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2007年9月20日 (木)

十勝ワインを楽しむ夕べ in SAPPORO 2007

本日9月20日にポールスター札幌にて十勝ワイン主催で十勝ワインバイザーを対象に開かれた会です。ワインバイザー向けとはいえ、バイザーの紹介があれば、そうじゃない方も参加可能な会です。

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会の内容は、
①十勝ワインセミナー
 「十勝ワインバイザーの取り組み」
 「十勝ワインを美味しく味わうために」
②ワイン当てコンテスト
③オールドビンテージオークション

料理は、ビュッフェスタイルでホテルの料理+十勝産ハムとチーズ。

ワインは
【食前酒】
シルフィー
【スパークリングワインワイン】
フィースト白
【テーブルワイン】
シルペーク白 2003
シルペーク赤 2001
【コーナーワイン】
セイオロサム白 2005
山幸fresh sweet
セイオロサム赤 2002
清見 2003
山幸 2002
清舞 2002
ツバイゲルト 2002
アムレンシス 2000
【食後酒】省略

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これで会費6000円。
高いか安いか両論でしょうが、私は高いと思います。
まず、料理。十勝産ハムはすぐになくりました。十勝ワインは赤が多いのに、料理は魚中心。肉は??品数少なすぎ!がっかりです。

次いで、ワイン。スパークリングが何故ブルームじゃないのか?この時点でがっかりです。シルペークの赤ははっきり言って美味しくなかったです。
コーナーで出されてるワインは現行ビンテージ。「十勝ワインの魅力は熟成にあり」といっておきながら、何故オールドビンテージを飲ませてくれないのか?しかも事前の案内に「ヴィンテージワインと十勝の食材をふんだんにビュッフェ料理」とあったのに、それは嘘?
せめて垂直試飲をして欲しかった。ワインバイザーなら2002は不良で、1999は良年なのは知ってるはず(あれ、私だけ?)。なのに何故2002を出し、1999を出さないのか?
グラス一つで飲めというなら、せめて水ぐらい用意してよ。
フラッグシップワインのシャトー十勝は何故出てこない!!

アトラクションではオールドビンテージのオークションがありましたが、う~ん、どうでしょう。今回の参加者の年齢層は結構高く、きっとお金持ちの方が多かったのでしょう。なんかバブリーで楽しくなかったです。197○年のセイオロサムがグラス一杯3000円で落とされました。う~ん、3000円ねぇ。近くの方が競り落としたので、ありがたいことに味見をさせていただきました。う~ん、3000円ねぇ。私には価値がわかりません。
しかもこのカビだらけでラベルも形もないボトルを欲しいという人や、ボトルの底にたまった澱が欲しいという人までいるんですよ。
私からしてみるとクレイジーです。本当にバブル時代のようです。
オークションを否定はしませんが、それより飲みたいと思った人がちゃんと購入して飲めるような販売システムを作って下さいよ。あるのはわかってるんですから。

パンフレットには
「十勝ワインをもっと知ろう!!」
「十勝ワインの魅力を伝えよう!!」
「十勝ワインの輪を広げよう!!」
それはわかります。でもこれじゃぁ無理でしょう。

来年はきっと参加しません。
十勝ワインの美味しさを、どうも十勝ワインの人たちがわかっていないような気がしてなりません。
アムレンシス、清見、山幸、清舞、それらのブレンドのシャトー十勝は本当に良いワインだと思います。へたなピノより断然美味しいです。しかし美味しくなるには長い年月が必要ですし、しかもビンテージの影響を強く受けます。それを自分の舌で確かめて、それぞれのワインの特徴を知る機会が私としては欲しいですし、それと肉料理とのマリアージュを確かめることが十勝ワインの魅力を知ることになると思います。
私は幸運にも当ワインクラブ帯広部員であるアムレンシスさんのおかげで、それを確かめることができます。
しかし、今の販売・宣伝の方法では一般の方には無理でしょう。ですから輸入ワインを使っている安マズでどこでも買えるトカップ=十勝ワインの味、となってしまうのです。

安井さん、このままでいいんですか?
これからに期待してます。

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コメント

最近の小生のエントリーで書いたような旧態依然な価値観が、、、。
アマさんの悔しい気持ちが分かります。(涙)

小生が十勝さんを敬遠しているのはその様なところがあるからで、赤中心なラインナップでしたら尚更考えて考え出さない限り先が見えてます。その点、北海道ワインさんは真剣です。(売れ筋や新酒で資金回収が早くても、手抜き無し!)明日、都内の百貨店の物産展に出ている阿部ソムリエ様を捉まえる予定(笑)です。(本当に、熱心なプロモーションです。お手本としか言いようが無いです。)

頑張れ、池田町ブドウ・ブドウ酒研究所!
丸谷町長の心を忘れるないで。そして、もっと道外で勝負しましょうよ!

投稿: おっくー | 2007年9月21日 (金) 21時49分

おっくー様
ありがとうございます。
この悔しさ、きっとわかっていただけると思っておりました。
実はこの会に出る前に、営業の方とメールで激論を交わしております。ですが、生産者と消費者との哲学があまりにも違い過ぎ悲しい思いをしました。
トカップには輸入バルクワインが使われています。そのことはラベルに明記してあります。でも、それをちゃんと読まない消費者が圧倒的に多いです。「これは池田で造られたブドウでできている」と思いながら飲んで、ラベルをよく見たらビックリ!しかも不味い!そういう方は実に多いんです。結果十勝ワインから離れてしまうのです。良いワインがあるのに。それを全くお役所の人たちはわかっていません。リアルワインガイドの最新号を読んだら「輸入バルクワインを混ぜておきながら国産というのが当たり前になっている」という内容の記事がありました。それを考えるとまだ、まだ十勝はましなのかな?と思うことで自分を慰めることしか出来ません(苦笑)。
道産食材の信頼は地に堕ちています。こんな時だからこそ、自主的に積極的に情報公開をして欲しいのです。「安価で安定したワインを提供するためには輸入ワインを使わざるを得ない」それは利潤を考えれば仕方がないことかもしれません。ですが、それだったらきちんと胸を張って「○○産ブドウ」と国の名前・品種を公開して欲しいものです。
2009年にいよいよ独自品種の白が誕生します。山幸の白です。この栽培が安定すれば、もはや池田ブドウ・ブドウ酒研究所の役目は終わりだと私は思います。どこかのきちんとした企業に買い取ってもらいたいです。

投稿: アマ | 2007年9月21日 (金) 22時22分

私自身、国産ワインに漂う閉塞感を打破したい!という考えの下、ささやかだけれども自分なりの主義主張を世に問うて、磨きをかけて行きたいというのがBlogの立ち上げに際しあったのです。(後は、故郷大阪のワインをもっと見つめて欲しいという個人的なものも正直ありました。)

でも、今は故郷のを軸に、いろんな日本のに接し考えが徐々に変わってきました。あの格言はその過程で産まれたのです。
勿論、今でも大阪のワインを愛する心は今でも一番です。でも、それと同じぐらい日本の真摯な造り手のを愛してます。
まだ、十勝の件に対する答えにはなってませんが、「忌憚の無い事実」を少しでもちゃんと伝えたい。
それが、今のボクに言い聞かせている事です。

投稿: おっくー | 2007年9月21日 (金) 23時08分

おっくー様
ありがとうございます。
私は国産ワインは道産のみですが、同じように真摯な造り手を応援していきたいと思います。なんだかんだ言っても、こういう意見交換が出来るんですから、やっぱりワインは楽しいですね!

投稿: アマ | 2007年9月22日 (土) 07時42分

残念な会ですね。せっかく十勝ワインを知ってもらういい機会なのに。

投稿: ナカツカ | 2007年9月22日 (土) 12時21分

ナカツカ様
お疲れ様です。
お金持ちのおじ様おば様相手じゃなく、普通に飲食店・販売店対象に試飲会やってくれたらいいのになぁ~、と思います。それでもきっと、道産ワインの夕べと同じように良いワインは出さないと思いますけどね(苦笑)。
今日は天気が良いので畑に行ってきます!

投稿: アマ | 2007年9月22日 (土) 12時35分

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