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2007年3月21日 (水)

Monchiero Carbone Sru Roero Nebbiolo 2003

またまたモンキエロ・カルボーネのスルー・ロエロ・ネッビオーロです。スルーは畑の名前で、ロエロはピエモンテ州の地区の名前、ネッビオーロはブドウの名前です。つまりロエロ地区にあるスルーという畑で栽培されたネッビオーロで造られたワインです。ネッビオーロと言えば、バローロにバルバレスコというワインが有名ですが、これらはピエモンテ州のランゲ地区で栽培されたネッビオーロから造られます。このランゲ地区と比べるとロエロはまだまだ無名な地区で、同じネッビオーロから高品質なワインを造っても、バローロやバルバレスコに比べると値段は全然安いです。これは消費者にとっては大変ありがたいです。バローロなんて、そう気軽に飲めませんから。
Monchiero_carbone_sru03







産地;イタリア ピエモンテ州 ロエロ地区

ブドウ:ネッビオーロ

色:やや赤味がかったガーネット、かろうじてグラスの底が見えるくらいの透明度

香り:抜栓直後はインク、タール、タバコ、アルコール。時間とともにベリーが前面に。

味:抜栓直後は甘味と苦味と硬いタンニンがバラバラでしたが、徐々にこなれ、1時間くらいで凝縮された果実味の甘さにやや焦げたような苦味と柔らかい酸味がまとまってきます。タンニンは最初よりは滑らかですが、まだ多少ざらつきます。とにかく甘~い!ネッビオーロってこんなに甘くなるんですね。初体験です。果実味の甘い部分がもの凄く強調されています。苦味とタンニンがそれを包み込み、最後に酸味で締めようとするのですが、ちょっと締め切れず。これもまた好みですが、もう少し酸味が欲しかったです。余韻でも穏やかな酸味と甘味が続き、その中に樽の内側をかじってるかのような(かじったことはありませんよ)木の味がいつまでも口に残ります。私にはこれがバローロと言われたら多分疑いません。ネッビオーロワインをこの値段でここまで楽しめるなら大満足です。

値段:3300円

この過熟な感じはビンテージのせいなのでしょうか?和牛のステーキでは脂の甘味とマッチしますが、ベタベタ感は流し切れませんでした。やはり和牛には酸が少々強めの方が合います。
なんせバローロは高すぎますから、ずっとこのままの値段でいてほしいものです。ネッビオーロは偉大なブドウには違いありませんが、もう少し身近な存在になって欲しいです。そういう意味でもロエロ、期待大です。
最後の1杯でグラスを見たら、なんと、底に果皮が残ってました。最初澱かなと思ったのですが、手にとってみると明らかにブドウの皮です。樽からビン詰めする時は無濾過なんでしょうか?初めての経験だったのでちょっとビックリ!しました。
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コメント

ロエロと聞くと「ロエロ・アルネイス」を想像してしまいます。
私の頭の中では、ロエロ地区=白ワインでした。
ランゲ地区とも川を挟んでお隣だったとは。
やはり、私には地図が必要です。

ネッビオーロから作られるワインを飲んで、甘い感じがするというのは意外でした。
ワインも飲みたいですが、一度ネッビオーロを一粒かじってみたいです。

投稿: 副部長 | 2007年4月 4日 (水) 01時08分

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