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2006年10月 7日 (土)

山﨑ワイナリー バッカス 2005

札幌から車で東・やや北へ30分ほどのところにある三笠市。もともと炭坑で栄えた街でしたが閉山してからは農業中心の町です。そこで4代にわたって農業に従事されてきた山﨑さんが一家で経営しているワイナリー、それが山﨑ワイナリーです。初リリースは2002年とに始まったばかりですが、北海道では珍しいシャルドネやピノ・ノワールの栽培に力を入れてます。是非頑張って欲しいです。
今回はバッカスです。
同じ空知管内の鶴沼と一緒に飲んでみました。
山﨑さんの哲学、三笠のテロワールを感じることができるでょうか。

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産地:北海道 三笠市

ブドウ:バッカス

色:限りなく無色にちかい緑。鶴沼バッカスよりも薄い

香り:グレープフルーツのような柑橘系。ちょっと弱い

味:ややまったりとした強めの甘味に続いて、これまたやや尖った酸味があります。余韻でも酸味は続きますが長さは短いです。苦味は感じません。甘味と酸味が突出してますが、ボディは鶴沼よりとてもふくよかです。温度は低めがいいと思います。多分、これはあと2、3年は寝かせた方がいいのかもしれません。ポテンシャルは高いと思いますので今後に期待大です。

値段:2100円

私の中のバッカスは北海道ワインのバッカスで、そのフローラルな香りが特徴なのです。それと比べると山﨑さんのはバッカスじゃないみたいです。むしろミュラーに近いかも(バッカスの片親はミュラーですし)。畑の位置を考えると鶴沼とさほど気候の違いはないと思いますので、両者の味わいの違いは苗木や土壌の違いから来ているのでしょう。なんとなく山崎さんの畑の方が粘土質なのかなあ、なんて勝手に想像してます。
あ~、やっぱり畑に行きたい!
ちなみにラベルの花の絵、家族の指紋なんですよ。なんとなく心があったまります。

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北海道(山﨑ワイナリー)」カテゴリの記事

コメント

私も北海道ワインのバッカスしか知らないので、こちらのワインは別物のように感じました。甘さが強く、我々の女性部員もきっと好むだろうな。
同じバッカスで「甘口」や「中口」になるのは、気候や日照時間の影響なのでしょうか?ブドウの不思議はつきません。

投稿: 副部長 | 2006年10月 8日 (日) 02時19分

もちろんブドウの糖度の影響もありますから、その糖度を決める気候・日照時間は大きく関与します。ですが、辛口に仕立てるか甘口にするかは発酵の方法・期間で決まると思います。

投稿: アマ | 2006年10月 8日 (日) 11時18分

なるほど、発酵の方法・期間ですか。ワインの醸造方法についてもっと学んでみたいです。知れば知るほど楽しくなります。

投稿: 副部長 | 2006年10月 9日 (月) 22時57分

 アマさん、こんにちは。TBありがとうございました。
 山崎ワイナリーの土壌、やはり粘土質だと思います。行った日の2日前にはけっこうな雨が降っていたはずなのですが、歩くとふわっと沈む感じがしましたし、畑の下側にあった明渠の溝を見ると、赤土に近い感じです。
 対して鶴沼は、アマさんもご存じかと思いますが、赤土でも相当の赤さ、つまり鉄分が多いんです。「テラロッサか?」と思うくらい(笑)。そして、表面から1~2メートルくらい下は「礫」が多かったですね。ちょうどパイプライン工事をしていて、土を掘り返していたので良くわかりました。
 その土の差が、バッカスの味の差なんでしょうか。私は山崎のバッカスはまだ飲んでないのですが、鶴沼のバッカスは、おっしゃる通り香りがとても華やかで、同じ鶴沼のトラミーナ(ゲヴェルツト)よりも芳香が強いくらいでした。
 山崎のバッカス、飲んでみないと。

投稿: キャンティファーム | 2006年10月15日 (日) 16時56分

キャンティファーム様
コメントありがとうございました。
しっかり土を見ているところ、さすがキャンティファームさんですね。詳細な情報、とても嬉しいです!
土壌とブドウの関係についてはまだまだ勉強中ですが、明らかにその影響はあると思います。赤い粘土質の土壌が山﨑バッカスのふくよかさを、赤土の下にある礫が鶴沼バッカスのミネラル感を出しているのかもしれませんね。
そう考えるだけで楽しくなります。
ワインを口にするだけでその土地を感じることができる、早くそうなりたいものです。
今後もよろしくお願いします。

投稿: アマ | 2006年10月15日 (日) 19時53分

こんばんは。
山崎ワイナリーのバッカス2005、私もきのう飲みました。驚くほどに透明に近く、香りも弱めで、正直「?」でした、私は。おっしゃる通り、あと何年か寝かすべきワインなのかも知れませんが、香りのインパクトが弱すぎな気がします。
私も鶴沼のバッカスを少し前に飲んだばかりなので余計にそう感じたのかも知れません。
 まだ樹が若すぎるんでしょうかね・・・。

投稿: キャンティファーム | 2006年11月 2日 (木) 21時02分

キャンティファーム様
コメントありがとうございました。
飲まれましたか!
鶴沼の香りが良すぎましたね(苦笑)。
北海道で造られる白ワインはほとんどがステンレスタンクのみで、フレッシュ感重視です。ですが、イタリアの白を飲んでると同じステンレスタンクのみでも「これ樽?」と思わせるようなボディがしっかりしたものにも出会います。
樹齢が若いというのはこれはどうしようもない要因ですので、我々が気長に応援しながらら飲み続けるしかありません(笑)。
いつか「鶴沼はフレッシュで山崎はふくよか」という違いが明確になるように期待しています(どう思われてるか山崎さんに聞いてみたいです)。
鶴沼に限らず北海道ワイン社最大の欠点は私はコルクにあると思ってます。今のコルクでは3年以上寝かせるとコルク臭がワインについてしまいます。ですから保存するときは私はセラーではなく、冷蔵庫で立てて保存しています。そういうこともあり、私の中では早めに飲むべきワインという位置づけです。
そうじゃない白ワイン、それを山崎さんには期待したいですし、その可能性は飲んで感じました。
今後に期待ましょう!

投稿: アマ | 2006年11月 5日 (日) 08時59分

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