« 山幸 1999 | トップページ | アムレンシス 1999 »

2007年1月23日 (火)

清見 1999

我々ワインクラブのメンバーにはもうすっかりお馴染みの清見です。この1999は去年夏のキャンプで白老牛のBBQと合わせてます。その時の感動は今でも焼き付いてます。

十勝ワイン=山ぶどうというイメージが広く滲透しているため、この清見も山ぶどうの一種と勘違いされることがあります。実は清見はセイベル13053のクローンなんです。山ブドウの血は一切混ざってません。この清見は耐寒性があるものの、池田の酷寒には耐えられません。それでも何とかしてこのブドウを育て、ワインを造りたい!という強い気持ちと人間の英知が培土という方法を考えだしました。冬の間は樹を横に倒し土をかけて埋めてしまうのです。そして春にはその土を除きます。こうやって池田の厳しい寒さを乗り越えることができるのですが、なんせ手間がかかります。ですので池田の農家の方もあまり造りたがらず、生産量が上がりません。そこで、培土しなくても池田の寒さに耐えられる品種を造り出す試みがなされ、先の山幸、清舞が誕生したのです。

苦労して生まれ育った十勝ワインの母親です。
99_2_1










産地:北海道 池田町

ブドウ:清見

色:中心部がやや茶色っぽく、エッヂがオレンジがかったクリアなルビー色

香り:ベリー系、バニラ、やや樽

味:残念ながら1本目はコルク臭が付き、本来の味わいではありませんでした。それでも空け、気を取り直して2本目へ。こちらはとても状態が良かったです。
酸味はやはり強いものの刺さる感じはなく丸みを帯びています。果実味はやや薄いですが、苦味や軽い渋味、樽の香りが複雑に絡み、良い味を醸し出します。ただ山幸99の後でしたので、ちょっと物足りなさも。優しい、でも力強い肝っ玉母さんです。

値段:2566円(ただし2002ビンテージ)

もちろんこれも十勝牛には文句なくあいます。2002と比べたら断然香りも味も良いです。でもなかなか手に入りませんからねぇ…。1991を飲んでみたいなぁ。2004も良いビンテージです。お目にかかれるのは来年。楽しみです。
さぁ、10年目となる今年、1997を開けますか!

|

« 山幸 1999 | トップページ | アムレンシス 1999 »

北海道(十勝ワイン)」カテゴリの記事

コメント

ラベルが長く眠っていたことを物語っていますね。
地元の牛に、地元のワイン。素敵な組み合わせです。
考えたら体が欲しがってしまい困ります。
今は1999どころか、清見も手に入らないところにいるのが辛いっ。
1997を開けるの、楽しみにしています!

投稿: 副部長 | 2007年1月23日 (火) 23時03分

副部長様

帰ってきたら開けましょう!肉を用意しないと。もちろん開けるのは副部長の97ですよ(笑)。

投稿: アマ | 2007年1月23日 (火) 23時11分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/140724/5046968

この記事へのトラックバック一覧です: 清見 1999:

« 山幸 1999 | トップページ | アムレンシス 1999 »