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2007年5月 5日 (土)

VILLA MATILDE FALERNO DEL MASSICO 2003

ヴィッラ・マチルデのファレルノ・デル・マッシコという赤ワインです。このワイナリーの創始者は弁護士で、古代ローマの研究にも熱心な人だったそうです。その研究で古代ローマの詩を読んでいるうちに最上の美酒として讃えられている“ファレルノ”というワインの名に出会います。ですがその時にはもうすでにファレルノは生産されていませんでした。すると彼はなんと自分でこのワインを復活させることにしたのです。そしてマッシコ山脈の麓にある畑で栽培されたブドウで見事造り上げたのがこのワインです。もの凄い情熱です。もちろんこれが本当のファレルノの味かどうかは確かめる術もありませんが、ラベルを見て古代ローマ時代へ思いをはせながら楽しみました。

Falerno_del_massico03









産地:イタリア カンパーニャ州

ブドウ:アリアニコ 80%、ピエディ・ロッソ 20%

色:グラスの底がかすかに透けて見える黒みがかった濃いめのルビー

香り:ベリー系、わずかにハーブ、樽

味:抜栓直後は薄い果実味に苦味と樽香が強調され、酸味はその陰に隠れてました。それが30分過ぎからどんどん開いて、バランスが良くなります。果実味が豊かになり、その分苦味は控えめになり、後半から酸が前面に出てきます。タンニンは軽いのですがそれなりに渋味も楽しめます。アリアニコのスパイシーさも感じられ、余韻もそこそこ続きます。個人的にはもうちょっと凝縮感が欲しいですが、値段を考えれば十分な味わいです。フルボディ寄りのミディアムボディです。今回はサガリ(ハラミ)の焼き肉に合わせましたが、脂身の少ない肉との相性は良かったです。脂のうま味を上手く引き出してくれます。和牛の脂が多い肉だと酸味が力不足かもしれません。

値段:1848円

実家で飲んだ2本目。本来ならもう少し早く開いてもよさそうなワインなのですが、今回はグラスがあまりにも小さすぎました。これからはグラスも持参しないと。あっ、買って置いておけばいいのか。 ラベルの絵ですが、古代ローマ人が何かを担いでいます。なんだろう?醸造タンク?ファレルノを飲む時の食事はどんな感じだったのかぁ?やっぱり肉?う~ん、私も古代ローマ人の生活について勉強してみたくなりました。

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コメント

ラベルの絵を見ながら、当時に思いをはせるのもいいですね。
アリアニコ久しぶりに飲みたくなってきました。
脂の入った和牛との組み合わせ、難しくもあり、面白くもありですね。
頭の中は「十勝牛と清見」でいっぱいになりました。
想像していたら、時間に関係なくお腹すいてきたような…(苦笑)

投稿: 副部長 | 2007年5月 9日 (水) 01時28分

副部長様
ただ単に「肉だから赤ワイン」じゃダメなのがよくわかりました。
普段アリアニコを自宅で飲むこともなかなかありませんので良い勉強になりました。
ちなみに、これは川頭さんのオススメワインです。
それにしても…、
清見ファミリーと十勝牛のマリアージュ、私の舌と脳に強烈に焼き付いてますよね。

投稿: アマ | 2007年5月 9日 (水) 20時22分

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