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2008年4月23日 (水)

BARONE RICASOLI CHIANTI 2006

日本でおそらく最も有名なイタリアワイン、キャンティ。そのキャンティの産みの親と言われているバローネ・リカーゾリのキャンティです。今でこそキャンティはサンジョヴェーゼ100%が認められていますが、昔はトレッビアーノの白ワインを入れて薄めないといけませんでした。今でも10%まではトレッビアーノのブレンドは認められていますが、サンジョヴェーゼの栽培技術、醸造技術が向上した今、あえて白ワインをブレンドしているキャンティは少ないのではないでしょうか。
ここのキャンティ・クラシコとリゼルヴァのロッカ・グイダルチャは飲んでいますが、この本家のキャンティの存在は知りませんでした。WEBにも出ていません。再び世に出てきた経緯はわかりませんが、やはり格式高い貴族が造ったキャンティ、きっと一味違うでしょう。

Ricasoli_chianti06










産地:イタリア トスカーナ州 ガイオーレ・イン・キャンティ

輸入元:フードライナー

ブドウ:サンジョヴェーゼ(100%?)

色:濃いやや紫がかったルビー

香り:黒いベリー系、若干樽

味:完熟ブドウを思わせるしっかりした甘味をまず感じますが、その後穏やかな酸味に苦味とえぐみが続きます。タンニンはゴツゴツのザラザラ。キャンティにしては果実味がしっかりしていて濃いです。半分残して二日目に期待。
そしたら期待通り、余計な果実味が削り取られ、えぐみもやわらぎ、タンニンもこなれ、その分隠れていたミネラル感が前に出てきました。酸味も良い具合になり、後半の部分でほんのりフランボワーズっぽさを感じます。余韻もそこそこあり、樽の風味がかすかに残ります。三日おけば、フランボワーズっぽさがもっと強くなると思いますが、飲みきってしまいました。

値段:1645円(はやしや商店価格)

一昔前の安マズキャンティとは違います。想像していた以上に濃さがありました。値段もキャンティにしては高い方かもしれませんが、キャンティ・クラシコが今は2000円以上が当たり前ですから、それを考えるとコストパフォーマンスは高いです。全体的に粗い部分はありますが、そこはキャンティらしいといえばらしいです。
さすが、リカーゾリ男爵、力強さを感じます。

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コメント

二日目の変化、面白いですね。なかなか残しておけないことが多いですが、今回は大成功ですね(笑)
懐に優しい安うまキャンティを探すと、まだまだ魅力的な一本が見つかるかも。
やっぱり数を飲まなきゃ!

投稿: 副部長 | 2008年4月23日 (水) 22時29分

副部長様
二日目の変化を楽しむと、体にも懐にも優しいことがやっとわかりました。次は三日目の変化を知れるよう努力します!って無理ですね。

投稿: アマ | 2008年4月23日 (水) 22時32分

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