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2008年1月 7日 (月)

BARONCINI VINO NOBILE DI MONTEPULCIANO FONTELELLERA 2003

新年も飲んでばっかりです。さて、今回はバロンチーニというワイナリーのフォンテレレッラとう名前のヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノです。長いですね~。
ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノは「モンテプルチアーノの高貴なるワイン」という意味です。キャンティ・クラシコより南東、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノの東側にあります(地図)。ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノの地区は2つに分かれていて、モンテプルチアーノ周辺とトラジメーノ湖の北東に位置します。このワインは後者の方です。実はまだアンティノリ社のラ・ブラチェスカしか飲んだことがありませんでした。この時の印象もあり、さらにキャンティ・クラシコより南のワインですので、タンニンの強い味わいを予想していました。
Baroncini_vino_nobile03










産地:イタリア トスカーナ州 モンテプルチアーノ

輸入元:稲葉

ブドウ:プルニョロ・ジェンティーレ

色:中心部が濃いめのルビー

香り:抜栓直後はインク、その後ベリーがプラス

味:最初は柔らかい酸味を感じます。その後苦味とえぐみが現われ、果実味は薄く「随分薄いなぁ~」という印象でした。1時間でやっと開いてきます。えぐみが消え果実味が膨らんできます。タンニンはややざらついた感じでしっかりしていますが、カチカチに固い感じではありません。ミネラル感も若干あります。余韻では灰のような、強く焦げた感じの味わいが長く続きます。この余韻の味わいは初めてです。パワフルな果実味前面のキャンティ・クラシコが続けて飲んでいたので、それらと比べると薄い印象がありますが、程よい酸味と控えめな果実味、かといって薄い訳ではなくタンニンもしっかりしていて、まさに高貴な?味わいです。トマトソースにピッタリ!

値段:2000円前後

バロンチーニは調べてみたら、トスカーナのDOCG全て生産しています。あまり聞いたことがない生産者ですが、かなり規模が大きいようです。
トスカーナのサンジョベーゼと言ってもブルニョロ・ジェンティーレ、モレッリーノ、サンジョベーゼ・グロッソと名前も味わいも異なり楽しいですね~。でも覚えるのが大変…。

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コメント

地図、どうもありがとうございます(笑)
ヴィーノ・ノービレは以前実家で飲んだのですが、印象が残っていません…。
改めて飲みたいです。

すべてのDOCGを作っているとはモンスターワイナリーですね。びっくりです。
私のDOCG制覇の道はまだまだ遠いです。

投稿: 副部長 | 2008年1月 7日 (月) 20時41分

副部長様
まず地図を見ると上の方にペトロイオのあるカステルヌォーヴォ・ヴェラルデンガがあるでしょ?そこからさらに北に行くとガイオーレやラッダ、カステリーナなどのキャンティ・クラシコ地区がわかります。標高の違いもわかるので面白いですよ。これからも地図をのせます。
樽の効いた果実味ドカンのサンジョベーゼもいいですが、ヴィーノ・ノービレのようなクラシカルな酸味がしっかりしたサンジョベーゼもいいものです。クラシカルなキャンティを彷彿させ、懐かしい感じがしました。

投稿: アマ | 2008年1月 7日 (月) 21時14分

あけましておめでとうございます!
そうですね・・・「ブルネロ・・・」に比べると
どうしても日本では目立たない存在ですよね。
言いにくい(発音しにくい)からかな。なんちゃって。
今年もよろしくお願いします。

投稿: ccまだーむ | 2008年1月 8日 (火) 16時41分

ccまだーむ様
あけましておめでとうございます!
こちらこそ、今年もよろしくお願いします。
おっしゃる通り、ブドウの名前も言いにくいですし、覚えにくいですよね。生産者の数もブルネッロより少ないのかなぁ。なかなか見かけないですし。場所も知名度も味わいも西のスヴェレートとは正反対ですね。

投稿: アマ | 2008年1月 8日 (火) 20時29分

私のブログへの書き込みのお返事が遅くなってすみません。そちらにも書いたのですが「ノットーラ」のヴィンテージを勘違いしており2003が正解でした。なので、あの「バラバラな感じ」を検証するためこの「バロンチーニ」飲んでみようと思いはやしやさんに注文しました。
それとこの「バロンチーニ」のセパージュってわかりますか?
ブログで確認したところ「ノットーラ」はプルニョーロ・ジェンティーレ80%、カナイオーロ15%、マンモロ5%とあったので品種による味のバラツキ感だったのかもと思っています。
アマさんはどう思われます?

投稿: ヤックリュ | 2008年1月11日 (金) 17時03分

ヤックリュ様
ありがとうございます。2003年でしたか。
セパージュはプルニョロ・ジェンティーレ100%です。
調べたのですが、ノットーラの畑はアンティノリ社のラ・ブラチェスカの一部だったそうです。私が飲んだラ・ブラチェスカとこのバロンチーニの味わいから、ヴィーノ・ノービレはタンニンはしっかりしているものの、凝縮感に欠ける(悪い意味ではなく)ワインだと思います。
また、カナイオーロは色づきを良くするためにブレンドすると聞いたことがありますが、私の経験上(少ないですが)これをブレンドしたワインは苦味が強い印象があります。
ですので、プルニョロ・ジェンティーレの味と色の薄さを補うために、カナイオーロをブレンドした結果、苦味とタンニンのバランスが崩れ、輪郭がまとまらない味わいになったのかもしれませんね。
その効果は何年か先に現れるのかもしれませんが。

ヴィーノ・ノービレの最高の造り手とされるポリツィアーノやアヴィニョネージを飲んで確かめたくなりました。

投稿: アマ | 2008年1月11日 (金) 18時32分

さすがですね!!ありがとうございます。
とっても勉強になります。まずはバロンチーニを飲んでプルニョロ100を感じてみたいと思います。きっと私の好きな味と楽しみになりました。
そして、できればポリツィアーノやアヴィニョネージを飲んでみたいです。
月浦も手に入りました。やりますか!?(笑)

投稿: ヤックリュ | 2008年1月15日 (火) 13時55分

ヤックリュ様
いえいえ、なんせヴィーノ・ノービレはまだ私には未知の世界に近いですから。あくまでも推察ですので、鵜呑みにしないで下さい(苦笑)。ヤックリュさんの検証結果を楽しみ待っています。
月浦、リベンジの会ですね!是非!

投稿: アマ | 2008年1月15日 (火) 22時00分

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