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2007年7月23日 (月)

葡萄作りの匠 藤本 毅 レンベルガー 2004

北海道ワイン社が契約している余市ブドウ栽培農家のうち、「葡萄作りの匠」と呼ばれている生産者が二人います。北島秀樹さんと藤本毅さんです。この二人が造ったブドウから造られたワインはそれぞれの名前が付けられたシリーズとして販売されています。北島さんはツヴァイゲルトレーベ(赤)とケルナー(白)、藤本さんはバッカス(白)とこのレンベルガー(赤)がラインナップされています。両者の実力は過去に白ワインで確認済み。今回は初の赤です。レンベルガーは以前に2003鶴沼シリーズを飲んでいますが、あまり良い印象はありません。 ですが、そこはやはり藤本さん。期待が膨らみます。
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産地:北海道 余市町

ブドウ:レンベルガー

色:うすい紫がかったガーネット

香り:枯れ木、タバコ、スモーキー

味:まず軽いブドウの甘味を先に感じ、その後丸い酸味が現われます。タンニンは強くはないですが、しっかり主張し渋味もちゃんとあります。徐々に酸味が塩気に変化し、シソのニュアンスも出てきます。ステンレスなのですが、どことなく樽の風味もあるような…。土っぽさもあります。イタリアワインだとカンノナウに近い印象です。余韻もそこそこ長いです。ライトボディに近いミディアムですが、凝縮された果実味が凄い!時間が経つにつれ酸味が薄くなりそこが少し物足りなさを感じましたが、北海道ワイン社の赤では間違いなく一番の出来でしょう。期待していましたが、ここまで美味しいとは。さすが匠!

値段;1911円

仕事で余市へ行く機会はあるのですが、なかなか畑を見る時間がありません。一度見てみたいです。塩気を感じたので、きっと日本海の潮風を受けて大切に育てられたブドウなんでしょう。今出ている鶴沼レンベルガーも同じビンテージで同じ値段ですので違いをもう一度確かめたくなりました。甘めのタレのジンギスカンにはいいかもしれません。道産赤ワインの選択肢が増えました。ただどこでも買えるというワインではないのが残念。
ちなみにこの品種はハンガリーの土着品種で現在はドイツとオーストリアで栽培されています。レンベルガーはドイツ語名でオーストリアではブラウフレンキッシュという名前です。これを訳すと「生き生きとしたヨーロッパのおじさん」という意味だそうです。北海道のおじさんもこれを飲んで生き生きしましょう!

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コメント

 「匠」シリーズは私も飲んでみたいと思っている地元ワインのひとつです。藤本さん、アマさんの感想を読んで、ますます飲みたくなりました。値段も手頃だし、今度、買ってみようと思います。
おっしゃる通り、鶴沼のレンベルガーは「フツー」ですね。

投稿: キャンティファーム | 2007年7月23日 (月) 17時25分

キャンティファーム様
いつもありがとうございます。
口に含むまでは「薄苦酸っぱい」を想像していました。色も薄めですし。ところが良い意味ではずれたので、驚きました。月浦ドルンフェルダーを彷彿させる濃さです。是非お試し下さい。北海道ワイン社は鶴沼とこの匠だけでもういいんじゃないですかね(笑)。

投稿: アマ | 2007年7月23日 (月) 21時58分

ブラウフレンキッシュの訳は面白いですね。
匠・藤本さんにはトロリンガーもぜひ育てていただきたいです。

投稿: 副部長 | 2007年7月25日 (水) 00時35分

副部長様
そうですね。ただ余市に合うかどうかでしょうね。藤本さんのバッカスが飲みたくなりした。

投稿: アマ | 2007年7月26日 (木) 22時58分

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