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2006年11月12日 (日)

第3回十勝ワインバイザー認定試験

11月11日(土)に第3回十勝ワインバイザー認定試験が行われ、私と副部長、帯広部員のO君、計3名で受験してきました。
この資格は池田町ブドウ・ブドウ酒研究所(十勝ワイン)がオリジナルの呼称認定試験として一昨年より行っているもので、合格者すなわち十勝ワインバイザーは現在88名いるそうです(詳細は十勝ワインホームページ)。
北海道のワインを愛する者として昨年度も受験を考えたのですが、日程が合わず断念。
今回はいよいよ満を持しての受験です!
その様子をご報告します。

10日(金):前日
この試験は筆記試験とテイスティング試験があり、筆記試験の過去問はホームページで公開されているため、その問題を読み、まずは試験対策用資料を作成。それがおよそ試験1ヶ月前。作ってはみたものの、はやりしっかり勉強しないと解けない問題とわかり、真剣に勉強しようと思うが仕事が忙しくなかなか手が付けられず。前日にかけることに。

試験は11日の10時受付開始なため、前日仕事を終えそのままJRで帯広のO君宅へ。この時点でついたのが21時。食事をしながらまずはテイスティング試験対策を開始。
写真はO君が揃えてくれた十勝ワインの数々。
Photo_1





左からセイオロサム(赤)、清舞、山幸、アムレンシス、清見、シルペーク
その他にセイオロサム(白)、トカップ(白・赤)もあり。
本当に凄いラインナップ。ただただ感謝!
しかも一緒にいただいた料理も、十勝の食材を使ったこれまた凄く美味しいものばかり。
O君の奥様にも大感謝!

23時に副部長も到着し、本格的に試験対策開始。
おかげで上の6本は私はブラインドで当てることができるようなった。
筆記試験の方も問題やポイントを4人(O君の奥様を含め)で声にしながら勉強。
2時過ぎに就寝、副部長はさらに3時まで自主トレ。

11日(土):試験当日
朝7時半に起床。帯広名物「インディアンカレー」をいただく。札幌ではスープカレーが流行だが、こってりルーのこの味わいこそが本当のカレーなのである!美味い!
朝からとてもいい気分で池田町へ向かう。向かう途中のJRでも各自資料を眺めながら勉強。

池田町に9時半ごろに到着し駅から徒歩で会場となる田園ホールへ。
Photo_2








受付開始までまだ少し時間があるため、ここでもまた資料を眺めて勉強。
10時に受付開始。合格したらもらえる認定証用の写真撮影を済ませ、会場内へ入る。
午前は講習、午後に筆記試験とテイスティング試験。
まず10時半から12時まで十勝ワインについての講習を受ける。
内容は事前に資料で勉強していたため、理解はできた。おそらくこの講習を受ければ半分以上は点数が取れると思う。
”試験のため”ではなくても、池田町がワインを造るためにどれだけの人がどれだけの苦労をしてきたのか、とても勉強になった講習であった。

12時から13時15分まで昼休み。お弁当を3人で食べ、試験開始まで各自席に着き勉強。この時はとても集中できた。もう自分の中ではやれることは全てやった。

13時15分。いよいよ試験開始。基本的な出題内容は過去と比べてそう大きな変化は
ない。だが出題形式は今年は記述が少なく、選択問題が増えた。例年あった最後の設問「十勝ワインを一つ選んでそれを紹介しなさい」という作文がなかったのがちょっと意外だった。十勝ワインに対する熱き思いをそこで書く予定だったのだが。
勉強してもわからなかった問題がいくつかあったが、8割以上は自信を持って解くことができた。1時間で筆記試験は終了。

次にテイスティング試験。会場後ろに設けられたテーブルに3つのワインが並ぶ。その3つを全員でテイスティングし、その後各自席へ戻り、出された1つのワインがその3つのうちどれかを答え、という試験である。
Tasting





出されたワインは清見、清舞、ツヴァイゲルトレーベの3つ。
清見と清舞は予想通りで昨夜しっかり勉強した(はず)。ツヴァイは昨夜のラインナップから外していたたので完全のノーマークだった。
これは難しかった。
ツヴァイは薄いルビーレッドでベリーと樽の香り。
清見はツヴァイより若干濃いめのルビーレッドで、私の嫌いな動物臭とオイルの香り。
清舞は中心部が黒みがかったクリアなルビーレッドで、香りは一番弱いが若干甘い香り。
味ではツヴァイが一番苦味が強く、清舞が酸味が弱かった。
私の中で明らかな違いはこれだけであった。3つを比べればすぐわかるが、どれか1つとなると自信がない。
そして席へ戻り、席に置かれたグラスに入ったワインをテイスティング。
色と香りの段階で私は清舞と判断した。時間が経っているせいか、味だけでは正直わからなかったが、さほど強くない酸味でやはり清舞と判断した。

終了後、いろんな所で「清舞」「清見」「難しかった」という声が聞こえてきた。本当に難しかったと思う。清舞の母系は清見なので、さほど両者に大きな違いが感じられない。

会場を出たところに早速正解が貼り出されていた。
テイスティング試験の正解は「清舞」。
よかった。
筆記の方も確認したところ8割は正解していた。配点がわからないため、点数はわからないが…。

合否に通知は今週金曜日までに自宅に送られてくる。
ドキドキな1週間である。

結果は別として、とても楽しい1日だった。O君夫妻には本当にお世話になり、改めて感謝申し上げたい。
また素晴らしい土地と人の情熱が素晴らしいワインを造る、ということが本当によくわかった。
北海道に産まれたことを誇りに思いながら帰宅した。

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ワイン関係イベント」カテゴリの記事

コメント

試験、終わりましたね。
お疲れ様でした。

思うように受験勉強が出来なかったのですが、前日の合宿はすごかったです!
ワイン、十勝の食材を使ったお料理(ありがとうございました)。温かい仲間との口頭試問などなど(笑)。
おかげで、試験では合宿効果で解けた問題がたくさんありました。

テイスティングは難しかったです。緊張もしました。
私も答えを決めたポイントは色と酸のニュアンス。
合宿でのブラインド練習、清見の印象が残っていたので、助かりました。

仲間がいたから頑張れた、心から感謝の気持ちでいっぱいです。
部長、Oくん、奥様、どうもありがとうございました。
そして、天候や景気に左右されず、ワインをつくり続け、新たな挑戦にも挑まれている池田町の皆様にも敬意を表します。
いろんなことに気付かせてもらった、今回の受験でした。

投稿: 副部長 | 2006年11月12日 (日) 16時08分

 こんにちは。
十勝ワインバイザーっていう資格、初めて知りました。日記を拝読し、面白そうに感じましたが、それ以上にみなさんでの試験対策が素晴らしいですね。手作り十勝料理も読みだけで美味しそう(^^);。
 実は本日、「北海道食材認定制度」のワイン官能検査に参加してきました。出されたワインは1種のみで、valltelinaさん情報によれば「十勝ワイン」だそうです。私はそんなことも知らずにテイスティングし、色合いや香り・味わいから「酸っぱいけど、どこかのピノかな」と思ってましたが、アマさんの日記を拝読すると、もしかしてツヴァイ?かなとも。でも、ツヴァイをわざわざ樽で1年も熟成しないよな・・・。
 十勝ワインは、奥が深そうですね。

投稿: キャンティファーム | 2006年11月13日 (月) 16時18分

副部長様
お疲れ様でした。
果報は寝て待ちましょう!
ダメでもまた来年受けましょうね!

投稿: アマ | 2006年11月13日 (月) 18時10分

キャンティファーム様
いつもありがとうございます。
「北海道食材認定制度」は北海道フードマイスターとは別ですか?そちらも興味があります。ワインもあるんですね。
キャンティファームさんのコメントから察するに、おそらく清見じゃないかなぁ。でも私も1種類だけだと全く自信がありません。
ツヴァイも樽で1年熟成してます。池田町のブドウは完熟が難しいので風味や味わいが弱くなりがちです。それを樽で補ってるので、樽には相当こだわりがあるようですよ。
100年構想ですが、自前でミズナラの森林を育てその木で樽を造るそうです。道産のブドウと道産の樽でワインを造る、とてもいい夢です。
清舞種、山幸種はオリジナル交配品種で農水省にも登録されています。この品種が誕生するまでにどれだけの苦労があったかを知ると嫌でも応援したくなりますし、大事にしたくなります。
お役所なので宣伝は下手ですけどね(苦笑)。

北の大地のブドウ達に乾杯!

投稿: アマ | 2006年11月13日 (月) 18時11分

先日はお疲れ様でした。
あっはじめまして!アムレンシスと申します。
前日の帯広合宿をはじめ、試験当日ととても楽しい時間を送れました。
ありがとうございます。
試験結果は気になりますが、もういいですよね。
結果はどうであれ、十勝ワインのことをはじめて勉強し、歴史や製造法などを知ることができ、今まで以上に十勝ワインが気になる存在になりました。
これだけで十分です…
大切な仲間との思い出もできましたしっ!!!
来年も帯広合宿をしたいですが……
いや、受かっても来年も帯広合宿をしましょう!!
楽しみにしています!!

あっ妖怪ポロトさん、来年一緒に受けませんか?
旅行をかねて!!

投稿: アムレンシス | 2006年11月13日 (月) 20時32分

アムレンシス様
いや~、本当にお世話になりました。
お父様からも「昔はロゼをポリタンクから出して飲んでたんだよ」というお話も面白かったです。山梨の勝沼は一升瓶、池田はポリタン、それだけ地域の人たちにとって身近な存在なんでしょうね。あとは品質…。
頑張って応援しましょう!

妖怪ポロトさん、来年受けて下さいね。

投稿: アマ | 2006年11月14日 (火) 20時57分

試験今年も受けたかったです・・・でも仕事が・・・合宿が楽しそうでうらやましいです。
来年は是非受けたいです。旅行をかねてですよね。
関東では十勝ワイン飲めますかね?1年かけて勉強しようかな・・・みなさん宜しくお願いします。
アムレンシスさん来年も一緒に受けてくださいね☆
では今晩は芋焼酎で。

投稿: 妖怪ポロト | 2006年11月17日 (金) 12時46分

妖怪ポロト様
勉強用の十勝ワインはちゃーんとアムレンシスさんが送ってくれますよ!
「今月の課題:清見1999」
なんて感じで。
試験会場にいたスタッフもボランティアのバイザーさん達らしいです。
もしかして来年は、試験会場係として行くことになるかもしれません。
その時はアムレンシスさん、またお世話になります!

投稿: アマ | 2006年11月17日 (金) 18時03分

それ良いですねー是非よろしくお願いいたします。しらすとあじのお土産を持って、十勝に降り立つ日、楽しみにして頑張ります☆

投稿: 妖怪ポロト | 2006年11月19日 (日) 20時43分

妖怪ポロト様
十勝ワインに合わせるなら、アジじゃダメです。葉山牛です!地元神奈川でもなかなか食べられないんですよ。よろしくお願いします!

投稿: アマ | 2006年11月19日 (日) 20時49分

いやいや~
今から来年が楽しみですね!
十勝ワインはいつでも用意しますので遠慮なく言って下さい。
先ほど、にっくき清舞を飲みました…やっぱり旨い。十勝ワイン最高!!
妖怪ポロト様、一緒に来年に向け勉強しましょうねっ。
ではアマ様、妖怪ポロト様、大人の修学旅行でのお越しをお待ちしています。

投稿: アムレンシス | 2006年11月20日 (月) 22時00分

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