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2008年5月 9日 (金)

Capri Capriのワイン会

私が大好きなリストランテ、カプリカプリでワイン会が開催されるとのご案内をいただきました。塚本シェフとマサさんのお料理を食べながらのワイン会、そりゃ、もう、行くしかありません!という訳で副部長と一緒に参加してきました。以前にも何度か開催されているそうですが、我々は初参加です。
今回のテーマは「フリウーリ・ヴェネツィア・ジューリア州のワインの飲み比べ」です。
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参加者は我々を含め8名。まずは塚本ソムリエールの親切丁寧な解説から始まり、マズート・ダ・リーヴェというワイナリーの同一ビンテージ3種類の白をブラインドで飲み比べました。

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いただいたお料理の内容はこちらをご覧下さい。

①MASUT DA RIVE SAUVIGNON 2006

Masut_da_rive_sauvignon06 綺麗な麦わら色で、香りは 桃とグレープフルーツを感じました。このグレープフルーツ香でソーヴィニヨン・ブランだとわかりました。しっかりとした甘味を感じ、苦味も強すぎず程よく、後半で酸がしっかりと主張していました。全体的にロウっぽさもあります。余韻の引きは早め。笹竹とタラの芽には私はこれが一番あいました。


②MASUT DA RIVE PINOT GRIGIO 2006

Masut_da_rive_pinotgrigio06 やや薄目のゴールドですが他の2つよりは明らかに濃い色合いでした。香りはパッションフルーツで、この香りでてっきり私はシャルドネだと思いましたが大間違い。甘味、苦味、酸味全てがおとなしめですが、そこはミネラルがしっかり支えているため、薄いという感じではありません。温度の上昇とともに後半でほんのりタンニンを感じたので、この時点になってピノ・グリージョで納得です。ニシンのサオール(マリネ)にはピッタリ!

③MASUT DA RIVE CHARDONNAY 2006

Masut_da_rive_chardonnay06_2 こっちはパイナップルを感じたので、②のシャルドネととても迷いました。甘味はピノ・グリージョと同じくらいですが、苦味と酸味がやや強めで前面に出ています。これもやはり後ろ骨のミネラルがしっかりしています。余韻は他の2つに比べて一番長く続きました。さすがシャルドネ、野菜全般にあいました。


④MASUT DA RIVE PINOT GRIGIO 2002

Masut_da_rive_maurus_pinotgrigio02 ②のピノ・グリージョのビンテージ違いです。2002はイタリアではバッド・ビンテージ。色はゴールドに黄色が強く入り、熟成を感じさせます。イースト香と還元臭があり、香りはちょっと残念。06と比べて甘味と酸味はさほど違わないんですが、茎っぽい苦味がこっちの方が強い印象です。余韻も短めでした。今がピークかちょっと越えたくらいかも。ただこれはこれで食事を邪魔しない美味しいワインです。

⑤MASUT DA RIVE  MAURUS CHARDONNAY 2004

Masut_da_rive_maurus_chardonnay04 こちらは③の樽熟タイプです。これも③に比べると黄色が強めです。樽の香りがしっかりしており新樽を思わせます。還元臭が強く、開くまでにちょっと時間がかかりましたが、徐々にカラメルも感じられました。甘味はやや弱めで苦味が強め、酸味がかなり丸みをおびてていい具合でした。ただ樽香は強いものの果実のうま味がちょっと物足りず、樽熟の良さがまだ出きっていない印象です。


ここからはリヴォンというワイナリーの赤2種をブラインドでいただきました。

⑥LIVON Cabernet Franc 2004

Livon_cabernetfrane06 中心部がやや黒いルビーレッドで、香りはピーマン、青草。これでもうカベルネ・フランだとわかりました。甘味は弱めで後半の苦味が強めで凝縮感にやや物足りなさを感じてしまいました。酸味は程よいです。渋味はドカンとくる感じではなく、細く、タンニンはちょっとざらついた感じです。まだ若いのかなぁ。余韻も短めです。メインは牛ほほ肉のトマト煮でしたが、ちょっと肉に負けてしまいました。

⑦LIVON Merlot 2003

Livon_merlot 色はエッヂが若干オレンジがかった黒いルビーレッドです。香りは堆肥、還元臭、かすかにコーヒーで、結局開き切りませんでした。残念。メルローなのでしっかりした甘味と凝縮された果実味を期待したのですが、やはりフリウリという土地柄なんでしょうか、全般的に薄い印象です。ただ自分のイメージしているメルローと比べて、の話しですので、開ききったらエレガントなワインに変化したかもしれません。ポテンシャルは感じました。こちらも肉には負けました。というより、肉が美味しすぎ!

いや~、楽しい会でした。同一州で7種類のワインを堪能するなんて、そう滅多に出来ませんから。シャルドネやソーヴィニヨン、ピノ・グリージョは単体で飲んでても飲み比べたことがないので、今ひとつ自分の中でも「これだ!」という違いがわかりませんでした。こうやって飲み比べるとはっきりわかりますね。いい勉強になりました。
そして、やっぱりお料理!この日も最高でした。美味しすぎて、2回ほど気を失いそうになりました。
参加された方々は我々よりずっと前からカプリ・ラヴァーで、開店当初のお話が聞けたり、とても楽しかったです。グラッパできちんと(?)仕上げもされていて、さすがです。
きっと私と副部長が一番酔っぱらってたでしょう…。

カプリカプリの皆様、楽しい時間をありがとうございました!次回も楽しみにしています。

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コメント

カプリカプリのワイン会、ネット上でお目にかかっていた方々との出会いがあったり、お食事・ワインはもちろん、とっても心地よい時間でした。
品種の違いを感じながら、さらには食事とのマリアージュも楽しめ、大変勉強になりました。
でも、ブラインドはやっぱり難しいです。
自信を持って答えられるように日々精進あるのみですね。最後のグラッパにたどり着くことができるようになるかしら…。
次回開催が待ち遠しいです。

投稿: 副部長 | 2008年5月 9日 (金) 23時41分

先日はワイン会にご参加いただきどうもありがとうございました。
数々のワイン会にご参加され、かつご自分でも企画されている方に満足いただけたとは思いませんが、
何かのご参考になれば幸いです。
また、こういう会ですと、なかなか普段の営業では
おだしにくい料理も味わっていただけるのでは、とも考えております。
イタリアは各州それぞれとてもユニークですからね。ぜひ20週制覇したいです!
これからもご指導よろしくお願いいたします。

投稿: ccまだーむ | 2008年5月10日 (土) 16時39分

アマ様

お初にお邪魔しまーす。

ワイン会では、お詳しいアマ様から
お話を伺うことができ、光栄でした。
また、↑ブログ(お気に入りに入れちゃいました)
を拝読し、復習ができました。

また機会のあるときには、いろいろ教えてください。
副部長様にもよろしくねー♪♪


投稿: aromatic maire | 2008年5月10日 (土) 17時20分

ハンドルネーム、ミススペルです。
何で自分の名前、間違えるの? スミマセン

投稿: aromatic marie | 2008年5月10日 (土) 17時27分

副部長様
お疲れ様でした。アルコール分解酵素の量は増えませんから、無理せずワインを楽しんで下さい。

投稿: アマ | 2008年5月10日 (土) 21時58分

ccまだーむ様
とても楽しい会をありがとうございました。
普段フリウリのシャルドネやカベルネといった国際品種を飲むことはほとんどありませんので、とても勉強になりました。
お料理も含め大満足ですよ。
ご指導だなんて、とんでもないです。まだまだ未知な世界ばかりですので、こちらこそご指導のほどよろしくお願いします!

投稿: アマ | 2008年5月10日 (土) 22時11分

aromatic marie様
ようこそお越し下さいました!
先日はご一緒させていただいて、とても楽しかったです。ありがとうございました。
知識は乏しいので、お教えできることはないのですが、イタリアワインと道産ワインの魅力が少しでも伝わってくれたら嬉しいです。
これからもよろしくお願いします。
ご主人様にもよろしくお伝え下さい。

投稿: アマ | 2008年5月10日 (土) 22時32分

aromatic maire様
ご一緒でき楽しい時間を過ごしました。ありがとうございました。お料理教室のお話もまだまだ伺いたいです。またよろしくお願いいたします。

投稿: 副部長 | 2008年5月11日 (日) 19時27分

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