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2007年12月 4日 (火)

おたる ヴィラージュ・ヌーヴォー ミュラー・トゥルガウ 2006

「今年のヌーヴォーは終了」と書きましたが、まだ残ってました。北海道ワイン社のヴィラージュ・ヌーヴォーです。ですが、よくご覧下さい。2006です。そう、去年のヌーヴォーです。去年は飲んでいません。というか、飲めなかったんです。というのも、このヴィラージュ・ヌーヴォーはいわば本州用初しぼりです。道内では販売されていませんでした。しかも鶴沼産のミュラー100%!初しぼりミュラーは鶴沼100%ではありませんので、ちょっとずるい気がします。ですが、このヴィラージュ・ヌーヴォー・シリーズは結局去年だけでおしまい。なんとも複雑。
ここ3ヶ月間、このブログの検索ワード第一位は「鶴沼ミュラー・トゥルガウ」です。2004が某漫画のおかげで話題になりましたが、依然として関心の高さが伺えます。残念ながら2005はリリースされませんでしたが、来年、2006はきっとリリースされるでしょう。それを確かめる意味でも飲んでみました。
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産地:北海道 浦臼町 鶴沼

ブドウ:ミュラー・トゥルガウ

色:やや黄色が強い黄緑色

香り:ほとんどしない!若干ブドウとコルク臭

味:しっかりとした甘味を感じ、程よい苦味もあります。酸味は弱め、というか甘味が強すぎるかもしれません(アルコール9%なので)。去年飲んだ初しぼり06の強烈な酸味はありません。余韻では北海道ワイン社の宿命でもあるコルク臭が残ります。かなりがっかりです。去年飲んだ初しぼりと、この間飲んだ北海道シリーズ06からは鶴沼ミュラーのリリースは間違いなし!と判断したのですが、ちょっと心配になりました。グレープフルーツ感がまったくありません。

値段:工場特別価格で500円!

まぁ、半値のワインですから、仕方がないと言えば仕方がないのかも。
ワインを知れば知るほど、北海道ワイン社を知れば知るほど、私はがっかりします。
このワインを購入した時も、社員の方から衝撃的なお話を聞きました。ここでは書けませんが、ショッキングなものです。早い話が、私はもう信用できません。
「道産ブドウ100%のワイン」と銘打って、道内の農家に栽培しやすい品種のブドウを造らせ、その大量なブドウをごちゃ混ぜにして安価なワインを大量に造る。しかもいろんなラベルを貼って…。
そういうやり方に疑問をもってきましたが、もはや疑問ではなくなり確信に変わりました。
嶌村氏の夢はこんなもんだったんでしょうか?もう私は応援できません。せめて今村さんの鶴沼ワイナリーが今後分離・独立して醸造までできるようになって欲しいです。
じゃないと、本当に道産ワインの行く末が心配です。

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コメント

工場のギャラリーイベントに行くと特価のワインがたくさん並んでいて、大変お得感はあるのですが、要はまだ残っていた過去のワインが販売されているんですよね。
大量栽培に大量生産の結果を目の当たりにしたような気分になります。
ヴィラージュ・ヌーヴォー・シリーズ、今年はないんですね。
鶴沼産ぶどうに何かが起きた!?
北海道ワインが追いかけている夢、伺ってみたいです。

投稿: 副部長 | 2007年12月 4日 (火) 22時21分

副部長様
すでにお話してますが、失望しましたね。
ヴィラージュ・ヌーヴォーはどうしてやめたんだろう…。
鶴沼シリーズを思わせるラベルといい「初しぼり」よりは高級感がありますよね。
来年はこれだけでいいと思います。
もう、鶴沼産だけで。

投稿: アマ | 2007年12月 7日 (金) 00時08分

そうでしたか…
北海道ワインの真面目なワインとして、個人的に「鶴沼はいいよ!」といい続けてきたのですが、やっぱり一般品には厳しい評価になってしまいますね。確かに商業的には理想ばかり言っていられないのでそういうワインを作らないとあの値段で売れるワインは出せないということになるのでしょうが。
「鶴沼ブランド」だけは後々まで世界に誇れるものにしてほしいと思います。
でも、低価格帯ではもっとひどい作り方しているところもあると聞いてます。どうなんでしょ?

投稿: ヤックリュ | 2007年12月 8日 (土) 19時10分

ヤックリュ様
ありがとうございます。
「どうして北海道はこうなんだろう?」と悲しくなります。
法的に問題なければ、金を儲けるために何してもいいという土壌がこの土地には根付いてしまっているような気がしてなりません。
消費者もなめられてるんでしょうね。
会社が大きくなりすぎたのかなぁ…。

ご指摘の通り、輸入ワインを無表示でブレンドしていたり、バルクワインだと税金がかかるので、ジャムを輸入して造ったり、という話しはよく聞きますよね。今のところ道内のワイナリーではそういうことがないと信じています。
まずはテクニカル・データをしっかり公開して欲しいです。
詳しいお話は今度お会いした時にでも。

投稿: アマ | 2007年12月 9日 (日) 09時08分

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