
ワインの香りについて研究している富永先生は「カシスの芽」という表現を使っていますが、こちらの方が「良い香り」というイメージを持てますよね。でもこれも嗅いだことないしなぁ。こういう時はやっぱりプロの方と一緒に飲んで教えてもらわないといけませんね。

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イタリア(アルトアディジェ)」カテゴリの記事

コメント

味わいもさることながら、香りを表現する難しさでいつも悩みます。
「これが○○の香りだよ」と実際にお話しながら確認できる機会は私にとって大変貴重です。
教えてもらいながら、先日のワイン会でも自信がなくなりました(苦笑)

投稿: 副部長 | 2008年5月12日 (月) 23時27分

あるイタリアン(すでに閉店)でのこと。
ホール手伝いにきていた他店のコックが、これ美味しいです といった私達(普通の主婦と私)に
「俗に猫のおしっこの香りといわれているソーヴィニヨンブランです」 と、聞いてもいないのに説明しました。
君にそんな説明求めていないし、まず一般客にそんな答えするの?
と思わず言いたくなりましたが、黙り込みました。友人ボーゼンsweat01

ところで、アマさんのコメント、まったく同じ感想でした。
二日目バランスよく美味しくなるのですがかすかな苦味が・・。
でも食事しながら楽しむ飲み手にとってはちょうどよいと思います。
たまたまですが、明日納品される予定のワインの一つですw

投稿: wakwak | 2008年5月13日 (火) 16時22分

副部長様
やはり香りの表現は難しいです。
最近はスーパーに買い物にいくと色んなものの香りを嗅いで家族から変な目で見られます。

投稿: アマ | 2008年5月13日 (火) 21時22分

wakwak様
納品されるんですか!偶然でしたね。
wakwakさんの印象と同じと知ってちょっと自信になりました。過信にならないよう気をつけます(笑)。

関係者の方々がテイスティングの場でそういう表現をされる分には全然構わないんですが、食事の場にはふさわしくない表現だと思うんです。猫が嫌いという人もいるでしょうし。ワインに集中するあまり、ついポロって出ちゃう時もあるんでしょうね。そうならないように自分自身気をつけます。

投稿: アマ | 2008年5月13日 (火) 21時29分

アマさま:

アルトアディジェのソービニョンブランの典型的な香りは「パッションフルーツ」です。結構前になりますが、ローマでルカダットマと一緒に食事をしている際にソービニョンを飲んでいて、なぜか香りの話になって、彼はリストランテのデザートして置いてあった、パッションフルーツを勝手に取って、それを割って香りを嗅がせてくれました。

比べると本当に同じ香りがしていたのを今でもよく覚えています。その時のワインはサンヴァレンティンでした。

フルーツで例えるならば、お客様に話をしても気分は悪くならないでよね。それにしても、何で日本のソムリエ諸氏は、教科書通りにしか物事を説明出来ないんでしょうか。まぁ、自分に確信が無いのでしょうがないですか。

ともあれ、フルーツショップにパッションフルーツがあれば香りを嗅いでみてくださいね!

投稿: 闘うワイン商 | 2008年5月16日 (金) 07時11分

闘うワイン商様
イタリアからありがとうございます!
実際にワインを飲みながら、本物のフルーツの香りを嗅いで確かめるというのが、一番でしょうね。
このソーヴィニヨンは開けてすぐはグレープフルーツでしたが、2日目はおっしゃるとおり、パッションフルーツのニュアンスが感じられました。3日目だったらより熟したかもしれません。

イタリアワインを本当に愛しているソムリエさんなら、きっとそういう表現は使わないんでしょうね。むしろ私のような中途半端な知識を持っているような人間が、知識をひけらかしたくて使ってしまうのかもしれません(苦笑)。他人のふり見て、我がふり気をつけます。

投稿: アマ | 2008年5月16日 (金) 22時24分

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